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Fanatec Podium Steering Wheel GT3 Enduranceが日本でも発売された|MASK|ブログ

Podium Steering Wheel GT3 Endurance
ClubSport Wheel Rim GT3 Endurance、Podium Button Module Endurance、Podium Advanced Paddle Module、Podium Hubを組み合わせて、最高品質と豊富...

2024年6月にドイツで行われたSpa24時間耐久レースで限定100で販売されたFanatec Podium Steering Wheel GT3 Enduranceですが、通常版が発売されたようです。直径は318mm。重量は700gだそう。価格は92900円。フレーム単体は20900円です。

以下のステアリング単体のページに行くと、この写真が掲載さています。このデザインが気になると思いますが、ステアリングに「カスタムグラフィックを印刷できる白紙ステッカーシート10枚付き」となっており、好きなデザインを印刷し、貼り付ける方式です。(Podium HubまたはClubsport Universal Hub V2から選ぶ感じ)

ClubSport Wheel Rim GT3 Endurance
直径318mmのClubSport Wheel Rim GT3 Enduranceで完璧なGT3ホイールを組もう。Podium Button Module Enduranceに合わせるためにCNC加工が施されています。

以下のセットはClubsport Universal Hub V2を使用し、Advanced Paddle Module(APM)抜きにして、少し安い。(88200円)
Universal Hub V2の良さである、ニョキッと出てくるボタンを使用できないしAPMがなく、4000円程度しか差がないので、買うならPodium Hubのセットをおすすめ。Universal Hubの美味しいところを使えていない感じがする。

ClubSport Steering Wheel GT3 Endurance for Xbox
この製品は、ClubSport Wheel Rim GT3 Endurance、Podium Button Module Endurance、およびXbox用ClubSport Universal Hub V2を組み合わせたものです。

上記の写真は、黒をベースとしたデザインを印刷して、それを貼り合わせたものです。ここまで綺麗に印刷して貼り付けるのは結構難しそうな気はします。そして、10万円越えのステアリングを買うような層の人が、自分で印刷するステッカーに満足するのか?と、個人的には疑問に思っていますが、さてどうでしょう?一方、そういうことがとても好きな人もいるので、長年のSIM業界にいた経験から、このパッケージングに需要があると判断したのかもしれません。(日本市場はヨーロッパやアメリカ市場と比べてとても小さく、日本人の感覚で考えたらいけないのかも。2024ブラックフライデーの時のRedbullステアリングの割り当て数が全然違いましたよね)

ClubSport Wheel Rim GT3 Endurance
直径318mmのClubSport Wheel Rim GT3 Enduranceで完璧なGT3ホイールを組もう。Podium Button Module Enduranceに合わせるためにCNC加工が施されています。

上記ステアリングの「ダウンロード」のページにある、事前に用意してくれているデザインはこちら。もちろん、ご自身でデザインするのでもOKです。

毎回携帯のフィルムを貼る際に、わずかにズレて反省している僕は、100%上手く貼る自信がありません笑

セットでの価格は92900円(それぞれの部品をバラで購入すると114100円になります。QR2にする場合はさらにQR2代が必要。)ステアリングのフレーム部分(握るところ)は20900円で販売されています。

貼り方とかの動画が気になる方は、こちら。

↓こちらのセット(今回の新作のセットと同額)を持っている方なら、フレーム部分だけ交換すれば良いので、気軽に導入できると思います。一方、はじめからセットで買うとなると、結構高く感じると思います。

Podium Steering Wheel Fanatec GT World Challenge

FANATECによると、ステアリングだけで20万円超の「Podium BMW M4 GT3ステアリングに似た触感を提供する」とのこと。(前回の記事で紹介)FANATECの BMW M4GT3も、グリップ部分はラバーです。なので、握り心地は近いのかもしれません。この高級ステアリングの直径は、今回の新製品の318mmより若干コンパクトで308mmです。

Podium Steering Wheel BMW M4 GT3
BMW M Motorsportと共同で開発されたPodium Steering Wheel BMW M4 GT3は、2022 BMW M4GT3レースカー用に作られた本物のホイールです。現在のすべてのFanatecホイールベースと互換性が...

以下の記事で、価格を予想していましたが、いい線でした。

Podium Steering Wheel GT3 Enduranceに含まれるパーツ

フレーム単体の価格は20900円で、価格は他のステアリングと比べて大差なし。(ステッカー10枚がつきます)

ClubSport Wheel Rim GT3 Endurance
直径318mmのClubSport Wheel Rim GT3 Enduranceで完璧なGT3ホイールを組もう。Podium Button Module Enduranceに合わせるためにCNC加工が施されています。
Podium Button Module Endurance
Podium Wheel Rims R911、R911S、R300に適したGT3クラスの耐久性ボタンモジュールのこの本格的なレプリカで、ホイールの外観と機能を強化します。
Podium Hub
Podium Hubは、Fanatec®モジュラーステアリングホイールシステムのプレミアムコアコンポーネントです。
Podium Advanced Paddle Module
これまでで最も本物のパドルシステム。磁気シフターとホールセンサーを搭載したPodium Advanced Paddle Moduleは、Fanatecステアリングホイールの究極のアップグレードです。CS_HB_V1.5:ClubSport ...

デザインは少し古臭いと思う。でも剛性や機能性は高そう。そんな商品。

アルミ切削加工のPodium Hubや、操作しやすいAdvanced Paddle Module等、しっかりした物は使われている。6パドル付きで、Moduleにもボタンも、多くいくつかのボタンは親指からのアクセスもしやすい。機能性も結構ありそう。一方、前々からあるPodium Button Module Enduranceのデザインが古臭く感じる人がいるかも。

ボタンの色は、以下のモジュールに付属してくるキャップを使うと変えられるので、シンプルにはできるはず。

最近のステアリングは、LEDピカピカ光るものが流行りだが、シンプルで剛性感のあるステアリングを求める人に向けた商品。Podium BMW M4 GT3までは考えていないが、機能性があるガッシリとした造りのものが欲しい、そういう人向けなのだろう。

元々、以下のようなパッケージを所有している人からすると、フレームを交換するだけで乗り換えることが可能なので、とても合理的なパッケージに感じるかも。

Podium Steering Wheel Fanatec GT World Challenge

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