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レースSIMコクピットにPC置き場をDIYで増設した話|MASK|ブログ|

今回、PCの設置位置を移動させるために、レースSIM用モニタのフレームにくっつける形で、DIYのPC置き場を設置しました。写真のように、モニター台の上に大きめのPCを載せることができました。

かれこれ2020年頃から、レースSIM(レーシングシミュレーター)で遊んでいるわけですが、ハンコン一式とコクピットもそうですが、PCケースもまぁ場所を取るわけです。

結構大きめなPCケースを買ってしまい重いし、スペースもとるしで大変でした。おそらく↓こちらの商品。Fractal DesignのR5です。

もう少し小さくて安いのはいくらでもありましたが、なんかあった時のために大きいのにしていたのが5年後の今、グラボ新調の際に効くことに。しっかりした箱ですので、長く使えるかとは思います。(邪魔でなければ)

当時僕が書いた記事を読む限り、当時、TSUKUMOで10980円だったみたいです。

レースゲーム(iRacing)のために初心者がPCを組む②|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 7月の中旬の土曜に秋葉原巡り。その次の週の火曜日の定時後そのまま秋葉原へ。土曜日に雰囲気がよさそうだったツクモへ。今回はPCパーツを扱っている店舗へ。まず...

画面に映っているステアリングについては、FanatecのSparcoステアリングにボタンモジュールラリーを追加しています。(キラキラ光っているボタンモジュールラリーについては、液晶表示が2025年3月の時点でバグがあるので、早くファームウェアアップデートが望まれます)

ClubSport Wheel Rim Sparco® Formula
SPARCO® F-10 A ホイールのレプリカ。コンパクトなフォーミュラスタイルのホイールで、人間工学に基づいたグリップを備えています。 快適性とグリップのため、高品質のアルカンターラ®で覆われています。Podium Button Mod...
Podium Button Module Rally
M-⁠Sport World Rally Team との共同設計、 Podium Button Module Rally は、2022年と2023年の Ford Puma Hybrid Rally1 WRC カーで使用される機能満載のデバイ...

詳細はこちら(このキラキラ光るボタンのやつ興味ある人は、よく読んでから購入した方がいいと思う)

PCの大きさについて書いていましたが、その大きさのおかげで、最近5070Tiを導入した際に、ケース内に広いスペースがあり、取り付けることができました。小さいPCケースだと、グラボ載せ替えのために買い換える必要があったので、5年前の選択は間違えではなかったようです。

以前のグラボは2070superのMiniバージョンでしたので、無駄に大きく感じていました。あと数世代分グラボが巨大化していっても、今の箱で大丈夫かもしれません笑(数世代後、高騰したグラボを購入できる余裕は僕にあるのでしょうか?w

PCは、ホコリ吸い込み防止のため、地面では無く、ラックの上に置いたりはしてきたのですが、そのPCから多くのケーブルがシミュレーターに向かって伸びていきます。DPケーブル、USB各種。また、電源やLANケーブルも床へと伸びていきます。

ほんと、PCとSIMを離していると、無数のケーブルが床を這うわけです。

前々から、PCケース本体や、ケーブル類が邪魔だなと思っていましたが優先順位が後の方になり、片付けられていませんでした。

やっと、やる気が出たため、アルミフレームの設計をして発注することに。

ちなみにこれはミスミにアルミフレームを発注する時のソフト。(※ミスミは、規約上個人では注文できません。法人、個人事業主が取引対象ですので、個人の方は知り合いの個人事業主等に頼むか、諦めるかしかないので注意。)
個人の方でミスミでの注文が無理な場合は、アルミフレームは、ホームセンターやその他通販に売っている場合もあったりします。(知らんけど)

今回新たに発注するのは4本の棒(40x40mm)とブラッケット、ボルト、ナットのみです。40x80mmの太い棒については以下の組み立てた以下のモニター用フレームの一部です。この後ろ側に4本の棒をくっつけただけでPCを支える最小限の設計です。普通、なんか板を置きたくなるでしょうが、この4本の棒で十分支えられると判断しました。

ちなみに40×40の棒1本あたり700円くらい。他のブラケットやボルトナット類で2000円ぐらいでしょうか。なので、4本の棒をくっつけるだけで5000円ぐらいしたということですね。

市販品なんかを買うと、10000円を超えてくるので、安いと言えば安いのですが、いろいろ考えるのに結構頭と時間を使うので、こういうのが好きな人しかできないですね。

装着できればですが、例えば様々なコクピット用の市販パーツを流用しても良いかもしれないですね。

CSL Cockpit PC & Console Holder
CSL Cockpitシェルフは、CSL Cockpit モニターホルダー(別売)付きのCSL Cockpitにしっかりと取り付けられるように設計されています。

裏から見たらこんな感じ。

これ、何?って感じでしょうが、PCをこのようにちょうど載せられるはず。

実際にDIYアルミフレームPC置き場を組み立ててみた

PCケースの横幅や奥行き、脚の位置なんかは測しっかり水平に載るようには設計したつもりでした。

しかし、上の設計の時に想定していなかったことがありました。それは、左右のモニター用のフレームを固定するための板の位置でした。(これは以前、ある金属加工の本職の方から、ご自身用のプレートをいただいたもの)下の写真だと、左に板がありますよね?

このプレートの位置を考えるのを忘れていたために、多少妥協をしました。

本来は、40x80mmのフレームの上に左右・奥行き方向ストッパー用の棒を載せるつもりでしたが、プレートと干渉するため、そのストッパーの棒の位置を変更しています。

一応、機能上問題ないし見えないので全然OKです。

全体的にナットを配置したり、ボルトを締めるのが大変でした。

ナットについては、剛性を優先して、できるだけ先入ナットを仕様。ちょっとだけ高価な後入れナットというのもあるのですが、それだとアルミフレームの溝に引っかかる面積が小さいので、無理しない範囲で先入ナットを使用しました。先入ナットと言われるぐらいなので、今回のように、モニタ用フレームがいろいろ組み上がった後からナットを入れるのは大変です。ある程度組まれているものをバラしてから入れていかなければなりません。

また、モニターの奥のスペースは狭く、ボルトを六角レンチで回そうにもそのレンチが入っていく隙間が小さかったりと、たった4本の棒を取り付けるため、無理な体勢で結構体を痛めながら作業していました。

ホイールベースとペダルはこちらを使用中。

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DIYアルミフレームPC置き場にPCを置いてみた

重心がさらに上になりましたが、手で揺らす限り倒れたりはしません。地震で大きな揺れが発生した時にどうなるか、と言ったところですが、その時はその時ということで。

PCの底から撮影しました。PCについている脚と干渉せず、ケース両端をアルミフレームでしっかり支えています。横方向、奥行き方向の動きは、上部のフレームと金具でしっかりガードしたつもり。

ClubSport DD+
The all-new ClubSport DD+ delivers 15 Nm of consistent torque performance with incredible responsiveness and dynamics. Y...

横から見るとこんな感じで、PCはカバーを開放しているので、ダスターを使用した清掃ぐらいは簡単にできます。メモリ交換もできるかと。

ボードを置けば、PCは目線には入ってきません。

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ラリーやドリフトに理想的な、まったく新しいClubSport Handbrake V2は、より強力なコンポーネントと改良されたエレクトロニクスにより、性能と耐久性を大きく前進させました。
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ClubSport Shifterは、すべて金属製です。つまり、組み込みの品質、耐久性、信頼性を意味します。

自作PC台はおすすめか?

オススメかと言われたら、自作でコクピット作るような(やばい)方には市販品を買うよりはリーズナブルに作成できていいかと思います。

一方、最近は市販のレースSIMコクピットがどんどん出てきているので、自作と比べて価格的に大きな差がないようなら市販品を買うのも楽でいいと思います笑

今回の棒4本の台については、結構剛性がありますし、部材を使わなくなったら、他の用途に使えますから、個人的には市販品より良かったかなと思っています。ただし、僕の場合は、モニタとフレーム間のスペースが少なく六角レンチが入らないので結構取り付けは大変でした。

僕のモニター用の台は、コクピット本体とは別に作っているため、ハンコンからの振動がPCやモニタにはほぼ伝わりません。なので、PCを直接モニタのフレームに置いても、PCの故障リスクが上がるわけでは無いと思っています。

こういうのが得意な人や、多少のリスクは承知で何かあっても自己責任で笑って済ませられるような人なら、こういうのもありだと思います。

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