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Fanatecの2つのハンドブレーキ(V2とV1.5)を買う前に様々な情報をチェックしてみた|MASK|ブログ

2024年Fanatecブラックフライデーの初日にハンドブレーキが約1万円で販売される予定です。一方、終盤には3.3万円の新型のハンドブレーキが発売されます。

ClubSport Handbrake V2
ラリーやドリフトに理想的な、まったく新しいClubSport Handbrake V2は、より強力なコンポーネントと改良されたエレクトロニクスにより、性能と耐久性を大きく前進させました。

このブラックフライデーで、どちらかのハンドブレーキを手に入れようと思っているので、比較検討した過程と、その結果をいろんな情報を交えて掲載したいと思います。

Fanatec ハンドブレーキV1.5の特徴を調べた

通常価格21000円であったが、10月に開催されたドイツのADACという展示会にて、新型のV2ハンドブレーキが発表された。その後、値下げされ15999円で販売中。

それが今回のブラックフライデーの初日に、10800円で販売予定です。

ClubSport Handbrake V1.5
ClubSport Handbrake V1.5の助けを借りてコーナーを滑り、ラリーおよびドリフトシミュレーションで完璧なドリフトを実行します。

このハンドブレーキ、Youtubeのアップロード日は、初期型は2014年5月。

2018年1月にV1.5が出現する動画(シフターにハンドブレーキを接続する方法)がある。初期型はこのように合体するアイデアは想定されていなかったのではないかと思う。V1.5の説明によると、初期型との違いはこちら。

V1.5には、しっかりとした正確な感触を得るためのステンレススチールレバーなどの改良されたコンポーネントが搭載されています。ポテンショメータとコネクタも改良され、入力がこれまでと同じように正確になりました。新しいアダプターにより、ClubSportホイールベースに直接接続できます。

とにかく、少なくともV1.5の出現は6年以上前ということになる。

機構としては、ポテンショメーターというセンサーを使用している。以下のページ(ポテンショメーターの原理説明のために引用)によると、一般的なポテンショメーターは抵抗体と導体が接していて、サイドブレーキを引くと、その導体が動き、接している場所が変わるので、その抵抗値を読み取り出力している。そんな形式。なので、サイドブレーキを動かせば動かすほど、接点が車のワイパーのように動き、擦れていくため、摩耗粉が出てくる。以下のサイトによれば、のような摩耗粉が電気的な通電不良を引き起こすことがあるとのこと。一般的に100万とか1000万回擦ったら寿命が来るとのこと。(超ざっくり説明)

計装豆知識|ワイパーのないポテンショメータ インダクポット
各種オートメーションに役立つ製品をお探しならMGTrend(エムジートレンド、旧誌名:MST,エムエスツデー)! 製品情報・アプリ事例・知って役立つ計装豆知識を網羅! 株式会社エムジー(旧社名:株式会社エム・システム技研)がお届けするWeb...

なので、原理的に寿命が来る製品ではある。

ただし、

あなたは100万回、サイドブレーキ引きますか?

という話ではある。(Fanatec仕様のセンサーがどれだけの耐久性があるかはわからないけど)

価格は10800円で値下げされて発売される予定。(もし100万回持つのなら問題ない価格か?)

ClubSport Handbrake V1.5
ClubSport Handbrake V1.5の助けを借りてコーナーを滑り、ラリーおよびドリフトシミュレーションで完璧なドリフトを実行します。

便利機能として、純正シフターの横にそのまま取り付けられる機能あり。(追加費用かからず)

シフターの溝にシフター付属のナットを入れて、そこに取り付ける。

こんな感じで。新型も同様に取り付けられるはず。(多分本当に。多分)

方法としては、ハンドブレーキのカバーを外して内部からねじ止めするみたい。

取り付けるとこんな感じ。

ちなみにPCに直接USB接続したい場合は、アダプターが必要!Fanatecのホイールベースに接続したい場合は付属のケーブルでOK。

ClubSport USB Adapter
Fanatecデバイス(専用のUSB接続なし)をUSB経由でPCに接続します。注:このアダプターは、Fanatecホイールベースまたはペダルセットに直接接続するデバイスには必要ありません。

一方新型ClubSport Handbrake V2は?

よく見ると、シフターに横から取り付けている。間にあるものが付属品なのかオプション品なのかは不明。

以下の動画によると、

・ロードセル(感圧式)センサーを使用。
・プリロードやポジションを変更可能

とのこと。また、動画では、シフターにハンドブレーキを接続しています。

これらのことや、写真からの情報を勘案すると、

・ロードセルセンサーを使用することによって、V1.5時代にたまに目にしたセンサーの不具合が減ってそう。
・フレームの厚みはV1.5に比べ増しているように見えるので、サイドブレーキの横方向の剛性感や質感の向上してそう。
・シフターにそのまま取り付けるための機構は健在のようです。
・動画や写真で背面を見ても、USB用の端子がないので、以下のアダプターはV1.5同様必要かも。
シフターにそのまま取り付けるための機構は健在のようです。

ClubSport USB Adapter
Fanatecデバイス(専用のUSB接続なし)をUSB経由でPCに接続します。注:このアダプターは、Fanatecホイールベースまたはペダルセットに直接接続するデバイスには必要ありません。

ということで、V1.5とV2の新型ハンドブレーキをわかる範囲で比較すると、以上のような感じになります。

発売日には、製品がここに掲載されるはず。

シフター / その他
Enhance your sim setup by upgrading to our precision peripherals. H-pattern shifters and analogue handbrakes deliver sup...

僕の結論ですが、ずっとどちらを買えばいいか悩んでいましたが、

よく考えたら、どっち買っても、V1.5なら、多少テストで使ってセール後に売ってもほぼそのままの額で売れそうだし、V2ハンドブレーキは品切れになって、これまた値下がりせず売れそうだし、どっちも間違えではないな…と思いまして、

とりあえず両方手に入れるなら手に入れてみて、ブログとかのネタにしてから、気に入った方を残す!

と言う、おバカなことを思いつきました。(もうおっさんなので、大胆な方法を取る予定😎)

ネタにする必要がない方は、

「そもそもハンドブレーキは必要なのか?」

「どれだけの使用頻度なのか?」

しっかり考えて、必要ならば購入すればいいと思います。

(ブラックフライデー関連商品は1日2つまで縛りもありますので、計画的に。)

何かの参考になったらいいね等いただければ嬉しいです!

手に入れられたら自腹レビューもしてみますのでYouTubeも登録してもらえると喜びます!(この機に一気に登録者数を伸ばそうと足掻いてみましたが、なかなかですね。)

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2020年、僕はiRacingが気になり、まず約30万円を投入してFANATEC製ハンコン、自作PC、自作SIMコクピットを設置しました。その後僕はいろいろ散財し、今まで少なくとも100万円以上はSIM機材に投入していると思います。このよう...

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