一言で言うと、トリッキーすぎてお勧めしませんが笑、FANATECのホイールベース(GT DD PROやCSL DD, DD1, DD2)でもMOZA FSRステアリング(MOZAさんからの提供品)をある程度実用的に使えそうだということです。
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必要な物
・MOZA FSRステアリング
・FANATECのホイールベース
・FANATEC Podium Hub
・先端が丸い六角レンチ(3mm)
・MOZA Universal Hub
※ボルト類はステアリングやPodium Hub付属の物を使用可能
以前、私のブログでMOZAのFSRステアリングをMOZA純正の上の写真のアダプターを使用して、FANATECのPodium Hubに接続して、こんな感じになりました。とっても軸が長いです。
これは手っ取り早くできるので、何人かのYoutuberさんたちは試しているようで、僕も試してみました。その結果は、こちら↓のブログにまとめたのですが、
FSRステアリング→MOZAのクイックリリース→MOZAアダプター→Podium Hub→FANATECクイックリリース→FANATECのホイールベースとなり、とても軸が長くなります。
クイックリリースを2つも介すため、ステアリングに荷重をかけるとステアリングが多少上下に動き、「この方法は使えないこともないけど、わざわざこんな事、お金をかけてすべきでない」のことのように個人的には思いました。
MOZAのFSRステアリングを分解すると、他のMOZAのステアリングとは違い、FSRステアリングでは面白い形状のプレートが使用されています。この辺の分解方法についても↑上のリンクにまとめています。
そのプレートをうまく活用することで、MOZA純正のアダプタとMOZAのクイックリリースを介さず、直接FANATEC Podium HubをFSRステアリングにボルトで接続できます。その結果、FSRステアリングとFANATECのホイールベースを、FANATECのクイックリリースを介して直接接続できるようになりました。コツは、冒頭にも必要なものとして記載した先端が丸い六角レンチを使用することです。
私は、TONE製高級?六角レンチをふるさと納税でゲットしたのですが(到着するまでに結構待ちました)、先端が丸い、サイズが合うもので構わないと思います。慎重に、ボルトがなめないようにすれば…。
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写真のように、FANATECのPodium Hubにそのプレートを接続すると…
ここのボルトのアクセス性が、とても悪くなりますので、このように角度をつけてボルトを回すことになります。これが、普通の工具では無理なのです。
↑こんな感じで斜めから回すことで、それなりにしっかり物理的に締めこむことができ、FSRステアリングとPodium Hubはしっかり接続されました。完成したものがこんな感じです。
以前の、MOZA純正アダプターを使ったものに比べ、アダプターとMOZAのクイックリリースが省略され、軸は短く、シンプルになりました。
私のFANATEC Podium DD1に接続してみるとこんな感じ。
FANATEC GT DD PROに接続するとこんな感じ。もう、やってることは変態です。
私のGT DD PROのレビューです↓
最後に、物理的には接続できましたが、このFSRステアリングの液晶パネルを表示したり、ボタンを使用するにはMOZA純正のUniversal Hubが必要となります。
その使用方法はこちら↓
ということで、下記の素材があれば、MOZA FSRステアリングをFANATECで使用できるわけです。
・MOZA FSRステアリング
・FANATECのホイールベース
・FANATEC Podium Hub
・先端が丸い六角レンチ(3mm)
・MOZA Universal Hub
が、FANATECのPodium HubやMOZA Universal Hubを購入したりと、万単位のコストがかかってくるし、煩雑になるわけで、強い何かの信念が無い限りはお勧めしません笑
FANATECはリーズナブルなステアリングも多いですし、MOZAもしっかりしたクイックリリースがあるので、ステアリングとホイールベースは統一させた方がいいと思います。ご参考までに。
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