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この記事でわかること
・FANATECの純正コクピット:ClubSport GT Cockpitの実機クオリティ
・アルミフレームコクピットとの現実的な違い
・どんな人に向く/向かないか
FANATEC ClubSport GT Cockpitを東京オートサロンとZENKAIRACING墨田ファクトリーで実機確認してきました。アルミフレームとの違い、調整機構、シート剛性、防音面を現地で確認したことをまとめました。

上の写真のコクピットについて、以下の2つを購入すれば同じものが手に入ります。(あとはモニター、ステアリング・モーター(ホイールベース)周り、ペダル・プレステ(PS)またはPCを揃えれば走れます)


上の写真で、コクピット以外に使用されている機材(ハンコン・ペダル)を知りたい場合、下の方にまとめておきました。
コクピットの寸法等の詳細は以下の公式ページもご確認ください。


2026年1月9日・10日・11日、幕張メッセで開催されていた東京オートサロン。
近年はレーシングシミュレーター関連の展示も増えており、今年も複数のSIM機材が見られるだろうと考え、現地で確認してきました。ZENKAIRACINGさんへ「東京オートサロンに行く予定なのですが、ClubSport GT Cockpitは展示予定はありますか?」と問い合わせたところ、ご丁寧に案内してもらえることに。

当日は実際のJEGTでのグランツーリスモのレース用途で使用されていたり、体験時間中も来場者の注目が高く、空き時間がなかったりと、落ち着いて確認できず。そのため、後日あらためてZENKAIRACING墨田ファクトリーにて、実機をじっくり見せていただく流れとなりました。

今回、実機確認や取材にあたりZENKAIRACINGさんに多くのご協力をいただいたこともあり、本ページ内のリンクを通じてZENKAIRACINGさんから購入をしていただければ嬉しいです。今後何か新しい製品が出た時、私から取材が頼みやすくなりますしw、当サイトの運営上も助かります。(価格は公式と同じか、ZENKAIRACINGさんの方が安いパターンもよくあります。保証内容はどちらもFANATECの3年保証が付くため同等です。)


- FANATEC ClubSport GT Cockpitを確認しようと思った理由
- 個人的にコクピットで重視しているポイント(環境面)
- ClubSport GT Cockpitの調整機構と設計思想
- FANATEC ClubSport GT Cockpitの互換性
- ZENKAIRACINGオートサロン仕様について
- シートの分割構造と剛性について
- FANATEC ClubSport GT Cockpitの組み立てやすさと重量
- FANATEC ClubSport GT Cockpit防音・防振について
- 気になった点①(シフター・ハンドブレーキ)
- 気になった点②(モニターとホイールベースの位置関係)
- 気になった点③ペダルベースの金属部分の厚み
- 気になった点④ちょっと設置に横幅が必要
- まとめ:FANATEC ClubSport GT Cockpitはどんな人に向いているか
FANATEC ClubSport GT Cockpitを確認しようと思った理由
ClubSport GT Cockpitの記事や動画ってとても少ないはずです。しかも日本語となると。。。
ということで、こういう隙間を狙ったコンテンツを充実させたいものの、すでにアルミフレームコクピットをDIYし、自宅に設置してしまった僕としてはFANATECのGTコクピットだけは簡単に自宅に導入できません。一度導入してしまったら、自宅に2機もコクピットが鎮座するやや特殊な環境(逸般のご家庭)になってしまいます。(ご自宅に2台以上ある頭のおかしい人もこのブログの読者さんの中にポツポツいそうな気はしますが)
そこで、東京オートサロンだとどこかに展示されているだろうと思い、繋がりがあったZENKAIRACINGさんに、事前に「ブログネタのために、サイズ感だとか剛性感だとかちょっとだけ確認できませんか?」とアポを取ってみたわけです。
汎用性を考えると、アルミフレームコクピットが最適解だと思っています。剛性が高いイメージもありますし、拡張性もあり、競技志向のユーザーには今でも有力な選択肢です。以下は僕のコクピットです。長く使用していくと、いろいろな追加機材の固定場所が足りないと感じても、アルミフレームを足せばどうにかなります。徐々にアルミニウムの値段も上がり、部材を足していくのも安いというわけではないのですが。

一方で、インテリアとして常設することを考えると話は変わります。
アルミフレームはどうしても無骨で、生活空間との相性を選びます。アルミフレームにはナットを入れる溝が掘られており、その溝部分にホコリが溜まりやすいです。(GTコクピットも掃除しなければホコリ溜まると思いますが、アルミフレームよりマシだと思います。)
FANATEC ClubSport GT Cockpitは、丸みのあるフレーム形状や、あらかじめ設計された調整機構など、「実用性」と「見た目」のバランスをかなり意識して作られている印象があります。
価格を含め、本当に買う価値があるのか、率直に確認したいと思っていました。

白いコクピットも結構いいかもしれないですね。
個人的にコクピットで重視しているポイント(環境面)
個人的に、コクピット選びで重要視した方が良いと思っているのは、設置環境との相性です。
一人暮らしの一軒家であれば、ある程度自由に遊べますが、集合住宅や家族と暮らしている場合、ハンコン使用時の振動や音は無視できません。
ダイレクトドライブでも、FFBや振動を抑えれば、机に設置して静かに遊ぶことは可能です。
ただ、それでは高性能なハンコンを十分に使い切れず、正直もったいない。
限られた時間で遊ぶ以上、コクピットに設置し、必要十分なFFBをかけて楽しみたい。
その前提として、環境的に無理のない構成であることが重要だと考えています。
快適性と再現性に直結するドライビングポジション
コクピットを使う上で、ドライビングポジションは非常に重要です。

シート位置が合っていないと、長時間プレイで体が先に疲れてしまいます。
ステアリング軸の角度が合わないと、手首や前腕に負担がかかり、細かい操作が難しくなる。
ペダル角が合っていないと、くるぶし周りに違和感が出て、ブレーキ操作に集中できません。
こうした状態では、せっかく高性能なハンコンを使っていても、車のセッティングを追い込む前に体が限界を迎えてしまいます。
快適なドライビングポジションは、没入感や操作精度だけでなく、「適切なセッティングを無理なく使い続ける」ための前提条件だと感じています。
モニターの位置と実車感
モニター位置も没入感に大きく影響します。

上の写真のように50インチクラスの大画面であれば、ステアリングよりも奥に配置した方が実車感が出ます。(追加でモニター用の台が必要ですが)
32インチ前後であれば、ホイールベースあたりに配置するのがちょうど良いかもしれません。
コクピットによっては、このモニター位置の微調整が難しいものもあります。モニタースタンドを自作すれば解決しますが、そこまで時間をかけられる人は多くないでしょう。
アルミフレームコクピット導入の現実的なハードル
私自身、機械工学を昔学んだ際にアルミフレームを組んだこともありましたし、過去にアルミフレームを使ったコクピットの設計・発注をしたことがあります。
私の場合、設計にある程度慣れていたので数時間でそれっぽいものを設計できました。しかし、慣れていない場合はソフトの理解から始まり、それぞれの部材で何ができるのかまで理解するとなると意外とハードルが高いはずです。
また、うまく設計・発注できたとしてもアルミフレームは調整が本当に大変です。
少し高さを変えるだけでも複数のボルトを緩める必要があり、「やっぱり違う」と思った瞬間、ある程度バラすことになります。この調整の繰り返しで、かなりの時間が溶けます。最近ではアルミフレームを使用したコクピットも販売されています。これだと設計の手間は省けますが、組み立て調整まで考えると同じく大変なはず。
ClubSport GT Cockpitの調整機構と設計思想
GTコクピットは、あらかじめ穴位置が決められており、そこにはめ込んでボルトで固定する構造です。そのため、組み立て時においてはアルミフレームのような細かすぎる位置決めに悩む必要はなくなります。これは以下のような調整機構が組み込まれているからです。
- シート:前後スライド機構&シートをボルト固定する際に高さ・角度調整機能あり
- ホイールベース:前後スライド機構&角度調整機能あり
- ペダル:前後スライド&角度調整機能あり
シートもレールの中でスライドしてポジションを決められる。いちいち全てのボルトを取り外してハメ直したりしなくても良い。とても考えられた基礎フレームだと思います。また、シートの固定金具を見ればわかるように、高さ、角度も比較的ストレスなくスライドしながら合わせられます。

ペダルは移動量が前後方向に30cmもあります。しかも、緩めるのも締めるのも結構簡単ですし、ブレーキしても違和感は感じませんでした。これを自作アルミフレームで設計を考えるのは結構大変です。


ペダルの高さも調整可能です。

ホイールベースもこの通り前後のスライド機構、角度調整機構あり。

これらの調整は、アルミフレームコクピットと比べて圧倒的に楽です。見た目も重視したい方には十分検討に値する選択肢になるでしょう。今回、オートサロンの会場で使用され、いろいろな方が座っていた通り、これだけのスライド量があり、調整も楽なので、お子さんとも共有もストレスなく使えると思います。
一方、実車と同一のドライビングポジションを細かく追い込みたい競技志向の方には、アルミフレームコクピットの方が向いていると思います。Clubsport GT Cockpitはホイールベースの角度は変えられますが、高さ方向を調整しようとすると、シートポジションの高さを下げるとか、自身で選定してフレームとホイールベースの間にスペーサーを入れたりしないといけないかもしれません。
モニターの位置についてはこれ以上前には出せなそうですね。まだモニターの高さを下げる余力はあるようです。この標準のセットについている金具だと、ホイールベースとステアリングの間にモニターを設置するところまではできません。別売りのモニタースタンドなら奥行方向は自由に調整できます。

ちなみに100x100mm VESA規格のモニターで、32インチから49インチのウルトラワイドモニターを想定しているようです。
配線については、パイプ形状の中に配線を隠してしまえるので、配線は結構すっきりさせられます。

なお、ClubSport GT CockpitはFANATEC公式サイトのほか、正規代理店であるZENKAIRACINGでも取り扱われています。
・日本語でのやり取り
・初期不良や不具合時の対応スピード
・イベントや展示で実機に触れられる機会
こういった点を含めて考えると、国内代理店経由での購入も選択肢に入れられたら良いかと思います。(公式より安いこともありますし)
この記事が購入のきっかけになるのであれば、本ページ内のリンクから購入していただけると、このブログの運営としても大変助かります。

FANATEC ClubSport GT Cockpitの互換性
以下がFANATEC GTコクピットの互換性です。他のSIMフレームとしっかり比べたわけではありませんが、社外の主要SIMに対しても互換性が確認されていることがわかります。中華製のブランドまでは載っていないようですが。
ホイールベース
- Fanatec DD1 / DD2 / CS DD / CS DD+ / CSL DD / DD PRO / CSW V2.5 / V2 / CSL ELITE
- Logitech DD PRO / G27 / G29 / G920 / G923
- Thrustmaster T-818 / T-GT / T-GT2 / TS-PC / TS-XW / T-500RS
その他ほとんどの社外のホイールベースも対応とのこと。
ペダル
- Fanatec ClubSport Pedals V3 / V3i / V2 / V1, CSL Pedals, CSL Pedals LC (CSL Elite Pedals V1 / V2 requires two additional holes – see drilling template on CSL Elite Pedals V2 product page)
- Logitech Pro Pedals / G25 / G27 / G29 / G920 / G923
- Thrustmaster T-LCM / T3PM / T3PA Pro / T-150
その他ほとんどの社外のペダルのセットも対応とのこと。
シフター(要シフターマウント)
- Fanatec ClubSport Shifter (all versions)
- Thrustmaster TH8A
他社のシフターにも対応とのこと。
シフターマウントが必要になります。純正のシフターマウントの選び方についてはこちら。
ハンドブレーキ(要シフターマウント)
- Fanatec ClubSport Handbrake (all versions)
ZENKAIRACINGオートサロン仕様について
コクピットについては冒頭の通り以下の2つの組み合わせです。


オートサロンや、ZENKAIRACING社の墨田ファクトリーでZENKAIRACINGが多用していたステアリングは、Universal Hub V2とFlat1ステアリングの以下の組み合わせでした。2026年1月時点でセットで売られた結果、割引価格で入手できるのは以下の公式サイトだけでしたね。(ZENKAIRACINGさんは、このセット、ラインナップに入れないのでしょうか?)

今後での展示は、最近発売されたClubSport Steering Wheel GT3を多用するということを伺いました。

FANATEC Formula V2.5はフォーミュラステアリングにしたら、ラリーとかができなくなるけど、この形だとGTでも、フォーミュラでも使えるし、ラリーでもどうにか使えますよね。GTステアリングやフォーミュラステアリングは下が切れてるから乗り降りしやすいし。上記純正の写真では付属のボタンキャップが装着されてゴチャゴチャしているように見えますが、そのキャップをつけなければ以下の写真のように全部真っ黒になってカッコよかったですよ。

ホイールベースは、グランツーリスモにも使用するということで、ClubSport DD+が使用されています。

ペダルはCSL Elite Pedals V2ですね。90kgのロードセルセンサーが使用され、ブレーキの重さを変更することができるようになっています。

GTDDExtremeを買えばどうなんだ?という意見があるかもしれませんが、Universal Hub V2とClubSport Steering Wheel GT3やFlat1ステアリングの組み合わせは、GTDDExtremeのステアリングより剛性が一段上です。ClubSport Steering Wheel GT3はClubSport DD+とバラで購入するとGTDDExtremeよりは高くなりますね。初期費用を抑えたい場合は、以下GTDDExtremeのセットでも良いかと思います。

シートの分割構造と剛性について

シートは生産地から各国への輸送や通販での配送を考慮したのか、2ピース構造になっています。引越しが多い方や、将来的に手放す可能性がある方にとっては、分割構造は合理的な選択肢です。
ワンピース整形のものに比べ弱いのかな?と思っていましたが、8箇所でボルト固定する構造となっており、剛性も十分であると感じました。シートの一番上の部分を強く押したりしましたが、変形は少ないと思います。

座面が広く、乗り降りしやすく、クッションの厚みもあり、ホールド性も高かったです。長時間プレイをしても疲れにくいと思います。私が所有している2〜3万円前後のメーカー不明の競技用シート(車検不適合)よりも、SIM用途としてはこちらの方が向いていると感じました。
現状のFANATECのラインナップの90kg程度のロードセルブレーキ(V2ペダルやV3ペダルに採用されています)ならこれで十分でしょう。そろそろ発売されるPodium Pedalとかになると、ロードセルが200kg級になります。なので、そこまで本気で踏みつけるのなら、シートだけは本格的な高剛性のバケットシートも考えても良いかもしれませんが、実際は200kgに設定する人はいないと思いますので、多くの方にとってはこのシートで十分でしょう。
硬いロードセルブレーキを踏みつけた時、シートの剛性が効いてきます。ブレーキを踏みつけると、踏みつけた分だけ背中にその力が伝わります。シートの剛性が高いと、その力をシート・コクピット全体でしっかりと受け止め、ブレーキに力が伝わりやすくなります。シート剛性がやわやわだと、足で踏み込んでも、シートに力が逃げていき、ブレーキへの力の伝わりにタイムラグというか、ダイレクトに伝わりにくくなりますよね。そのリスクは、2分割だからってこのシートに関しては気にしなくていいと思います。とにかく高いレベルの剛性を求める人は、アルミフレーム組んで、10万円超クラスの実車のレーシング用のバケットシートを購入しましょう。
スペーサー等を用いればワンピースの市販のシートも使用できるはずです。しかし価格や手放す際の分割性を考えると、このシートにしておいても良いと思います。(元々自宅に余ったバケットシートがあれば流用を考えれば良いかと思いますが、難しいことを考えたくなければFANATEC純正品を買っておくと楽でしょう)
▼ FANATEC ClubSport GT Cockpit
・ZENKAIRACING 正規販売ページ
・FANATEC公式サイト
FANATEC ClubSport GT Cockpitの組み立てやすさと重量
コクピット全体として、非常によく考えられた構造だと思います。
アルミフレームを自作すれば、多少安く仕上げることは可能ですし、同価格帯でアルミフレームコクピットが販売されているのも事実です。
ただ、組み立てやすさはGTコクピットが圧倒的に上です。ボルト穴が空いているし、部材の形もそれぞれ異なるため、そこまで悩まず組めると思います。(アルミフレームと比べてですよ。家具を組み立てるぐらいの大変さはあると思います。)
重量はそれなりにあり、一度組み立ててしまうと一人で持ち上げて移動するのは不可能に近いでしょう。
※ZENKAIRACINGではイベント等で使用する際には、以下の写真のようにキャスターを独自に購入し装着しているとのこと。ZENKAIRACINGで購入してもこのキャスターはついてきません。真似したい場合はご自身でホームセンターで探してください。

ゴム足は製品に元々付属しています。

ZENKAIRACINGより資料をいただきました。コクピットを頼むと二箱梱包されて送られてくるはず。(シートは含みません)それぞれの重さは53キログラムと35キログラム。結構重いw
また、結構大きめな箱が届きそうですね。
| 型番 | 長さ (mm) | 幅 (mm) | 高さ (mm) | 重量 (kg) |
|---|---|---|---|---|
| CRD-8700001-WW | 1219 | 864 | 279 | 52.73 |
| CRD-8700002-WW | 737 | 533 | 254 | 35.45 |
FANATEC ClubSport GT Cockpit防音・防振について
気になっていたのが防音・防振です。強いFFB発生時に、集合住宅だと階下の迷惑にならないのか?気になるところだと思います。聞いたところによると、ゴム足が付属しており、集合住宅でも建物内外に響くような振動は出ないとのこと。(もし不足を感じたらさらにゴムを増やしたりすれば良いですし)
防音・防振のためにバランスディスク等を下に敷くまでの必要は無いとのことですが、持ち上げてみたところバランスディスクを敷けるぐらいの剛性はありました。(ちなみに鉄製なのでかなり重いです)
気になった点①(シフター・ハンドブレーキ)
注意点として、シフターやハンドブレーキを取り付けるためのオプションが、左右非対称であり、コストを必要十分に抑えるためにはハンドブレーキとシフターを左右どちらに設置するかを事前に検討する必要があります。両方買えば悩みは解決しますけどねw

聞いたところによると、ZENKAIRACINGとしても2倍在庫を持たないといけなくて困るとのことw(白の左右。黒の左右で計4つの在庫が必要みたい)




もし在庫がない場合は公式サイトにもありますが、本記事の取材に協力してくださったZENKAIRACINGさん優先で買ってあげてください。
気になった点②(モニターとホイールベースの位置関係)
ホイールベースの位置の前後スライド機能、角度調整機能は素晴らしいのですが、本当にモニターに対してステアリングの位置を近づけたり、モニターの下がステアリングの軸ギリギリにするのは難しそうです。これが一番ホイールベースが奥、モニターが手前になった時の位置ですね。ホイールベースがモニターより後ろに持っていくのは無理そうでした。
これ以上前にモニターを持ってくるには、モニター側にスペーサーを入れるとか、工夫が必要になるかと思います。GTコクピット付属の金具だけで遊ぶためには、ここは多少妥協が必要な部分かと思います。

そういうモニターの位置を攻めたい様なニーズがでてきた場合は、コクピットモニタースタンドを購入して距離を攻める必要が出てきます。このスタンドについても高さ方向はネジ穴が切られている箇所単位での調整になります。


ZENKAIRACINGに在庫がない場合や、3画面まで拡張したい場合は、公式サイトに拡張用のアームが売っています。
さらに高さ方向を攻めてホイールベースの軸ギリギリを狙うには脚の部分を使って高さ調整をする必要が出るでしょう。でも、できないわけではなさそうです。
気になった点③ペダルベースの金属部分の厚み
ペダルを固定しているプレートが少し薄いですね。FANATECの現状のラインナップの90kgのロードセルなら十分かと思いますが、近々発売されるPodium Pedalとなると、200kgまでの入力を数値化できるセンサーが付いていますので、そこまで本気で踏み込むとなるとペダルを設置するベースの剛性感の不足を感じる可能性があります。
もう一枚、ベースとなる板を使用したり、裏に何か棒をボルト締めするなり、溶接すれば剛性は増せるかもしれませんが、そのような細かいことを考えたくないのなら、ガッチリとしたアルミフレームのモデルを購入するしかないですね。(アルミフレームでも薄いアルミフレームを使用したモデルもあるので、選定する時はしっかり考えてください)
気になった点④ちょっと設置に横幅が必要
元々が欧米人向けの設計ですので、全体的にスペースに余裕を持って作られています。アルミフレームなら、個々人に合わせてサイズを小さくすることもできるかもしれませんが、いろんな方を対象とすると、これぐらいゆったり作る必要があるようですね。乗り降りしやすいのでそれはそれでいいと思います。

組み立てた場合の、フレーム部分の大きさは以下の通り。全長と幅をお部屋と見比べてみてください。
- 全長: 1675mm
- 幅: 775mm
- 高さ: 725mm
まとめ:FANATEC ClubSport GT Cockpitはどんな人に向いているか
ClubSport GT Cockpitは、
- レースSIMを部屋のインテリアの一部にしたい
- 組み立て・ドライビングポジションの調整をストレスなく行いたい
- GTDDExtremeやRacingWheel F1等のFANATEC ClubSportグレードの製品を使用予定で、見た目も重視したい
- DIYに時間を取られたくない
といった方に向けた、便利でスタイリッシュなコクピットだと感じました。
一方で、
- 実車と完全に同一のポジションを追い込みたい
- 将来、30Nm超え級のホイールベースや200kgの踏力でガシガシブレーキを踏みたい等剛性最優先で拡張前提
- 調整に手間をかけることを厭わない
という方には、アルミフレームコクピット(ちゃんと剛性高いものを選定or設計しないといけないよ)の方が満足度は高いでしょう。
価格と見た目だけで判断するのではなく、「どこに時間と労力を使いたいか」で選ぶコクピットだと思います。
FANATEC ClubSport GT Cockpitは、
「時間をかけて調整すること」よりも、基本的な剛性や機能を持ち、かつ「すぐに、気持ちよく走り始めること」「コクピットを共有できる」ことを重視する人に向いたコクピットだと感じました。
もしこの記事を読んで購入を検討される場合、FANATEC公式サイトとあわせて、日本正規代理店であるZENKAIRACINGの販売ページを一度確認してみてください。

実機確認やイベント対応など、国内で実際に触れられる機会を作っているショップは貴重だと思います。本ページ内のリンクより、今回取材に協力していただいたZENKAIRACINGさんから購入していただければ、僕としても助かります。(今後、国内でFANATEC製品を展示する拠点を作る予定もあるとのこと)
▼ FANATEC ClubSport GT Cockpit
・ZENKAIRACING 正規販売ページ
・FANATEC公式サイト
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