レーシングシミュレータのコクピットに、MOZAのハンドブレーキを追加しました。
私のコクピット、このハンドブレーキのおかげでゴツゴツ感が増した気がします!
(スマホを車に置き忘れたので、いつもの素人感あふれる写真じゃなく、今回はミラーレス一眼でしっかり撮っています。)
このハンドブレーキは、なぜか僕にレビューをさせてくれるMOZAさんからの提供品になります。
お値段は99ドル。送料込みで15000円~18000円ぐらいになるんじゃないでしょうか?
さて、ハンドブレーキですが、iRacingでオンロードやオーバルを走る限りは、必要性を感じていませんでした。しかし、iRacingでダートを走ったり、ラリーゲームで悪路を走るとなると、すぐに欲しくなるアイテムになります。ちょっと試しにダートを走った時なんて、試しにシフターの4速をハンドブレーキにしたりしていました笑 (シフターをハンドブレーキに使うとONとOFFしか入力されないので、面白みがありません。なので、この使い方はおススメしません笑)
こんな私のコクピットですが、今までになかった機能が追加されると嬉しくて仕方がありません。MOZAさん、ネタの提供ありがとうございます。でも変に褒めすぎないように、読者の皆さんを第一に考えてレビューしたいと思います。
MOZAのハンドブレーキの箱はコンパクト
ハンドブレーキはこの22x27x10cmのコンパクトな箱の中にうまく格納されています。
付属品がたくさん!
全て並べてみました。とにかく付属品が多いですね。
青いばねと黒い樹脂が気になります。
最近、レビューのためだけに笑、1000円ぐらいの重量計を導入しました。
ハンドブレーキは2ピースでできており、画像の根元のセンサー部分とそこから延びる1本のアームの合計が、536gでした。あまり、重さは関係ないような気がしますが、とりあえず計っておきました。
ネジについてですが、ハンドブレーキのグリップ部分のパーツと、下の写真のパーツを結合する長めのボルトが2本。それを留める先端が丸いナットが2つ。
M5の短めのボルト2本。ナット2個。M5用のワッシャー6個、スプリングワッシャー2個が付属しています。
これが、ハンドブレーキの先端の手で持つ部分です。全てアルミの削り出しでできており、しっかりしています。296g。
MOZAのハンドブレーキにはたくさんの穴があけられている
ハンドブレーキのアームはたくさんの穴があけられているため、いろいろな角度に調整することや、取っ手部分の長さも調整することができます。
パターン①
パターン②(パターン①を伸ばした感じ)
パターン③(パターン①・②と比較して、直線的に使用)
パターン④(パターン③の短いバージョン)
パターン⑤(角度急なバージョン)
パターン⑥(パターン⑤の取っ手短いバージョン)
取り付けの自由度は高いが、しっかり図面を確認して!
取付穴の図面、送ってもらいました。これが底面をしたから見た図です。
アルミフレームだと、M5のナットとボルトを2組用意すればガッチリ留められると思います。
レビューのために付属のM5のナットとボルトとワッシャーを、アルミフレームの溝を使いながら留めることもできました。(後日MISUMIから溝専用のナットが到着予定です)
とりあえず市販車と同じようなブレーキ配置に
左前の縦のアルミフレームに、パターン⑤あたりでくっつけてラリーカーみたいにすることもできましたが、自分の愛車の運転技術向上のために、日本の市販車チックなSIMにするために、パターン⑥を選定。左側に固定することにしました。
↑これだと、どこを見ればいいのかいまいちわからないので、拡大したのがこちら↓
外車バージョン。外車バージョンにしたらロゴが分かりやすくなるんですね。
接続は付属のUSBケーブルで直接PCへつなげることもできますし、ポートがあるMOZAのホイールベースへつなげたり、付属のRJケーブルを使えば、先日発売されたUniversal Hubを介してPCへつなげたりすることもできます。
MOZAのハンドブレーキのキャリブレーション
MOZAのPit Houseの画面ですが、ハンドブレーキをつなぐとこのような画面が出てきます。
ほぼ自動でアップデートされるので、右下の「Finish」を押したら使えるようになります。
まずキャリブレーションしときましょう。
「Start Calibrate」を押すと、10秒のカウントダウンがあるので、その間に1回だけMAXまでハンドブレーキを引き切って、元に戻してください。終わったら、同じボタンをもう一度押したらキャリブレーションが完了です。
ハンドブレーキのアウトプットカーブを細かくカスタマイズできる
このハンドブレーキの方式としては、16bitの非接触センサーになります。
なので、ハンドブレーキの角度を検知してPCに入力される方式です。
工場出荷時の状態では、黄色いバネが組み込まれています。
付属品に青いバネと、黒いゴムが入っていました。この辺を組み合わせると、ブレーキフィーリングを調整できると思いますので、ご自身の好みになるように微調整していってください!
現レビューの段階では取説が手元にないので、青いバネと黒いゴムをどう使えばいいのか、黄色とどう違うのか確認できていません。後日確認して更新します。
とりあえず、MOZAのソフトはどれぐらい自由度があるか、見ていきましょう。
まず、下の軸の100が、キャリブレーションで引っ張ったところのMAXになります。
これを100からずらすこともできます。
縦軸は、ゲームに入力されるブレーキの強さです。
この一番右上の値を自由自在に調整できます。もっと高価なハンドブレーキにはロードセルセンサーが使われていたりしますが、このMOZAのハンドブレーキに使用されているのは角度センサーですが、付属のバネ、ゴムを使って、さらにこのカーブを感覚に合わせて調整することで、いろんなユーザーの感覚に合ったブレーキフィーリングを生み出せそうな気がします。
例:60の場所まで引っ張ったら、それ以降引っ張ってもずっと100%がソフトに入力されるカーブ↓
ちなみに、黄色いバネのところのMAXまで引っ張るとこの辺の角度になります。それ以上引っ張ってもほとんど動きません。引っ張ってる最中は、バネですので重さの感覚は常に均一です。
ロードセルペダルのように角度が付くに従い、重くなる感覚が欲しい方は付属のゴムで解決できるのかも!(本当に解決できるかは検証して、後日アップロードします)
内部の構造や、各付属品の構成、使用した感想についてはまた後日、アップロードします!
今言えるのは、カッコいいですし、引く方向にはしっかり剛性があります。
とりあえず、本日は速報ということでよろしくお願いします!
MOZA Racingの購入方法を検討したページはこちら↓
円高傾向なら、公式からの購入がお得になります。
コメント
初めまして
色々情報見させてもらってます。
RJケーブルってところが気になります。
fanatecと回路的に一緒ならDDにそのまま繋げて使えたりはしないですかね?
それができるならPS5とかでも使えるので非常に購買欲が上がりますね。
はじめまして!コメントありがとうございます。
繋げて試してみますね!
年末にはなりますが、まとめて情報をアップしてみたいと思います!
検証が遅れてしまい申し訳ありません汗
先ほどDD1を別件の検証のために取り外した後に、思い出しました…。
先ほど検証しましたが、やはりFANATEC側には認識されなかったです。
https://twitter.com/MASK_iracing/status/1612451192411676672