最近発売されたFanatecのCSL Cockpitですが、2024年11/19に、追加のパーツが発売されたようです。Fanatecにかかわらず、アルミフレームコクピットにも転用できるパーツもあったのでまとめてみました。
個人的にはコクピットに関しては国内のメーカーさんが出している、アルミフレームを推していますが、お引越し等がある方にとっては重く、大げさに感じるのかもしれません。(引っ越しできないことはないですが)
それに対して、FanatecのCSLコクピットはFanatec製品をコンパクトに必要十分な剛性でひとまとまりにできるので、一考の余地はあると思います。(Fanatec製品の適合しか書かれていないので、他社製品がどうなのか?という汎用性については、要検討)
CSL Cockpit シートスライダー
シートに固定し、それをコクピットに取り付けることにより、普通の自動車の様に座席を上下にスライドさせることができます。価格が5000円しません。僕がコクピットを制作した数年前は、いろいろ探して、どうにか6000円ぐらいで同様のものを見つけた記憶があり、現在はそれよりも高い価格を出さないと手に入れられなかったはず。
こんな安価な価格で出せるなら、ステアリングとかQR2とかもっと安く出してほしい。
すでに出ているFanatecのシートと言い、Fanatecのコクピット製品は、DIYレーサーにとってはリーズナブルに感じる掘り出し物がある模様。
自作のアルミフレームコクピットにも転用可能か
このスライダーですが、ペダル、シート共に転用できると思うので、シートやペダルのスライダーをアルミフレームに追加しようと考えていた方は品切れになる前に手に入れた方が良いかと。
CSL Cockpitシートスライダーは、CSL CockpitおよびCSL Cockpitシート用に耐久テストがされています。
従来のシートスライダー設計であるため、他の多くのコックピットやシートでも使用できることが考えられますが、Fanatecより検証、又は推奨されたものではございません。
寸法については、取っ手が広がると思うから、純正シートでなくても、シート幅についても結構融通が効くのではないかと思います。(責任は取れないですが)
左右にロック機構を備えたスチール製シートスライダーにより最高の剛性と安全性を実現
プルハンドルにより、シートの距離を簡単かつ迅速に調整可能
135mmの調整範囲
↑製品ページの1ページ目の「ダウンロード」タブに取説あり。
CSL Cockpit モニタースタンド
FANATECマークがついたモニタースタンドです。
この製品の利点は、モニターとコクピットを分離できること。ちなみに、Fanatecは以下のリンクの様なコクピットに直接モニターを固定するための金具は発売済み。
でも、↓これだとモニターにハンコンの振動が伝わりやすい。(振動がモニターの基盤によくないという説もある)
ハンコンの振動の影響が気になる方は、今回発売の分離型の↑このスタンドの選択肢ができたというわけです。
スタンドの中央に広くスペースがとられているため、コクピットのペダル部分を下に通せる。アルミフレームで自作を考えていた人にとっても、このまま使えるのでは?
モニターの配線をパイプの中に通すことができるので、配線が目立たなくなる。また、Fanatec純正ということでCSL Cockpitを購入した人からすると、モニターの高さが合うという安心感が得られる。
57インチウルトラワイド含む最大60インチのディスプレイを固定できるとのことなので、これを3つ並べれば、社内外とわず様々なコクピットで最大60インチ3画面を構築できるかもしれない。
中央の2つのパイプに引っ掛けて、その後ボルトで固定する方式。
モニターの角度の微調整はスタンドの4つの足の高さを微調整して行うのが正解か?
同時発売のCSL COCKPIT SHELFを使用すればモニターの裏にPCを収納可能。
結局は、モニター用のスタンドなので、頑張って探せば代わりになるものは他にあるかもしれません。60インチを固定でき、ペダルが通るよう中央のモニター下部にトンネルができるスタンドとなると、種類が限られるかもしれませんね。
寸法は分かり次第掲載
故意かなのかわかりませんが、公式HPにも取説にも全然寸法を書いてくれていません。何かわかれば追記したいと思います。
Fanalabの CSL コクピットシェルフ(PC置き場の台)
先ほど出てきたPCを置くための台です。このような置き方をしている方やショップも多いですよね。スペースの有効活用を考えると、モニタの後ろにPCを置きたくなってきます。床に直置きすると、埃を吸いやすくなりますし。物自体はこちら。
公式HPによると、パソコンを床から浮かせることで、冷却効果を高めることができるとのこと。
台のサイズは最大幅265mm、最大長495mmとのこと。
「ラバーマットインレイがリグを通じて伝わるFFBの振動を吸収」と書かれていました。どこかにゴムを使用して、振動がPCに伝わりにくくされている様です。ボルトじめするところでしょうか。
CSLコクピット キーボードホルダー
確かに、キーボードホルダーはあると便利だと思いますが、この様な特殊な形状のフレームだと、取り付けが難しいので、専用品が必要となってくるのでしょう。
これだと、モニターの後ろにコントローラーを収納するので取りにくい様な気はしますね。
まとめ
もう僕は、すでに自分のコクピットを作ってしまいました。なので、「こんなの出すので、液晶付きなリーズナブルなステアリングとか、Podiumクラスのペダル早く出してよ!」と少し思ってますが、このCSLコクピットは、Fanatecが知恵を絞っていろいろ考えたコンパクトのようで、シミュレーターを効率よくコンパクトにまとめられる、欲しい人にはありがたいコクピットになるのかもしれません。
DIY SIMレーサーの方々にとっては、いい素材が含まれている様な気がします。
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