先日、阿波座へ移転したZENKAIRACING OSAKAのリニューアルオープンイベントへ行ってきました。
実は、リニューアルオープンのご連絡をいただいた際に、「ここだけの話Podium Pedalsも見られるかも」と示唆され、大阪行きを決意しました😬

……と言うと、Podium Pedals目当てで行ったように聞こえるかもしれませんが、実際その通りです(笑)。
最近は仕事やら何やらでかなり忙しく、自分で購入して細かくレビューするのが億劫になっています笑ペダルのレビューって、本当に大変なんです。
元々付いているペダルを外して、新しいペダルを取り付けて、足の位置を微調整して、その間に写真も撮って……と、結局かなりの肉体労働になります。
その点、すでにしっかり取り付けられている状態のPodium Pedalsを、しかも他のペダルと並べて比較できるというのは、移動の時間を考慮しても(移動中は別のことできるし)今の僕にとっては実はものすごくありがたい環境でした。
※とは言いつつもPodium Pedalsの在庫が出たらとりあえずは購入して、時間的な余裕が出たタイミングで導入・レビューはする予定です。
※本ブログ内のリンクには、広告リンクを含むものがあります。リンクを経由して製品を購入いただけると、一部数%の広告費をいただける製品があったり、企業の方に「このブログは効果があるな」という認識をしていただけて、情報や製品提供のお話が来ればいいなと思ってやっています。そういうモチベーションも持ちながら、細く長く続けようとしています。
今回紹介しているFANATEC商品は
正規代理店のZENKAIRACINGの以下のサイトからでも購入できます

まずは一気に機材を体験
現地へ到着し、機材を触れ、そして恐る恐る機材の写真撮影をし、いろいろな情報交換(というかこちらはあまり提供するものはありませんがw)をさせていただいたので、結構滞在させていただきました。
施設内には約10台のシミュレーターが設置されており、そのうち3台はFANATEC製コクピット、1台はFANATEC製品が取り付けたらZENKAIRACINGオリジナルコクピットが設置されていました。
以下の機材を一気に触り比べさせてもらいました。
- BMW M4 GT3ステアリング
- CSL GT3ステアリング(CSL Steering wheel GT3)
- ClubSport GT3ステアリング
- Formula V2.5ステアリング
- RS V2ステアリング
- Podium DD
- CSL DD・GT DD Pro
- Podium Pedals
- ClubSport Pedals V3
- ClubSport Pedals V2
- CSL Pedals (普通の)
- CSLコクピット
- GTコクピット
こうやって短時間で複数の機材を比較できる機会は、なかなかありません。

当ブログの読者さんの中には、「自分でFANATECのネット発注する前にちょっと比べたい!」みたいな方も多いと思います。(僕も同じ立場なら、そんな利用方法ができるか気になる。)
以下の料金システム内で申し込み、スタッフの方の余裕があればFANATEC製品の購入相談もしていただけるんだと思います。

この記事を書いた時と状況も変わっているかもしれませんので、念の為事前にZENKAIRACING OSAKAへご確認ください。
僕の家の中にも色々なホイールベースや、ペダルはあるのですが、体験するために毎回組み替えないといけなくて、それぞれの違いをすぐに比べるというのは難しい。一方、この施設では操作感が新鮮なうちにいろいろな機材を確かめられるので、かなり比較しやすかったです。
M4 GT3ステアリング。24万円の「隙のなさ」

まず気になっていたのが、(自分では買えない)24万円のBMW M4 GT3ステアリング(公式)です。
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表面にはカーボンが使われており、プラスチック感がほとんどありません。
とにかく「荒がない」という印象。
質感、デザイン、剛性感、所有感。すべてにおいて隙がないという印象でした。

一方で、液晶画面については、Formula V2.5などにも使われている数字や文字が表示できる程度のサイズです。

24万円という価格帯を考えると、派手な液晶ディスプレイがついて欲しいなと庶民の僕は思うわけですが、
そもそもこのステアリングは、実際のレースカーにそのまま使えます。
なので、24万円は格安なんですよね。だからお金持ちのオジ様はとりあえず買うべき製品なわけです。
CSL GT3ステアリング、かなり良いです

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次に触ったのがCSL GT3ステアリング(公式)。
サイズ感やグリップ部分のラバーの質感は、先ほどのBMW M4 GT3とかなり近い印象です。
もちろん表面には樹脂やプラスチックが多く使われており、質感では差があります。
ただ、ステアリングとしての機能性に大きな差があるかというと、そうでもありません。
所有欲を満たしてくれるのは圧倒的にBMW M4 GT3。
しかし、「ステアリングとして使う」という部分だけを見ると、CSL GT3は非常に完成度が高い。
剛性感については、Podium DDにつけて遊びましたが特に問題になるような感じはありません。標準がQR2Liteなので、パワフルなホイールベースを使用するなら金属製QR2に変えといたらいいぐらいでしょうか。
価格を考えると、これはかなり買う価値がある逸品だと感じました。
ClubSport GT3は剛性感が魅力

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ClubSport GT3ステアリング(公式)は、金属フレームとClubSport Universal Hub V2が組み合わされた製品です。
グリップの感触自体はCSL GT3やBMW M4 GT3ステアリングとかなり共通しています。
剛性感はBMW M4 GT3級に高い。
長年使用した場合、樹脂主体のステアリングでは軋みなどが出てくる可能性もありますが、ClubSport GT3はその点で安心感があります。
一方で、個人的には横方向へ少し大きく感じました。(直径318mm)
直前にFormula V2.5(280mm)を触っていたので、その影響もあるかもしれません。ちなみにCSL GT3は300mm、BMW M4 GT3 308mmです。
・ClubSport Steering Wheel F1® Esports V2:270mm
・ClubSport Steering Wheel Formula V2.5:270mm
・GT DD ProのGTステアリング:280mm
・DD ExtremeのGTステアリング:300mm
・CSL Steering Wheel GT3:300mm
・CSL Elite Steering Wheel WRC:300mm
・Podium Steering Wheel BMW M4 GT3:308mm
・CSL Elite Steering Wheel Porsche Vision GT:310mm
・ClubSport Steering Wheel GT3:318mm
・ClubSport Steering Wheel RS:320mm
一般的に直径が大きいと、FFBの感じ方や舵を切った時の動きがマイルドになると思います。これについては、実際買ってもらって確かめてもらうか、ZENKAIRACING OSAKAで試してもらった方が良いかと思います。ちなみにこのフレーム部分は取り外し可能で、いろいろなステアリングに変更することができるので、自分好みの径を試行錯誤で変える楽しみもあるかもしれません。

実は裏にいっぱいボタンがある。
Formula V2.5はやっぱりクイック

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僕はFormula V2を所有しているので、おおよその感覚は知っています。
それでも改めて触って比較すると、GT系ステアリングと比べてFormual V2.5(公式)はクイック感がすごい。
直径が小さく、重量も軽い部類なので、FFBが非常にダイレクトに手へ伝わってきます。
今回はPodium DDを使用していたため、どのステアリングでも十分なFFBを感じることができました。
しかし、これがCSL DDやGT DD Proになると話は変わります。
径が小さく軽量なフォーミュラ系ステアリングの方が、限られたトルクの中でも情報を受け取りやすい。
CSL DDやGT DD Proを使っている方は、このような小径ステアリングも十分検討する価値があると思います。
Formula V3ステアリングのレビュー記事です。こちらもご確認ください。

RS V2ステアリング、かなり好きでした

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実は、初めて触ったこのRS V2ステアリング(公式)、これは個人的にかなり好印象でした。
86やGRヤリスへ乗った時に感じる、「少し小さめでコンパクトな実車ステアリング」の雰囲気に近い。
グリップは革製で質感も結構高い。
フレームも金属製なので剛性感があります。
同じ直径の円形ステアリングをUniversal Hub V2で組むこともできますが、ハブが不要ならこのRS V2の方が価格も抑えられます。

広角で写真を撮ったので、リム部分が太く見えますが、実際はもうちょっとスリムでスタイリッシュな印象でした。
かなりおすすめできるステアリングです。
ただし、ドリフトを本格的にする方は少し注意。
ステアリング上部へLEDランプユニットが埋め込まれており、ステアリングをくるくるシュルシュル回すような操作では手が引っ掛かる可能性があります。
ドリフト用途なら、Universal Hubを使って、好みのフレームを取り付けた方が良いかもしれません。
初めてのPodium DD

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Podium DD(公式)のイメージとしては、「ClubSport DD+のさらに余裕がある版」です。
パワフルになった以上に何かどう違うかと言うと、説明は難しいです。
おかげで、FFBの懐が深いですね。
最大トルクが大きいため、クリッピングに悩まされることなく、FFBを重く設定して縁石や路面の細かな情報も潰さずに表現できます。
※クリッピング
カーブの途中で設定で最大のFFBをかけてしまっていると、カーブ中に縁石だとか轍とかに乗っても、カーブ以上の情報が来ないイメージ。それを改善しようと、カーブ途中の縁石・轍まで表現できるよう、FFBの最大をそこに持っていく。すると、例えば緩いカーブの時等、小さな入力があった時のFFBが小さくなり、感じにくくなる)
フォーミュラカーのように高ダウンフォース車両で強めのFFB設定を使う方ほど、このメリットは大きいでしょう。
その後5Nmクラスを触ると、5NmはかなりFFBが弱く感じてしまいます。
僕自身は18NmのClubSport DD+を使用しており、そこまで来ればレースで困る場面はほとんどないとも言えます。ただ、やはりFFBの懐が大きいため、買えるものなら初めからPodium DDを購入しておけば、「もっとパワフルなやつにしといたらよかったかな」なんていう後悔はなくなります。
Podium Pedals、ブレーキいい感じ

まず、今回一番の目的がこのPodium Pedals(公式)です。
今回はGTコクピットに取り付けられていたものをそのまま使いましたが、
工場出荷状態のエラストマー(樹脂)を入れているとのことでしたが、ブレーキの踏み心地が非常に良い。「このペダルぐらい踏み心地がいいのって他に何あがりますか?」と聞いたら、林代表いわく「アクティブペダル」とのこと。Simucubeだと、相当高価です。それに比べてこのペダルだと10万円台前半で買えるわけです。

潰れ方が自然で、違和感なく線形的に踏み込んでいけるイメージでコントロールしやすいペダルだなと言う印象。センサーとしてはFANATEC初の定格200kgのロードセルセンサー。V2ペダルやV3ペダルは90kgなので、硬いブレーキを好む方も待ち望んでいたペダルかと思います。

この3万円のPodium Pedals専用のベースプレート、調整幅が多くて良さそうですね。3万円ですけど笑
その後、隣にあったClubSport Pedals V3(公式)を踏んだのですが、「あれ?」と思うぐらい柔らかいです。ブレーキにスカスカ感を覚えます。これも他所で踏んだこともあるわけで、僕がたまに紹介するときにはV3はオプションのブレーキパフォーマンスキットが必須と書いている記事もあると思います。

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構造的にはクラッチの2段階の動きが模擬されていたりと、ドリフトなんかには向いているペダルになると思います。
その後、CSL Elite Pedals V2(公式)のブレーキ踏むと、結構いいですね。優秀。

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Podium Pedalsより若干軽いものの、十分な反発力があり、エラストマーの潰れ方も自然です。
しかも、さらに同封されている重いエラストマーへ変更できる余地もあります。
V2のブレーキは本当に優秀だと思いました。
さて、Podium Pedalsの話に戻ると、今回FANATECのペダルとして新たに追加された機能として、ペダルカーブ調整機能です。

他社のペダルなんかは、もうこの機能は標準でついているペダルも多いので、FANATECについてもV2やV3ペダル等アップデートすればいいのにと思います。
Podium Pedalsですが、例えば、
- スープラはこのカーブ
- GT-Rはこのカーブ
- Formulaはこのカーブ
というように事前設定しておけば、車種ごとにステアリングの手元のダイヤルを使用するとペダルフィールを変えられます。
これはプレステでのGT7でも同様に一度設定しておいたものを、ステアリング手元のダイヤルで呼び出すことができるので、GT7ユーザーからすると、かなり革命的な要素になりそうです。
もちろん、これだけで速くなるわけではありません。
鍛錬は必要です。
しかし、速い人がこれをさらに煮詰めたら、もっと速くなってしまうポテンシャルを持ったペダルだと感じました。
そこまで長時間踏んでいたわけではありませんが、もちろん足で踏んでいる限り、ガタや違和感を一切感じませんでした。一つ一つの部材が太いので、僕が昔使っていたHeusinkveldよりは強そうな感じです。
書いていて、「内容少ないな」と思いましたが、他にもいろんな製品を見ていたので、こんなもので許してください笑
CSLコクピット、とてもコンパクト。コスパはかなり良さそう

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以前、ZENKAIRACINGの隅田ファクトリーを案内していただいた際に、GTコクピット(公式)については実機を確認させてもらいました。CSLコクピット(公式)は確認できていませんでした。
今回そのCSLコクピットも置かれていたのでいろいろと観察させてもらいました。
まず、CSLコクピットの価格はClubSport GT Cockpitの約3分の1。
結構コストパフォーマンスが高い商品だと思います。
コンパクトなため、設置場所の融通が効きやすいかもしれません。
シートについても、価格を考えると十分しっかりしています。
「某軽自動車のシートみたいな感覚」と表現する方がいましたが、なるほどと思いました。悪い意味ではなく、あの価格帯の折りたたみ式シートでこの剛性感を出せているのは結構良いかと思います。
ちなみにClubsport GT Cockpitですが、調整幅がやはり広く、いろんな方に対応できます。ペダルの角度・位置、シートの角度・位置、ホイールベースの角度・位置と。

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Podium Pedalを載せて踏みましたが、標準の硬さのブレーキだとびくともしていない印象でした。
GTコクピットは集合住宅で導入されるにはちょっと大きいかもしれません。デザインが曲線が多用されていい感じなので、広いお部屋をお持ちの方や、そ店舗等でいろいろな方が乗ってポジションの調整を頻繁に行うときに大変便利そうな製品だなと思いました。
ちなみに、これらを複数台組んでいる方にいろいろお話を聞いていると、ClubSport GT Cockpitは重すぎて、組み立て中に絶望的な気分になるそうです(笑)。
一方、CSLコクピットは部品点数が多くて組むときに絶望的な気分になるそうです笑

※これはお仕事で複数個組まないといけない方のご意見なので、1個しか組み立てる必要がなく、初めてコクピットを買ってワクワクしている人にとってはあまり参考にならないかもしれませんが。
ちなみに、僕が自作したアルミフレームコクピットもかなり重いです。それなりにしっかりしたコクピットは大体重いんです。

あ、これ便利

ZENKAIRACINGさんの各筐体で使われていたキーボードがこれでした。マウスを使わずにスタッフの皆さんがスムーズに操作されてました。
僕はこれを使っているのですが、真ん中のクリクリまで指を伸ばすのがちょっと大変なので、右手で持ちながらそのままカーソルを移動させられるのは結構ありかも。ちなみにこのThinkpadのキーボード、どうも在庫切れか製造中止かわかりませんが、(適切な価格では)どこにも売ってなさげ。
ZENKAIRACING OSAKAについて
今回、短時間でこれだけの機材を比較できたこと自体が非常に大きな収穫でした。
聞いた限りでは、有料セッションの時間内で相談しながら、さまざまな機材を体験させてもらうこともできるようです。
※詳細な利用方法については、事前にZENKAIRACING OSAKAへ確認してください。
また、施設の広さを見る限り、現地に巨大な倉庫があるという感じではなく、その場で持ち帰るというより、この施設で体験させてもらってネット注文・配送が基本になるのかもしれません。
こちらも事前確認をおすすめします。
最後に、お忙しい中、機材や施設について丁寧にご説明いただいたZENKAIRACING OSAKAの皆さまには、心より感謝申し上げます。
なお、今回の大阪遠征は本ブログやYouTubeからの広告収益をかき集め取材費に充て、自腹で行ってきました(笑)。
今後も、もし広告収益が発生したら、こういうふうにネタ作りのために有意義に使わせていただこうと思います。(できれば毎年ドイツで開催されるSIMの見本市のADACなんかに行けたらいいのですが…🤣)
ちなみに来場者プレゼントのノベルティもいただき「(ノベルティを)SNSにアップしといてくださいね!」と言われましたが、この記事は案件記事ではありません。なので、とりあえずノーチェックでアップしますw

ZENKAIRACINGの皆さまへの感謝の気持ちは持ちつつも、いつもどおり、僕が実際に感じたこと、そして書きたいと思ったことだけを僕の時間的リソース上、書ける範囲で率直に書かせていただきました。
もし「ネットでポチる前に、一度実物を見てみたい」「自分に合うステアリングやペダルを比べてみたい」と思われている方は、こういった施設を一度利用してみるのも面白いと思います。

何かの参考になりましたらいいね等していただけると嬉しいです。あと、↑ここから購入していただけると、喜びます☺️
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