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MOZA Racing R5 のソフトPit Houseについて | MASK | ブログ

MOZA Racing社のR5をレビューする機会がありました。ソフトについても簡単に見ておきましょう。

MOZA Racing社製品をPCに接続したのち、MOZA RacingのHPに行き、Pit Houseと呼ばれるソフトウェアをダウンロードします。

Downloads | MOZA Sim Racing
MOZA Racing ダウンロード

基本的に日本語なので、進めることができますが、使用許諾が中国語!!

Google翻訳で日本語化して読んでみましたが、日本の会社が出すような使用許諾と同様の内容でした。中国の会社だからと言って、とくに引っかかる点はありませんでした。ソフトウェアは235MBです。

まずはステアリングセンターを出す!

ステアリングを真ん中の状態にし、右下の「Center」を押すと、一瞬でステアリング各のキャリブレーションができます。

また。Maximum Steering Angleで、ゲーム内でのステアリング角度を調整できます。ここでは左右に180℃ずつ、計360℃までステアリングを回せる設定となっています。それ以上は回りません。もともと設定があるF1用を選択したらこうなりました。

5.5Nmのトルクのうち、何まで使用するか選択できます。100%にしておきましょう。
ちなみに右下のWork ModeをOFFとするとStand Byモードとなり、一切FFBはなくなります。

右上のMoreをクリックすると、このような画面が出てきます。

Basic Settings

上から
Preset Racing Mode(これで、自分が乗っているタイプの車を選択すると以下のパラメータが自動的に事前設定されたものに変化する)

・Maximum Limit/Steering Angle(ステアリング最大角)
・Road Intensity(路面からの入力の強さ←路面の起伏とか縁石とかが感じ取りやすくなります。)
・Game Force Feedback Intensity(ゲームからのアウトプットの強さ)
・Maximu Speed of Steerring Wheel(ステアリングの最大速さ←ドリフトは強い方がいいけど、正確さやリアリティはなくなるみたい。)
・Mechanical Back to Center Feedback(ステアリングを中心に戻す力でFFB信号が全く無いようなゲームに有効。なので通常ゼロ。)
・Mechanical Damping(減衰力←ハンドルが震えるときに有効)

となっています。

」で自分が運転する車種に近いものをクリックすると、その他のパラメータ(ステアリングの最大角や、

お手軽なチューニングメニュー(Preset Racing Mode)

シミュレータ初心者の方にとっては、自分の乗る車種に応じてざっくりちょうどいいFFBを選択することができます。F1やF3ならFormula1を、GTカーならGTを選ばれたら、すぐに超良いハンドルの切れ角とか、FFBの反応速度だとか、FFBに対する減衰力を設定してくれます。もちろん、自分で微調整することもできます。さらに、個別の車種ごとに微妙にパラメータを変化させ、下のように911GT3、MX-5など、車種ごとに名前を付けたりして保存することもできます。

Advanced Settings

訳して考えて、感嘆に書いてみましたが、ちょっとここまでくると、専門的過ぎてちょっとずれたことを書いているかもしれません。参考程度にしてください。

Maximum Output Torque Limit(最大FFBの設定)
Hand Off Protection(ステアリングから手を離した際に、ステアリングを中心に収めて、ステアリングが暴れるのを防ぐ)
Steering Wheel Inertia Ratio(Hand Off Protection をONとしたときに設定するパラメータ)
Soft Limit stiffness (ソフトによる閾値を緩やかにするためのパラメータ←効能不明)

Temperature Control Strategy (モーターの熱対策。保守的なモードかパフォーマンス重視のモードを選べる)
Soft limit game force strength (ソフトがFFBのリミットを設けているならON)
Current Mode (FFBのWork ModeとStand byモード←FFBなしの選択)
Natural Inertia (これは難しいので…また今度)
Mechanical Friction (ステアリングの機械抵抗)
Speed-dependent Damping (スピードが上がると、ステアリングがちょっと重くなる)
Start Point of Speed-dependent Damping (上のSpeed Dependent Dampingが効く最低値の設定)

FFB Effect Equalizer

こんな感じで、自分の強めたい周波数帯を感覚的に引き上げることができます。下記のはやりすぎですが、先ほど紹介したPrset Racing Modeを選択すると、そのモードごとにこのカーブも調整されています。かなりセッティングを煮詰めたいマニアックな方も楽しめるソフトになっていると思います。車のオーディオの周波数帯をいじるのが好きな人は楽しめると思います。

これまでのホイールベースの設定はセーブして保存しておくことができます。

右のSave to Preset Racing Modesでセーブしたり、ロードして過去に保存したものを適用できたりできます。

ボタンの説明

ステアリングパネルのLED回転数計の設定

どうさする回転数を設定できます。

ペダルの設定

これらの設定は、セーブして保存しておくこともできます。

クラッチ、ブレーキ、アクセルの全出力カーブを調整できるのはすごい!

ペダル開度に対してどれだけPC側に出力するのか、ソフト側で結構繊細に調整できます。
これはFANATECでは現在実装されていないので、MOZAの強みだと思います。

ロードセルが無くても、自分の感覚に調整し、昔、私もしていましたが、スポンジなどをペダルとベースプレートの間に挟み込んで、疑似ロードセルの模擬をしたりできるかもしれません。上手くチューニングすれば速く走れるようになるかもしれません。

各SIMデバイスのアップデート

右下のUpgrade all in one clickをクリックすると、PCにつながっているMOZA製品のドライバがすべてアップデートされます。

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