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FANATECのCSL Elite Pedals V2が発売されたので旧型と比べてみる | MASK | ブログ

このページではFANATEC CSL Elite Pedals V2と旧型の違いについてまとめています。
実物を手に入れた後のレビュー記事は↓こちらのページに書いていますので、気になる方はご覧ください。

今まで、↓CSL Elite Pedalsが、オプション品のロードセルブレーキキットが販売されないまま、2ペダルのままで販売され1年ぐらい放置されていました。

CSL Elite Pedals
頑丈なフルメタルデザイン:高品質のフルメタルアルミニウムデザインは、長持ちする耐久性を保証し、抵抗を改善し、ペダルに印象的な安定性をもたらします。

一方、昨年のブラックフライデー時に発売された銀色のCSL Pedalsは、ロードセルキットも発売されていたため、ブログを読んだ方や、Twitterを見てくださった方に対しては、黒いCSL Elite Pedalsは購入せず、銀色のものを買うようにTweetしたこともあります。

しかし、9月中旬、バージョンアップされた↓黒いCSL Elite Pedals V2が発売されたわけです。

CSL Elite Pedals V2
CSL Elite Pedals V2は完全組み立て済みの3ペダルセット。加工し切り出されたアルミニウム製、クラッチとスロットルにはプリシジョンハールセンサーを搭載。ロードセルブレーキは“デュアルステージ”スプリングとエラストマースタックで実車に近い抵抗レベルを実現

さて、黒のペダル、銀のペダルどちらを購入すべきでしょうか?

(両方持ってないので、ブログにはどちらがいいとは書いてませんが笑)

FANATEC CSL Elite Pedals V2のアクセルは非接触式になり誤作動が起こりにくくなる

下の写真は私が所有しているFANATEC CSL Elite Pedalsの初期型のアクセルです。ギヤが見えると思いますが、アクセルを踏むと、ギヤを通じて、ポテンショメーター(位置を感知するセンサー)の内部機構が回転し、アクセルの角度を検知し、PCに出力します。

この方式だと、ホコリが付着しやすく、対策をしないとそれが誤作動の原因になることもあったようです。私の場合は、センサーやギヤの上に板を置き、ごみの侵入を抑えていたため、一度も誤作動はありませんでした。どのような対策が必要な気になる方はこちらをご覧ください↓

FANATEC CSL Elite Pedalsが誤作動しないようにする裏技|MASK
Twitterで、下記画像を提供していただいた方から新年のご挨拶を頂きました。 この画像のやり取りの際、FANATEC CSL Elite Pedalsが誤動作するという悩みをおっしゃっていたので、当時、私がTwitterで教えていただいた方法「ペダルのポテンショメーターを覆うカバーを付ける」という方法を提案?しました...

今回、FANATEC CSL Elite Pedals V2では、アクセルとクラッチに磁気式のセンサーを採用しており、ペダル一位置をマグネットで計測するため、非接触構造になります。そのため対策をしなくてもセンサーの劣化を考える必要がなくなり、レース中の誤作動に悩まされることは無いかと思います。

ちなみに銀色のペダルも磁気センサーになっているんですけどね。

FANATEC CSL Elite Pedals V2はロードセルセンサーの設置位置が変わった!

ロードセルセンサーは、ペダルの角度ではなく、ペダルを踏んだ際の圧力を計測します。ペダルを最大開度にする踏力を最大90kg(調整可能)まで設定することができます。角度より、重さで制御する方が体がその重さを覚えやすく、ブレーキが決まりやすくなる効能があると思います。


↓初期型のペダルのロードセルペダルは、ペダルの後ろ側にセンサーが付いており、

新型のペダルは、根元についています。

ロードセルの位置によって何が変わるのか?

旧型はペダルの後ろにロードセルが取り付けられています。ブレーキを踏むと、ブレーキペダルの裏のロードセルが取り付けられている金属がほんのわずかに曲がります。その曲がりをロードセルが感知します。

ペダルの上の方を踏み込むと小さな力でペダルが曲がりやすく、ペダルの下の方を踏み込んでしまうとペダルが曲がりにくい。ペダルの位置によって、そのため同じ力でもブレーキの効きが変わってきます。

新型だと、ペダルを踏んだ力がダイレクトに反映されやすい構造となっていると思います。これでも、ペダルの上の方を踏んだ方が、力がかかりやすい気もしますが、旧型に比べると、変化が少ない構造になっていると思います。

ちなみに銀色のペダルも根本についてるんですけどね。

FANATEC CSL Elite Pedals V2はコイルスプリングを採用

↓旧型はスポンジと、エラストマー(ゴムみたいな樹脂)の組み合わせでした。

新型はバネとエラストマーとなり、踏み込み初期の弾力が強くなっており、旧型に比べ高級感とリアリティを感じられるかと思います。

旧型でもできるけど・・・↓これ便利だから載せときます!

電子制御で調整可能

ブレーキの最大踏力は、 Fanatec Tuning Menuで調整可能ですが、「BRF」を選択すると、ステアリングの操作だけでも調整可能です。これだと、いろいろなソフトでも走りながら最大踏力を調整できます。

個人的には、CSL Elite Pedalsで結構満足し、2020年の夏からそのまま使っています。まぁ、それ以上のペダルも欲しいですが、そういうのって10万円以上して結構高価でなかなか手が出ず笑
アルミ鋳造性で、高級感やしっかり感もあるので、いろいろあるペダルの中の選択肢の一つとしても良いのではないでしょうか??

CSL Elite Pedals V2
CSL Elite Pedals V2は完全組み立て済みの3ペダルセット。加工し切り出されたアルミニウム製、クラッチとスロットルにはプリシジョンハールセンサーを搭載。ロードセルブレーキは“デュアルステージ”スプリングとエラストマースタックで実車に近い抵抗レベルを実現

ただ、あと7000円出せばV3ペダルが購入できます。V2ペダルの基本骨格は私が購入した27000円のペダルです。元から高級志向で開発されたV3ペダルと比較すると、総合力はV3に軍配が上がるのではと想像しています。

ClubSport Pedals V3
カスタムメイドのロードセルは非常に耐久性があり、V2のものよりはるかに正確です。リアルで強い圧力をかけ、本物の車と同じように筋肉の緊張でブレーキを正確にコントロールできます。

一方、↓こちらの銀色ペダルもロードセルペダルで、ロードセルの取り付け位置もペダルの根本です。
大きな違いは質感と、スプリングの有無といったところでしょうか。黒い方が13000円高いです。海外Youtuberの比較動画を見て決定されたらいいかと思いますが、(ごめんなさい。僕も2つ持ってて比較できたらいいんですが笑)
改良版だということで、↓銀色のものよりフィーリングが良いのでは??と推測しています。

が、基本的な設計は共通しているようなので、銀色って、コストパフォーマンスが高いと言えます。

CSL Pedals LC
CSL Pedals LCは、CSL PedalsとCSL Pedals Load Cell Kitのバンドルです。

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