本サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

FANATEC (ファナテック) のプレステとXBOX両方対応するダイレクトドライブのハンコン、GT DD PROを購入したのでレビューしてみた | MASK | ブログ

※本サイトのサーバー費用やSIM研究費の足しにするため、本記事のリンクには広告が含まれているものがあります。

  1. 結論
  2. なぜFANATEC GT DD PROを購入したのか?
  3. 他にもより安価なプレステ対応の3点セットはある
    1. 構造が根本的に違う
  4. FANATEC GT DD PROの開封
  5. FANATEC GT DD PRO Premium Bundleとは?
  6. FANATEC GT DD PROの重量
  7. FANATEC GT DD PROの大きさ
  8. FANATEC GT DD PROの拡張性
  9. FANATEC GT DD PRO の取り付け
    1. FANATEC GT DD PROをクランプで固定する
    2. FANATEC GT DD PROをボルトで固定する
  10. FANATEC GT DD PROのステアリング
  11. GT DD PRO標準ステアリングの弱点
  12. GT DD PRO標準ステアリングの遊びの解決策
  13. 上記のファナテック製のステアリングについて↓
  14. 標準ステアリングの遊び対策で、溝の部分にテーピングしてみた
  15. FANATEC GT DD PRO、まずアップデートしよう!
  16. FANATEC GT DD PROのFFBのセッティング
  17. FANATEC GT DD PRO 5Nmと8Nmの違い
  18. FANATEC GT DD PRO Booster Kitの8Nmと、FANATEC Podium DD1との違い
    1. 通電していない時の軸のスムーズさ(GT DD PRO vs Podium DD1)
    2. 通電時の回転のスムーズさ(GT DD PRO vs Podium DD1)
    3. FFBの反応速度(GT DD PRO vs Podium DD1)
    4. FFBの質(GT DD PRO vs Podium DD1)
    5. FFBの強さ(GT DD PRO vs Podium DD1)
    6. 拡張性(GT DD PRO vs Podium DD1)
  19. FANATEC GT DD PRO 8NmとMOZA R9との違い
    1. 軸のスムーズさ(GT DD PRO vs R9)
    2. FFBの反応速度(GT DD PRO vs R9)
    3. FFBの強さ(GT DD PRO vs R9)
    4. 拡張性(GT DD PRO vs R9)
  20. FANATEC GT DD PRO Premium Bundleに標準のアダプタが付いてなかったから、サポートリクエストした。1日で回答が来た。
  21. FANATEC GT DD PROまとめ

結論

FANATEC GT DD PROを手に入れました。もう初めから結論を書いておきます。
ダイレクトドライブ式でグランツーリスモ公式対応のステアリングコントローラー
・FFBの強さは、8NmになるBooster Kitを使えば、大体の人が十分に感じると思う
・FFBの質は、8Nmまでなら上位機種のPodium DD1と似ており、大差ないと感じた。一方、DD1のトルクを8Nm以上に上げていくと、GT DD PROでは少ししか感じなかったFFBが、DD1のトルクに比例して明瞭化される。
・そのため、お金を出してでも車への入力を多く感じたい方や、F3だとかパワステが無いような車両を高出力でより実車に近く楽しみたいなら、(予算に余裕があるなら)20Nm級のハンコンの購入を考えた方がいいかも。
MOZA R9の方がFFBが若干スムーズ・きめ細かく感じる。またクイックリリースの質はMOZAに軍配が上がる。一方、MOZA R9はPS正式対応ではなく、GT DD PROのように3点セットにしていくとMOZA製品は数万円ぐらい高くなる。R9の9NmとGT DD PROの8Nmを比べてみたが、FFBの強さの違いを感じ取るのは難しい。セッティング等の情報が老舗のFANATECに比べると少ない。
プラスチック製のクイックリリースだと、軸とステアリングに遊びが確認できたので対策を。
・FANATECブランドがいい、プレステで遊びたい、XBOXで遊びたい・遊ぶ可能性があるという想いが一つでもある方:オールマイティさや多数のアフターパーツの存在、拡張性、リセール等を加味すると、プレステ・グランツーリスモを遊べるダイレクトドライブならこの製品しかないと思う

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

上記のように、すべてセットにされているものや、ステアリングやペダルはFANATECの別の好みの製品を選べるよう、モーター単体も用意されている。

Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。Boost Kit 180が含まれています!

もし、GT DD PROを購入したくなった場合、他のネットショップと同様、公式サイトで日本語で書かれている通りに購入すれば問題なく購入できます。購入方法が不安な方は、こちらをご覧ください。

FANATEC公式HPからのハンコン購入方法と気をつける点(日本語で説明)|MASK
2022/03/25 クレジットカードの決済に関するリンクを追加 私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 日本の公式HPが2020年11月から日本語対応したものの、公式以外の通販サイトでまあまあの高値で販売されているFANATEC製品。日本公式HPから購入すると適正価格で日...

なぜFANATEC GT DD PROを購入したのか?

最近、仕事の関係で、2つの場所を行き来していて、週末しかSIMを触れていません。
このせいか?まったくiRacingも走りこめず、なかなかレースに参戦できないありさま。
iRatingを5000ぐらいにしたい気持ちはやまやまですが、あまりレースに参戦できずまったく上がりません。私のメイン機材はFANATEC Podium DD1ですが、別宅でSIMをしようとした場合、もう一台必要になるわけです。iRacingに関してはMOZAさんの提供機材を使用するという選択肢もあります。
一方、最近仕事終わりに、軽い気持ちで遊んでいるグランツーリスモ7

products | gran-turismo.com

それを楽しむためには、私が所有しているファナテックのPodium DD1を裏技を使いプレステ対応にし、より軽くコンパクトなコクピットで運用するか、新たにグランツーリスモ公式対応のGT DD PROを買ってコンパクトに運用するか迷っていました。そんなところに、GT DD PROの在庫が復活。
その費用をメインSIMのペダルのアップグレードに回すことも考えましたが、どうせならダイレクトドライブでグランツーリスモ7を楽しみたい思いが少し勝り、GT DD PROを購入してしまいました。今私がPodium DD1で使用しているFormula V2(現行はV2.5)ステアリングや、BMW GT2 V2ステアリングやFanatec製シフターもGT DD PROに接続してそのまま使用できますし。

さて、どう取り付けるか…折り畳み式のシートを買いたいのはやまやまだが…いいお値段。

購入方法は結構簡単で、FANATECの公式ページで、カートに入れて、クレジットカード番号を入れるだけです。恐ろしいことに?クレジットカードと、独身貴族のおっさんであれば、口座に多少の残高があると思うので…(略

ちなみに、GT DD PROはプレステのグランツーリスモ公式対応であり、プレステ非対応の下記のCSL DDと中身は同じですので、CSL DDを考えている方もこの記事のレビューを参考にしてみてください。

CSL DD (5 Nm)
CSL DD では、次世代の FANATEC® ダイレクト ドライブ テクノロジーを使用することにより、極めて鮮明かつダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。

他にもより安価なプレステ対応の3点セットはある

3点セット(ステアリング、モーター、ペダル)でプレステ対応のフォースフィードバック付きのステアリングコントローラーを探すと、下記のような商品G29に目が留まると思います。有名メーカーかつ安価であることから、ハンコンの入門用としては無難だと思います。42000円程度。(8月上旬調べ)

僕は平凡な家庭の子でしたので、僕が今学生だったら、G29より安価な製品しか選択肢にならなかったでしょう。G29でも高く感じます。(昔はFFB付きの3点セット、1万円ぐらいで買えたし、少し前はG29ももっと安かったんですが…)
ただもう、立派な?大人になったため趣味にかけられる金額・選択肢は狂い始めています。
G29やT300RS等よく名前を聞くハンコンですが、これらはベルトドライブ式となっており、ダイレクトドライブ式に比べ、安価ではあるものの、使用されているモーターは、一般にダイレクトドライブのものより小さくなります。結果、比較するとトルクが小さいと感じると思います。ベルトドライブでは、ベルトやギヤが、ダイレクトドライブより多く使用されていることから回転時の音や、ガコガコという作動音が大きいです。
ベルトドライブとダイレクトドライブとでは、安価なコンパクトカーと高排気量のスポーツカーぐらい中身の違いがあると思います。個人的にはそこから来るフィーリングや性能の差があると思っています。PS対応のダイレクトドライブは、高価ですが…。

構造が根本的に違う

下の図はGT DD PROの断面図です。GT DD PROのようなダイレクトドライブの場合、本体全体が一つのモーターのような作りとなっているため、高トルクの余裕のあるフォースフィードバックを発生することができます。また、動作音は無音です。また、見ての通り、本体全体がアルミニウム製で放熱能力に優れているため、一部のベルトドライブで度々議論に上がる熱問題で悩まされることは無いと言えます。

例えばG29はGT DD PROのベーシックな3点セット92900円よりも約5万円程度も安いです。予算に制限がある方は、ベルトドライブ、となるでしょう。

ただ、プレステでステアリングコントローラーを使い込みたい方や、そのプラス5万円をどうにか出せる方、または、購入が無理では無い方、将来的にPCレースシミュレータにも使いたい方は、ダイレクトドライブの購入を検討してみてはと思います。

FANATEC Clubsport Wheel Base CSW V2.5の購入レビュー|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 プレステ対応版を検討中の方は↓こちらを参考にしていただけたらと思います。裏技を使うとPS5でも動くという報告も。 ※Fanatec製品の購入方法についてはこちらにまとめています。 まず、Clubsport Wheel Base(CSW...

GT DD PROには多数の組み合わせがありますが、予算がある方は、高トルクになるキットが付いている下記製品または、

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

さらに予算がある方はGT DD PROは、2023年4月ごろからバラ売りが再開されたので、GT DD PRO 8Nmブースターキット+お好きなステアリング+V2またはV3ペダル(V3はグミのようなオプションも必須)で揃えるとよいかと思います。

ご参考までに購入方法をまとめたページです。

FANATEC公式HPからのハンコン購入方法と気をつける点(日本語で説明)|MASK
2022/03/25 クレジットカードの決済に関するリンクを追加 私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 日本の公式HPが2020年11月から日本語対応したものの、公式以外の通販サイトでまあまあの高値で販売されているFANATEC製品。日本公式HPから購入すると適正価格で日...

使用できる代金の支払い方法について

購入した方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

電源コネクタが下記の写真のようなアース付きの3口のものになっていますので、対策を!

FANATEC GT DD PROの開封

箱の大きさは41cm x 40.5cm x 38cmです。重さは約13.2kg。この中にハンドル、ペダル、本体、その他付属品がうまく入っています。まぁまあ大きいです…。

一段目にはステアリングと小物類が入っていて、

ステアリングの段を外すと、本体とペダルが見えてきます。

本体、ステアリング、ペダル、クランプ、取説類、ステッカー、小物です。ACアダプタはこの大きな箱の中には入っておらず、Booster Kit180のものを使用します。

小物類はこちら。ペダル用のRJケーブル(左)とUSBケーブル(真ん中)、固定用のM6のナット。
手前の丸いのと、左手前の長方形の物は…知らべて後で追記します。右のノブやネジ類は、付属のクランプ用の物です。

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

FANATEC GT DD PRO Premium Bundleとは?

私が購入したPremium Bundle(発売当初のセット商品で、今はこの組み合わせはない)には上のセットに加え、ハンコンの出力を5Nmから8Nmに上昇させる、Booster Kit(ACアダプタ)と、ロードセルブレーキが付属しており、別の箱で送られてきます。別宅用に、折り畳みコクピットで使用しようかなと考えているため、一気にこのセットで購入しました。
まさかの、FANATECがノーマルのACアダプタを入れ忘れてはいましたが、これがあったおかげで遊べます。 ←FANATECより回答あり。8Nmバージョンは、5Nm用のアダプタは同封されていないとのこと。

8Nm付属のACアダプタは、コンセントに繋げるコネクタのケーブルの先端が3ピンのものになっています!

せっかく届いて開封した後に…遊べない!!となって、悲しい思いをしないように、事前に用意しておきましょう。

もちろん通販じゃなくてもホームセンターになら売っていますので、到着までにゆっくりご準備を。

FANATEC GT DD PROの重量

本体は、5014gでした。

FANATEC GT DD PROの大きさ

奥行きは、FANATEC DD1より十分短く、多少MOZA R9の方が、高さが低いです。

コンパクトな方が、画面の配置を自由にできるので有利かも。
写真左がR9、右がGT DD PRO。

奥行きはMOZA R9とほぼ同じ。R5は奥行き方向は数センチ短いです。

FANATEC GT DD PROの拡張性

FANATEC製のシフターやサイドブレーキ、ペダルは、RJケーブルにて直接GT DD PROに接続できます。それによってプレイステーションで、シフターやサイドブレーキ、ペダルが使えるようになるわけです。これは、PCで使う場合もUSBソケットの節約に寄与します。

FANATEC GT DD PRO の取り付け

今回は付属のクランプと、直接ボルトでの取り付けの2種類の方法を試しました。

FANATEC GT DD PROをクランプで固定する

GT DD PROには、プラスチック製のクランプが付属しています。底面に3つの溝がありますので、

その溝にクランプのベースをスライドして挿入します。

付属のクランプの下の部分を付属のボルトで締め付けていきます。

左から撮影してみました。

はっきり言って、力を加えると縦方向に動きます。

ボルトで固定できる方はボルトで固定した方がいいと思います。ちなみに、CSL DDを購入した方向けですが、単品でも売られています。4490円。個人的には直接ボルトでの取り付けを強くお勧めします。

CSL DD Table Clamp
CSL DD の設計を補完するものとして、ホイールベースを机やテーブルにしっかりと固定することができます。
CSL DD (5 Nm)
CSL DD では、次世代の FANATEC® ダイレクト ドライブ テクノロジーを使用することにより、極めて鮮明かつダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。

FANATEC GT DD PROをボルトで固定する

FANATEC GT DD PROの底面は3つの溝があります。(左図)また、側面にも同様に溝があります。(右図)また付属品として溝に挿入するM6のナットが付いています。なので比較的自由にな位置でガッチリ取り付けることができます。

上記のドリルテンプレートは、GT DD PROのページの「ダウンロード」→「ドリルテンプレート」にあります。

Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。Boost Kit 180が含まれています!

ちなみに、ボルトの長さもお気を付けください。10mm以上、奥に入れると中の何かを傷つけるかも!

私の場合は、Podium DD1をリーズナブルに取り付けることができるよう、アルミフレームでコクピットを制作し、3か所に穴を設置しています。手前中央。奥に2か所。

コクピットを設計したときのページ。

ミスミアルミフレームでiRacing④(SIMコクピット完成編)|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 7月中旬にFANATECにハンドルコントローラー一式を発注。その後、中古フルバケを購入し、ミスミにアルミフレームを設計発注。コクピットの組み立てが終了したのが8月中旬と、約1か月でiRacingの環境が整いました。 今回はアルミフレー...

こんな感じで、ガッチリとした固定ができました。(配線を整理しないと…いつか…)

参考までに。Podium DD1の裏面です。

Podium DD1の穴位置についても「ダウンロード」の「ドリルテンプレート」を見ると確認できます。

Fanatec

FANATEC GT DD PROのステアリング

GT DD PROのステアリングは、グランツーリスモ公式だけあって、グランツーリスモにも対応する複数のボタンが配置されています。液晶ディスプレイと、その上に配置された LEDのバーが、エンジンの回転数や速度を表示できます。液晶画面をうまく使えばFFBのセッティングがこのステアリング上だけで可能になります。4本の5方向スティックがあるので、いろいろなSIMソフトで様々なボタン配置を設定できると思います。私がメインで遊んでいるPCシミュレーターのiRacingでも役立つと思います。

直径は280mmです。重量は実測1042gでした。グリップ部分はゴム素材です。革ではありません。フォーミュラにもラリーにもGTにも使えるオールマイティな直径だと思います。

FANATECのステアリングを軽い順に並べてみた(重量・直径も表示)|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 2022年7月更新! 一般にステアリングが軽ければ軽いほど、径が小さければ小さいほど、CSLやCSWやDDのようなホイールベースから伝わるFFBは俊敏かつ強く感じられます。 丸形ハンドルを調べていくと、結構ステアリングによって重量が変...

D型に近いので、ドリフトに合うかどうかは不明です。

基本的にプラスチックが多用されており、後方のクイックリリースについても強化プラスチック製となっています。ひとつ前のバージョンから改良はされてはいるものの、それでもTwitter等を見ているとクラックが入ったりして、真ん中のピンが折れたという報告もあります。8Nmでの使用を考えている方は、金属製クイックリリースへ交換するか、金属製クイックリリースが使用されたステアリングに交換することをおススメします。 このステアリングを使用する予定のない方は、バラで買う方がいいかと思います。(ただ、GT DD PRO単品での販売は2023年1月現在再開していない…)

Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。Boost Kit 180が含まれています!

ピンは、ここに挿入されます。

GT DD PRO標準ステアリングの弱点

8Nmで遊ぶと、重いFFBがかかった時、軸とステアリングに小さな遊びがあるのに気づきました。これは、GT DD PRO本体に遊びがあるのではなく、GT DD PROのこの軸の溝と、標準ステアリングのプラスチック製のクイックリリースの突起部分にわずかな遊びがあるからです。このまま強いFFBで遊んでいると何度も軸とステアリングがわずかにズレることを繰り返すため、クイックリリース部分や、ステアリングの奥の端子の部分に微小な繰り返しの力が加わり続けて、最終的にはクイックリリースが割れてしまったり、ピンが折れてしまうかもしれません。

GT DD PRO標準ステアリングの遊びの解決策

一つが、軸にテープを巻き、溝とステアリング部分の突起を密着させる方法。
もう一つが、下記金属製クイックリリースを導入する方法。

・新たに金属製クイックリリースの部品↓を買う
・金属製クイックリリース付きのステアリングを買うか

のどちらか選択肢になると思います。

金属製QR1は新型のクイックリリースQR2が登場したため、約半額となり6500円で入手できます。個人的には、GT DD PROやCSL DDのトルクであればQR1で現状十分では?と思います。QR2の方がしっかりしていますが、ご予算に応じて、念のため早めの対策をおススメします。

QR1 Wheel-Side
以前はClubSport Quick Release Adapterとして知られていたQR1 Wheel-Sideにより、交換可能なクイックリリースを備えた互換性のあるステアリングホイールをQR1を装備したホイールベースで使用できます。

金属製クイックリリースが付いている下記の2つのモデルで試しましたが、遊びはありませんでしたのでやっぱり、プラスチック製のクイックリリースの精度の問題だと思います

・Formula V2 (現行モデルはV2.5)

ClubSport Steering Wheel Formula V2.5
ClubSport Steering Wheel Formula V2.5 は、あらゆるフォーミュラカーやシングルシーター型レースカーに最適なサイズと形状を備えています。

ちなみに裏からFormula V2ステアリング付属のネジで締め付けておくとより確実です。(GT DD PRO純正ステアリングにはネジの締め付け機構はついていません)
ちなみに、GT DD PRO 8Nmにおいてはネジをつけなくても問題は感じませんでした。

BMW GT2 V2

ClubSport Lenkrad BMW GT2 V2
これは、BMW M3 GT2 レースカーのステアリングホイールと同じ寸法と材質を使用した正確なレプリカです。 V2 は前モデルより 30% 軽量で、磁気シフターと交換可能なクイックリリースを備えています。

グランツーリスモ公式ステアリングに金属製のQR2をつけてみました↓

QR2(Type-C)を導入してみました↓

上記のファナテック製のステアリングについて↓

標準ステアリングの遊び対策で、溝の部分にテーピングしてみた

軸の溝の部分にテーピングをしてみました。真似して何か起こっても僕は全く責任を取りません。
どこからかお叱りを受けるかもしれませんが…ガムテープです(;^_^A

手元にこれしかなかったので…。

溝付近のところのみ貼っています。180度裏側の溝が無い側にはボールがあってそこでも位置決めしているので、溝周辺のみに貼るのがいいかと思います。ステアリングを入れるときは、結構キツく、真ん中のGTマークを押すような感じで装着しました。すると、遊びは無くなりました。
ちなみにステアリングを外そうとすると、結構な力が必要になります。外れなくなっても僕は責任を取れませんが、遊び対策にはなります。
これだと、変な衝撃がクイックリリースに発生しない分、遊びがある時よりは長持ちしそうです。また、がたつきが無い分ピンの部分に繰り返しの力が加わらなくなるため、ピン折れのリスクからは解放されそうです。もし、万が一クイックリリースにクラックが生じても、ピン折れは無いと思いますので、金属製クイックリリースに交換するのはすぐでしょうし、修理に出してもピン折れよりは安く済むはず。
何度も言いますが、僕はガムテを使って皆さんのハンコンに何か起こっても全く責任を取りません。

FANATEC GT DD PRO、まずアップデートしよう!

GT DD PROの性能を最大限に楽しむため、プレステで使う方も、Windows PCをどうにか用意して、GT DD PROの中身のソフトを最新化しておくことを強くお勧めします。下記ページの「ダウンロード」→「ドライバー」から「FANATEC Driver XXX」をクリックするとダウンロードが始まるので、ドライバをPCにインストールしましょう。

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

インストールするとFanatec Control Panelが出現します。

Fanatec Control Panelをクリック。

オレンジ色のところには「新しいファームウェアが利用可能です」と書かれています。
左の「Firmware Update」をクリック。

すると下のような画面が出てくるので右の「UPDATE」をクリックすると、自動でアップデートされます。

こんな感じの画面が出てきます。

※電源ボタンを押して赤色の「PCモード」にするように要求されます。

ちなみに、電源ボタンの色は4種類あります。

※ステアリングが付いていなければ、ステアリングを付けるように要求されます。とりあえず、私の使い慣れたFormula V2ステアリングを付けておきました。

そして、しばらく待つと、こんな感じで、「Firmware is up to date!」(ファームウェアは最新です)と出てきます。

FANATEC GT DD PROのFFBのセッティング

公式のソフトであるFanaLabをインストールして、より細かく管理するのがおすすめ。レースSIMソフトごとのFFBの設定が可能です。とりあえず、とにかく遊びたい方は上の画面だけでも設定はできるので、時間の余裕ができてからインストールしても良いでしょう。

↓私のiRacingのPorsche 911(992)GT3 CUPやF3に対するセッティングです。

セッティングについては、↓前回の記事のこちらの考え方をもとにしました。

FANATEC GT DD PRO 5Nmと8Nmの違い

Premium Bundle(8Nm用のキット)には5Nm用のアダプタは同封されていません。(FANATECに確認済)初めからPremium Bundleに付属しているブースターキットを使用して、8Nmでスタートしました。何かの機会があれば5Nmでも試してみたいと思いますが、MOZA R5で同様の5.5Nmを体験しましたが、R9と比較するとかなりFFBが小さく感じたので、予算があるのであれば初めから8Nmを選択されるのが無難です。(予算が無い方は後から追加で購入できるので5Nmから始めてもいいと思います)

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

以下は、今後触っていくと微妙な違いに気づくかもしれませんが、とりあえず直感で使ってみた感じを書いています。

FANATEC GT DD PRO Booster Kitの8Nmと、FANATEC Podium DD1との違い

最大トルク20NmのFANATEC Podium DD1との違いはどこにあるか、確認してみました。
数時間、ドライブした感じだと、FFBの質感は凄く似ていて、FFBの最大トルクが違うだけのように感じます。細かな違いはもしかしたらあるのかもしれませんが、1回取り換えて比較した程度だとほぼ同じような感じがしてなりません。DD1で制限されたトルクの中ではあまり違いは感じられないのですが、トルクを大きくしていくと、FFBが強いフォーミュラーカーの設定の時等に、深みが変わってくるわけですけど。。。「深み」の詳細の説明はもっと下↓

Fanatec

通電していない時の軸のスムーズさ(GT DD PRO vs Podium DD1)

通電していない時、手で回してみると10~20度ぐらいの角度ごとに、微細な「コクコク」と言う磁力を感じます。これは、FANATEC Podium DD1, MOZA R9も同様です。

通電時の回転のスムーズさ(GT DD PRO vs Podium DD1)

制御が開始されるため、先ほどの「コクコク」という磁力は全く気にならなくなります。FANATEC Podium DD1のFFBの質感は同じ。普段遊んでいる最大トルクが小さいからかと思います。
最大トルクを大きくできるかできないか、の違いと言っていいと思っています。

FFBの反応速度(GT DD PRO vs Podium DD1)

FANATEC GT DD PROは、最大トルクを8Nm程度に絞ったPodium DD1と遜色がないと言えると思います。はっきり言って、十分です。

FFBの質(GT DD PRO vs Podium DD1)

前述の通り最大トルクを求めない限り、Podium DD1の最大トルクを8Nmあたりにした時のFFBの質について、Podium DD1と大きな違いを感じませんでした。ただ、やり込んでいき、レースSIMマニアのレベルへ行くと、その質の向上をしたくなるかもしれません。高出力時の質については、最大トルクが関与してくるので、高出力のハンコンが欲しくなる時が来るかも?!FFBの最大トルクについては次の項目をご覧ください↓

FFBの強さ(GT DD PRO vs Podium DD1)

Porsche 911 GT3 CUPに関して言えば、、自分の身体が受け止められるぐらいのFFBにする限りは、「もうGT DD PROでいいんじゃない?」と思えます。
iRacingの自動計算によると、Porsche 991 GT3 CUPに発生するトルクは最大16Nmぐらいです。
本当にiRacingの世界通りのFFBを感じ取りたいなら、FANATECで言うとDD1程度のものを購入した方がいいということになります。

ちなみに、これがF3だと40Nm弱の数字が出てきます。となると、GT DD PROの最大8Nmとは約5倍違います。
本来だったらiRacingの中の世界では40Nmが出力されているわけですが、そんなパワーのあるハンコンはなかなかありませんし、たとえ購入しても、素人は手首を壊します。
40NmはGT DD PROは発生できないから設定が必要になります。
iRacingで言う「Wheel Force」をGT DD PROの最大出力8Nmまで落とすような設定が必要なわけです。(設定方法についてはこの記事を参照)

路面の小さな凹凸(業界ではカッコよくアンジュレーションなんていうみたいですが…)があって、その凹凸の生データが1Nmだったとすると、

40Nm(ゲームの生データの最大):8Nm(ハンコンの最大)=1Nm(ゲームの凹凸の生データ):X Nm(ハンコンが発生するトルク)
実際に最大トルク8Nmのハンコンの出力としては、X=1Nm/40Nmx8Nm=0.2Nm程度のFFBが手に伝わるということになります。これが例えば最大トルクが2倍の16Nmのハンコンだと0.4Nmになるわけです。

となると、手で感じ取れる微細な変化と言うのは、ハンコンの最大トルクに比例するわけです。小さい出力のハンコンだと、本来のiRacingが出したい出力に比べると薄くなります。
ただ、「40Nmもいりますか?あなたの手首、大丈夫ですか?」という問題があり、僕はそんなパワーいりません。別に8Nmでも、ハンコンとしては十分強力です。また、ソフトによってはそのような低出力用のハンコン用に、微細な変化を強めに出力するようなモードもあるかと思います。
それ以上が気になる可能性があり、予算があるなら、20Nm級のものを初めから選ばれたら良いかと思います。(それ以上のハンコンは手首に悪いと思うので…

(参考)

拡張性(GT DD PRO vs Podium DD1)

拡張性に関して、GT DD PROとPodium DD1の違いは今のところ無いです。
FANATEC製のステアリングは基本的になんでも使えますし、ブレーキ、シフター、ハンドブレーキを背面のコネクタに接続可能です。

新型のクイックリリースシステム(QR2)についての感想をご丁寧に読者さんに送っていただいたので、以下にその内容をまとめています。私も、ブラックフライデーで発注しましたので、届き次第記事を書こうと思います。

FANATEC GT DD PRO 8NmとMOZA R9との違い

軸のスムーズさ(GT DD PRO vs R9)

MOZAのR9と比べると、MOZA R9の方が、FFBがスムーズで解像度が高く、上質さを感じられたような気がします。

FFBの反応速度(GT DD PRO vs R9)

コクピットを2台用意して、乗り比べながらなら…感じ取れるかもしれませんが、1台のコクピットでホイールベースを載せ替えながら比較したぐらいでは、明確な違いを感じ取るのは難しかったです。FFBの強さがR9の方が大きいので、理論上はR9の方が反応速度は速いのだと思います。

FFBの強さ(GT DD PRO vs R9)

MOZA R9の方が最大トルク9Nmということでトルクは強いのでしょうが、頑張って比較しようとしましたが、上記同様、ホイールベースを取り換えながらの比較となるため、明確に違いを感じるのは難しかったです。

拡張性(GT DD PRO vs R9)

GT DD PROがMOZAと違うのは、背面にハンドブレーキ、シフターのコネクタを備えていることです。一方、MOZAは液晶のダッシュパネル用のコネクタを備えています。
MOZAは2023年1月にハンドブレーキを発売。そろそろシフターが出るのでは?と個人的にはにらんでいます。ハンドブレーキ、シフターは、USBで直接PCへつなぐか、PCへつないだUniversal Hubと呼ばれるHubに接続する必要があります。本体に接続してもハンドブレーキやシフターは認識されません。FANATECの方がMOZAよりPCのUSBソケットの数を節約しやすいです。購入を左右するような問題ではないかと思いますが。

Gran Turismo DD Pro Wheel Base (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。Boost Kit 180が含まれています!

FANATEC GT DD PRO Premium Bundleに標準のアダプタが付いてなかったから、サポートリクエストした。1日で回答が来た。

下記のような方法でFANATECに問い合わせた結果、8Nmのセット品を買ったら標準の5Nm用のアダプタは同封されません。

ファナテック公式ページ右上の「マイアカウント」(にてログイン)→「私の製品」を選ぶと、下のように自身が購入した製品が出てくるので、赤丸(下の画像だと右上)のところをクリック後、右下の「次へ」

すると、画像のようにプラットフォームや、PCの種類を聞いてくるような画面が出てきます。選択して「続く」をクリック。

次のページではQ&Aが出てきますが、それに該当しないようであれば、一番下の「ソリューション(解決策)が見つかりません」をクリックしてください。

次に出てくるフォームに、入れるだけ情報を入れて「新しいサポートリクエスト」をクリック。
サポートリクエストが成功すれば、自身の登録メールアドレスにサポートリクエストが完了した旨のメールが送られてきます。ちなみに私は日本語で入力しましたが、無事返信が翌日にきました。
写真を送ってだとか、どれが問題があるのか?と確認のメールでしたが、再度返信すると下記のような返信がありました。参考まで。

お世話になっております。
お返信いただき、誠にありがとうございます。

恐れ入りますが、8Nmのセットには90W電源は含まれておりません。

再度当製品の同梱物をご確認ください。

Gran Turismo DD Pro (8 Nm) | Fanatec (リンク)

Gran Turismo DD Pro Premium Bundle | Fanatec (リンク)

何卒よろしくお願いいたします。

FANATEC GT DD PROまとめ

FANATEC GT DD PROを手に入れました。もう初めから結論を書いておきます。

・FFBの強さは、8NmになるBooster Kitを使えば、大体の人が十分に感じると思う
・FFBの質は、8Nmまでなら上位機種のPodium DD1と似ており、大差ないと感じた。一方、DD1のトルクを8Nm以上に上げていくと、GT DD PROでは少ししか感じなかったFFBが、DD1のトルクに比例して明瞭化される。
・そのため、お金を出してでも車への入力を多く感じたい方や、F3だとかパワステが無いような車両を高出力でより実車に近く楽しみたいなら、(予算に余裕があるなら)20Nm級のハンコンの購入を考えた方がいいかも。
MOZA R9の方がFFBが若干スムーズ・きめ細かく感じる。またクイックリリースの質はMOZAに軍配が上がる。一方、MOZA R9はPS正式対応ではなく、GT DD PROのように3点セットにしていくとMOZA製品は数万円ぐらい高くなる。R9の9NmとGT DD PROの8Nmを比べてみたが、FFBの強さの違いを感じ取るのは難しい。セッティング等の情報が老舗のFANATECに比べると少ない。
プラスチック製のクイックリリースだと、軸とステアリングに遊びが確認できたので対策を。
・FANATECブランドがいい、プレステで遊びたい、XBOXで遊びたい・遊ぶ可能性があるという想いが一つでもある方:オールマイティさや多数のアフターパーツの存在、拡張性、リセール等を加味すると、プレステ・グランツーリスモを遊べるダイレクトドライブならこの製品しかないと思う

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

もしよければ、下記Twitterにいいね、フォロー等していただけたらレビュー&散財?の励みになります。

FANATEC GT DD PROをグランツーリスモ7で使用してみた感想↓

コメント