3画面導入以降、いろいろ設定してみたiRacing。アセコルに比べると、MX-５（NDロードスター）のルームミラーが、結構変な形（横に引き伸ばされている）のが気になっていました。何が違うんだろうと？考察してみたところ…、モニターの湾曲率（Radius of Curvature）の設定がかなり重要だということが分かったので共有しておきます。
参考：2022年10月投稿。
iRacingのOption＞Graphic＞Displays>Monitors＞「Radius of Curverture」の設定項目では、私の記事：2022年10月の段階では、個々の画面の湾曲率を入力した、と書きました。
実はそれが正しいというわけではないのではないか？というのが、今回のブログの内容です。
私は湾曲率1500R（半径1500mm=1.5m）のAOCの32インチモニターを3台使用しています。
かと言って、それを３つ繋げたとき、綺麗に1500Rの円周を維持しながら並べているかと言われれば、そうではありません。横幅の問題もあり、ガッツリ折り曲げて使っています。
AOCの32インチモニター。
もし1500Rを維持して並べようと思うとこんな感じになるが、それではほぼフラットスクリーン。
iRacingのモニターの設定では、下記のような項目が聞かれているわけですが、上から4つ目の曲率の入力に注目！今までモニタの仕様の曲率1500Rを入れていました。
モニターの仕様の曲率と、体感している曲率は違う！？
ただ、よくよく考えてみると…
AOCのモニタ単体のスペックは確かに、1500Rなんだけど、自分の目の位置から約550ｍｍの位置に3画面すべてが位置するように現在設置しています。（下の図の黄色参照）
これって、550Rなんじゃないか！？！？？！
っていうことに今更気づいたわけです。
ちなみに、iRacing上のRadius of Curvature説明の原文です。
Specifies the monitor’s radius of curvature in millimeters. Curved monitors specify their radius using values such as 100R, 1600R, 1800R, etc. Where the number specifies the radius in millimeters.
モニターの曲率半径をミリメートル単位で指定します。曲面モニターは、1000R、1600R、1800Rなどの値で半径を指定します。ここで、数値は半径をミリメートル単位で指定します。
iRacing
結局どうしたらいいのかわかりませんね。
iRacing3画面の曲率設定による違い
それぞれ曲率の設定を変更して見え方を比較してみます。
Radius of Curvature:1500R
その他設定は、画面との距離550mm等から自動計算したFOV
右の画面のサイドミラーの大きさや視野に注目。サイドミラーが見えるか見えないか、ぎりぎりになります。こうなってしまうので、今までは「なんだかなー」と思いながらFOVを微調整して、右サイドミラーが見えるようにしていました。（iPadの広角で撮影）
Radius of Curvature:550R
ステアリング周りの雰囲気は全く変わらず、右画面の画角が飛躍的に広がりました。多分、こっちで運用すべきなんでしょう。
使用機材
※ステアリングはFormula V2という旧品を使用中。
ということで、まだ調整段階ではありますが、
iRacingのRadius of Curvature設定、結構重要です。いいなと思ってくれた人、「いいね」押してくれたらうれしいです。（もう、皆さん気づいてるiRacerの方も多そうですが…）
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