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MOZAからESステアリングに追加できる第二のMOZAのESステアリングの12インチMODが発表された。| MASK | ブログ

さて、今回MOZAはESステアリングの第2のMODを発表しました。直径12インチ=305mmの円形のMODです。79ドルです。商品無償提供を受けてのレビューになります。

12-inch Round Wheel Mod for ES | MOZA Sim Racing
12-inch Round Wheel Mod for ES Steering Wheel Ergonomic Design Microfiber Leather Grips Aluminum Wheel Rim Lightweight Design Shifter Paddle Extension Block *Sh...

MODとは、Modificationの略で、改造とかそんなイメージの製品を表しています。

ベースとなるESステアリングは単品129ドル。
下記のバンドルは、ESステアリングとR5のダイレクトドライブ、そしてペダルが同封されたモデルです。8~9万円程度で入手できるかと思います。

私もレビューした第一のMODであるフォーミュラMODはステアリングのアルミの金属とグリップの部分で合計39ドルです。

開封してみます。

MOZA標準のESステアリングとの違い

公式HPには、このラウンド ホイールMODの直径は 12 インチ= 305 mm で、元の ES ホイールよりも 25 mm 大きくなっています。HPでは、「サイズが大きくなり、ホイールが実車の寸法に近づき、よりリアルな運転体験を提供でき、ドリフト好きにはたまらない改造です」とありますが、その差はいかに。上からFormula MOD、左が標準。右が今回のラウンドホイールMOD。

3時位置と9時位置に配置されたグリップは、親指と縫い目との摩擦による不快感を防ぎ、手の感触を最大限に引き出したいとのことで、レザーが上から貼り付けられています。標準のESステアリングを使う限りでは、別に縫い目があってもどうとも思いませんでしたが、MOZA側がSNS等でユーザーの声を収集した結果、縫い目を隠すようにしたようです。

グリップはマイクロファイバーレザー製と書かれています、本革ではありませんがしっかりしていると思います。また、MODを取り付けるとESステアリングのベースにしっかりフィッティングします。

航空グレードのアルミニウム合金を使用しているとのことなので、耐久性も剛性も問題ありません。

850gとボタンボックス込みで約1.4kgと軽く作られています。一方標準のステアリングは、910gです。

ES Formula Wheel Mod | MOZA Sim Racing
With dimensions matching a real formula racing wheel, the 280mm ES formula wheel mod is designed for immersion, realism, and performance.

シフター パドルの延長用のブロックと取り付け用の工具が付属されていて、大型のステアリングMODでも自分の手に合わせることができます。

元々あるパドルにかぶせて、ネジを付けて固定します。僕は失敗したのですが、ステアリングを取り付ける前にパドルを取り付けないと、横からネジを回すことになり、大変になります。

元々あるパドルに取り付ける関係上、結構パドルがのっぺりとしたデザインになってしまいますが、使用するのには問題ありません。

参考までに取り付けの説明です。

しっかりしたグリップに、アルミ製の剛性あるステアリングとなります。ボタンの数も多いです。1万円程度で、ボタン配置に合う専用のステアリングが追加できるので、ESステアリングを持っていて、もう少し大きな径のステアリングが欲しい方は選択肢になると思います。

しかし、今回の12インチMODの30㎝と比べると、通常の自動車のステアリングの径は大体35㎝超であるため、実車の練習に、と思っている方には小さいかもしれません。サイズ感はこんな感じです。大きすぎると、画面が隠れてしまって遊びにくいので、それを考えたらこれぐらいの大きさでもいいかもしれません。

12-inch Round Wheel Mod for ES | MOZA Sim Racing
12-inch Round Wheel Mod for ES Steering Wheel Ergonomic Design Microfiber Leather Grips Aluminum Wheel Rim Lightweight Design Shifter Paddle Extension Block *Sh...

MOZA ESステアリングから始めるべきか?他の道もあるのか?

MOZA ESステアリング、エントリーレベルのステアリングとしては、クイックリリースもしっかりしているし、グリップ部分もアルミニウムが使用されていて、剛性感もあります。このように2つのMODも用意しており、拡張性も高いです。
さらに高みを目指してみると…CSステアリングやRS V2ステアリングと言うものがありまして、これらもステアリング部分の交換が可能です。そしてそのステアリング用のネジの穴位置は汎用性が高い直径(PCD)70mmの円周上に配置されています。下記記事参照してください。

一方、このESステアリングは、(PCD)55mmの円周上にネジ穴があり、あまりそういう汎用ステアリングは簡単に見つかりません。(と言っても、比較的安価なMODが用意されているので、気にしなくても良いと思いますが。下記のリンクに、穴の配置・大きさについて記載があります。)

ESではなく、CSやRS V2を選ぶとどうなるのでしょう。まずボタンの数が変わってきます。それは、各HPを見てみてください。私が気になるのは、ボタンの数もそうですが、パドルシフトです。
CSは左右1つずつ、計2つの磁気性のパドルシフトが付いています。一方、RS V2は左右2つの磁気性パドルシフトと、左右に1つづつアナログのパドルシフトがあり、スタート時にアナログのクラッチとして使用ができます。その分、お値段はES→CS→RS V2の順に上がっていきます。また、ステアリングを取り付ける穴の位置であるPCDは70mmで汎用性が高いです。

RS V2 Steering Wheel | MOZA Sim Racing
The RS V2 has a new lick of paint with a slightly updated design. There is now more forged carbon fibre than ever, and it makes this steering wheel look incredi...

個人的には、後で高い方のあの機能欲しいなーと思うと、買い直しが発生して、元々高いのかっといた方がいいじゃん!ってなるので、高いのを買っといた方がいいのでしょうが、予算と言うものもありますし、その辺は個々人の判断次第になると思います。ただ、RS V2付属のアナログパドルは便利ですので、初めからRSV2あたりにしておけばと思ってしまうわけです。ちなみにRS V2の付属ステアリングの直径は330mmです。

そして、こういう社外のSIM用ステアリングなんかを使うと、フォーミュラ等でも使えるようになるし、なんか通な感じがでると思うわけです。

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注意点

最後にESステアリングは旧型のMOZAダイレクトドライブ(クイックリリースの接続部の端子が3点のみのもの)に接続してもボタンやパドルを操作しても認識されないことに注意してください。クイックリリースの端子部分が5点あるものだと、認識します。

旧型

ESステアリング対応品↓

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