5月ごろにフォロワーさんに教えていただいたのですが、
「Resize Raccoon」
というアプリがありまして、それをブログのネタとして強くお勧めされていました!が、
なかなか試すことができず、もう9月になってしまったわけですが、
まだ日本では試して情報としてまとめている人がいないらしく、
まとめてみたら!?
と再び、熱いDMが笑!!
ということで、重い腰を上げ、試してみました!
そもそもResize Raccoonって何?!
Raccoonはアライグマのこと。Resizeはリサイズ。
アプリを起動して、ボタンを押したら、ゲーム画面をもともと設定していた画面サイズにワンタッチで設定してくれるといったソフトです。
3画面を導入した2022年ごろ、調べた限りその頃の3画面の手っ取り早い設定方法は、NvidiaのSurround機能を使うことでした。その方法については、以下にまとめています。
一言で言うと、Nvidia SorroundによってSIMソフトに対して、3画面を1つの横長い画面と認識させる方法です。SIMソフトは、3画面を1画面として認識して、横長の5760×1080の映像を出力します。
iRacingでは、iRacing内の設定を頑張れば、Nvidia Sorroundを使用せずにiRacingのソフトからそれぞれの画面に対して1画面ずつ、画像を出力させることも可能です。ですが、iRacing個別の設定となるので、iRacingのみに注力する人はいいかもしれませんが、手っ取り早くさまざまなソフトを3画面で遊びたい人にとっては、設定の理解等の時間的負担が大きいので、どのゲームにも対応できるNvidia Sorroundのような機能が適していたと思います。
みんなんがよく使用するNvidia Sorroundのデメリット
Nvidia SorroundはNvidiaのグラボを使っていたら、「Nvidiaコントロールパネル」から設定し、使用することができます。
3画面を並べて、Nvidia Srroundを設定すると、3画面を1つの画面と常に見なすため、
Windowsのタスクバーが3画面のうち1画面しか表示されません。(一番下のバーのこと)
また、画面を他の用途で使いたい時に、3画面→2画面としたくなりHDMIケーブルを付け替えたりしても、PC側が自動的に2画面モードにしてくれるわけではありません。Nvidiaコントロールを開いて、サラウンドを解除する必要があります。
まぁ、それぐらいだったらいいのですが、再設定する時に、画面の順番が変わっていたりと、いろいろとNvidia SorroundはON/OFFの切り替えが手間に感じることがあります。
ちょっと不便な部分があって、3画面をより自由に色々な用途で使いたい人には、ちょっと痒いところに手が届かないシステムに感じるかもしれません。
もしかしたら、いろいろな技を駆使して自由自在に画面の設定を変更できるかもしれませんが、その設定をするのがかなり大変です。
使ってみての感想:Resize Raccoonは3画面のコントロールが結構簡単かも
まだ、このソフトの安定性だとか真の実力を試しきれていないので、断言はしませんが、Resize Raccoonで上記のNvidia Sorroundで感じていた上記の不満点が結構、解決したかもしれません。
PCはそれぞれ1つの画面として認識していますし、タスクバーもそれぞれ出現しています。
HDMIケーブルを外したりして画面との通信が途切れれば、自動でそれを認識してくれます。
ダウンロード先
このソフトがどれだけ安定なのか、まだ1回使ってみただけなので、いまいち全力で推せるほど使い潰してはいません。
どうも作者はノルウェーの方らしいです。
私は、こちらの「Resize.Raccoon_1.7.0_x64_en-US.msi」をダウンロードし、インストールしました。自己責任でお願いします。
Resize Raccoonの設定
※まず、Nvidia Sorroundを有効にしている人は、それを無効にします。
Resize Raccoonを開くと、こんな感じ。右下の「+」をクリックしてください。
そうすると、以下のような画面が出てきて設定していくわけです。
私のiRacingの設定(1080Px3画面)
僕の現在の設定はこんな感じです。
これでいい感じに動いています。
以下の起動後の画面の各設定の4辺ともカギカッコがあるマークをクリックすれば、画面が引き延ばされます。
多分ですが、Process watcherをONにすると、設定していたSIMソフトが起動すると自動的に画面が設定されたサイズにリサイズされるようになります。
各設定項目の詳細
PROCESS
この画面を適用すべきソフトウェアを選択します。現在使用されているプログラムしか選択できませんので、設定のためまずは対象のソフトウェアを起動しましょう。iRacingなら、実際にゲームの走行画面まで開いてください。そして右の「更新」ボタンのマークをクリックするとにiRacingのソフトのexeファイルを選択することができます。
PROFILE NAME
設定名称なのでなんでもいいです。iRacingの設定なのでiRacingにしました。
AUTO RESIZE
iRacingを起動すると、自動で設定を適用してくれるモードだと思いますので、適用しています。
AUTO RESIZE DELAY(MS)
ミリ秒の遅延を設定したい場合はここを入力。レースSIMなので遅延は必要ないでしょう。
PRESET
使用している画面を選択します。Triple 1080pや1440p、4Kなどがあります。
これを選択すると、その下の数値が自動で入力されます。
僕の場合、WINDOW POSITION Xだけ、ズレていましたので調整しています。方法はこの次。
REMOVE BORDERS
画面の上のソフトウェア名称が表示されるバーを消すための機能だと思います。ONにしています。
横の位置だけ修正した。
一番初め、見様見真似で設定して出てきた画面がこんな感じです。1画面分右にずれているのがわかると思います。本来なら、メニュー画面が中央に来ていて欲しい。
これを解決するには横方向をうまく設定すればいいわけです。
画面に映っているもの
以下が、PRESETをTriple 1080pを選択した時に自動的に出てきた数値です。
WINDOW PSITION X「-1920」と書かれていますが、これを1画面分左になるように設定すればいいわけです。
WINDOW WIDTHは1080pの画面を3つ横に並べると、5760ピクセルになります。
5760➗3=1920になるわけで、1画面あたり1920ピクセルなので、さらに1920マイナス側にずらせばいいだけです。
なので、WINDOW POSITION Xを-3840と入力すると、通常の3画面となりました。
フレームレートはどうなる?
フレームレートももしかしたら向上するかもしれないので、その辺はまた分かり次第公開したいと思います。
何かお気づきの点や、なんかの参考になった方、本ページのブックマーク、リンク、いいねいただければ嬉しいです!
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