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FANATECがCORSAIRに買収された場合のユーザーに与える影響と予測|MASK|ブログ

FANATECのブランドを経営している会社Endor AGのお話です。少し前は50%の株を持っているのに、Endor AGの社長が投資銀行の意向により社長が解任され、現在は新たなCEOがEndor AG(FANATEC)を経営しています。そして、現在はCORSAIRによる買収の交渉中とEndor AG(FANATEC)のプレスリリースで発表している段階です。

FANATECのサイト↓

Fanatec

過去にまとめた記事↓

そして、Endor AG(FANATEC)は6月3日に以下のプレスリリースを出しています。要約すると、Endor AG(FANATEC)側は、上場廃止に向けて動いているとのことです。これは、前々からプレスリリースされていたCORSAIRによる支援を受けつつ企業を再編していくという計画の流れに乗っていると考えられます。これにより50%の株を持つ創業家だったり、FANATECの将来性に対し投資していた人たちの株価は0円になるわけです。

StaRUGによると、Endor AGは再編計画を発表した。

ランツフート、2024 年 6 月 3 日– Endor AG は本日、ドイツの企業安定化および再編枠組みに関する法律 (StaRUG) に従って、ミュンヘンの地方裁判所である再編裁判所 (「裁判所」) に再編プロジェクトを通知しました。

包括的な検討を行った結果、融資銀行は、他の再編提案は破産の脅威を回避するのに適切ではないと判断し、支持しないことを決定した。

すでにお知らせしたとおり、再編計画には銀行による部分的免除と完全な資本削減が含まれており、これにより現在の株主は補償なしで同社を離れ、Endor AG の株式は公開市場から上場廃止されることになります。

Endor は、法的要件に従って、プロセスの今後の進捗について資本市場と一般市民に通知します。

通知者:
マティアス・コッシュ、CFO

https://endor.ag/2024/06/03/endor-ag-notifies-restructuring-plan-according-to-starug/?lang=en

FANATEC製品はもう発売されなくなるのか?保証はなくなるのか?

CORSAIRは、レーシングシミュレーター業界に進出するため、FANATECを買収を計画しています。それを見越してか最近、レースSIM用のコクピットを発表。

5/8のFANATEC側のプレスリリースでは

再編の一環として、CORSAIRはEndor AGを完全に引き継ぎ、対外債務なしで会社を安定させるのに十分な財源を提供する予定だ。 Endor は現在、約 7,000 万ユーロの外部銀行債務を保有しています。

と、発表。そのまま、商品やその保証も引き継がれるのだとは思いますが、僕には何も断言する材料はありません。

FANATECロゴの未来は?CORSAIRロゴになるのか?

個人的には、FANATECのロゴは変わらないと思っています。2020年ごろより、GTやWRCで各種レースで広告を出し、FANATECのロゴをばら撒きまくり、レースSIMそして自社ブランドの認知度をある程度上げたと思われます。

せっかく積み上げたFANATECに対する広告費や認知度を放棄してしまうのは、もったいないので、これは現状維持するのでは?と思います。(個人的にはそう思うだけで、どうだかわかりません)

https://www.gt-world-challenge-asia.com/

FANATECの販売方法や配送はどうなるのか?

現状、FANATECの新品は日本用の公式ページのみで購入が可能で、大田区の倉庫から日本郵政によって配送されています。在庫さえあれば僕の経験上大体、翌営業日あたりには発送されているようです。

現状、FANATECの製品は、1度に発注した商品の全ての在庫が揃うまで発送されないようになっています。そのため、例えばホイールベースとステアリングを同時に同じカートで注文した際に両方とも「在庫あり」の商品でないと、すぐに発送されません。なので、その場合は商品ホイールベースで1回注文。その後(時間的にはすぐでも可)商品ステアリングを注文。とすべきです。

Fanatec

FANATEC製品の販売方法は、公式サイトだけのままなのか?

CORSAIRがFANATECをどう扱うかによると思います。結局はCORSAIRの株主からの要求に応える形になることでしょう。

価格をコントロールしたい場合は、現状の販売方法を維持するでしょうし、とにかく売り上げを上げたい場合は、CORSAIRが持っている既存の販売網を利用してAmazonや各種量販店に卸すことになるでしょう。そうする場合、それぞれの小売店が値下げ合戦やお店独自のセールを繰り広げた場合、気軽に買えるようになる反面、今キープされているFANATECのリセールバリューの良さが損なわれる可能性があります。

GT DD PRO(下のやつ)のように1つの箱の中にセットで全て揃うようなものなら、量販店も楽に扱えていいのでしょうが、ステアリング・モーター・ペダル等別々で買いたい方のニーズもあるはずです。各種量販店がそれらの在庫(全種類揃えるとなると結構場所取りそう)を揃えて、店頭で売ることができるのか、そして商品知識をつけられるのか、疑問な部分があります。(僕も、ステアリングの直径は何ミリメートルがいいのか、いまだに正解がありませんw)

Gran Turismo DD Pro (5 Nm)
Gran Turismo®の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスと FANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現してい...

最大トルク5NmのGT DD PRO(上のやつ)は、上記セットなら現状一箱で販売。しかし、最大トルクを8Nm上げるためにブースターキットを追加したモデルを購入するとそのキットのために60サイズぐらいの箱が一つ増える。

もしかしたら店頭で販売しやすいように安価でGT DD PROのように一箱に入るコンパクトなハンコンも今後開発されたりするかもしれませんね。(発売する頃にはさらに円安が進んで・・・日本では結局高価なハンコンになってしまっていることが想像できますが)

CORSAIRの傘下になりFANATECの配送の問題は改善されるのか?

日本国内のFANATECの配送で最近問題に感じていることは、

・在庫不足
・予約注文に記載されていた発送予定日が塗り替えられること

です。

在庫不足に関しては、例えばGT DD Extremeなんかは「売り切れ」状態が続いていますし、Clubsport Racing Wheel F1なんかは、欧米では発売されていたのに、日本ではなかなか商品ラインナップに加えられておらず「本当に日本で発売するのか?」と疑問に思うほどでした。数ヶ月遅れでやっと日本で発売されています。

ClubSport Racing Wheel F1®
ClubSport Racing Wheel F1®は、ユニークなブルーの鍛造カーボン仕上げを施した先進の Formula ステアリングホイールと、15Nmという驚異的なClubSport DD+ホイールベースを組み合わせたものです。

そして予約注文をして、クレジットカード決済をしたのに、どんどんその発送予定日が塗り替えられる現象がGT DD Extremeで発生しました。(他にもあるかも)

メールには「船便の影響で」ということが書かれていたのですが、これが当時の資金繰りから来る船便がチャーターできなかった影響なのか、本当に船便が遅れたり見つからなかったのかは分かりません。

すでにハンコンを持っている方なら、ハンコンが届かないのを多少は待てるのでしょうが、「予約注文の時に表示されていたに発送される!」と思って、期待を持って勝ったような方にとっては大変待ち遠しい日々だったかと思います。

一度日本の倉庫に在庫さえ入れば、日本の方々はうまく発送・配達してくれている印象があります。配達も毎回日本郵政ですし。

また、世界規模で見たときにブラックフライデーミスり問題というのもありました。

値付けミス?も相まって在庫に対して相当多くの注文を受けてしまい、発送が6ヶ月以上ずれ込むと言う、ランクルやポルシェ911のようなオーダー状況になってたりするわけです。お詫びとして、キャンセルした場合20%?OFFのクーポン権が配られたと言う話もSNSでちらほら。

昨年の11月末、48600円→25800円の23000円割引だったFormula V2.5Xというフォーミュラー型のステアリング、いまだ在庫が揃いません。まだ受け取れていない人もいるのでしょうか?

ClubSport Steering Wheel Formula V2.5 X
Xbox 公式ライセンス取得 ClubSport Steering Wheel Formula V2.5 X は、あらゆるフォーミュラカーやシングルシーター型レースカーに最適なサイズと形状を備えています。

CORSAIRの傘下になると、FANATECの価格はどうなるのか?

現在、日本で販売されるハンコンメーカーが増え、少子高齢化となり、日本のハンコン市場はすでに飽和し切っており、今後の成長の余地はあまりないのでは?なんて思っています。

なので、コロナ禍のように高トルクハンコン市場の寡占・独占もできる状態ではなく、下手な値付けもできないでしょう。

ライバルの状況を見つつ、物価上昇や円安の状況に応じてじわじわ価格を上げてくると思います。利益が出ないから、日本市場撤退とかにはならないようにしてほしいですね。

以上、全て私の予想記事ではありますが、暇つぶしや何かの参考になったりしたら、いいねお願いします!

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