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グランツーリスモ7(GT7)でリアルな写真を簡単に撮る方法 | MASK | ブログ |

僕のコンテンツを見てくださる方は、基本的にiRacingやFANATECやMOZAの情報を求めている人が多いような気がしますが、今更ながらグランツーリスモの情報も載せてみようと思います。

下の記事は2023年11月時点で、それなりの閲覧件数があったことから、僕がグランツーリスモ7のことに関して書いても少しは需要があるのかなと思います。

今回はグランツーリスモのスケープスと呼ばれる、カメラのモードの記事を書きます。僕のカメラ歴はというと、一眼レフを購入したのが大体10年ぐらい前なので、「絞り」や「シャッタースピード」や「ISO」など一般的な知識はありますし、写真撮影に大事な要素である「光」の基礎に関して大学で学んだことがありますので、そこまで大きく外れたことは書かないかと思います。(もちろん結構昔なので大体は忘れていますが、怪しい情報は載せない程度の感覚は残っていると思います)

何せカメラのプロではないですし、この記事は日々のお仕事をしながらも、趣味の時間でチャチャっとグランツーリスモでそれっぽいリアルな写真を適当に撮ってみるというコンセプトです。本当のガチ勢の人から見ると薄い記事に見えるかもしれませんがご容赦ください。

すでにYoutubeでは公開しましたが、他のFANATECに関する動画に比べて全然見る人が少ないのですが、ダメ押しでもう一度ここに掲載しておきます。

グランツーリスモのフォトモード

グランツーリスモにはフォトモードがあり、画像左のカメラマークをクリックすると、「スケープス」というモードを楽しむことができます。「Landscape」とかなら「景観」という意味ですが、「scape」単体だと、「植物の茎」という意味らしく、イマイチ「スケープス」という言葉にどういう意味があるのかはっきりしません。とにかく「スケープス」モードで写真が撮れます。

言い忘れてましたが、走行のリプレイからも写真が撮れます。

以下に、グランツーリスモで以下のようなそれっぽい写真を撮るための方法を列挙していきたいと思います。

グランツーリスモが用意している景色から、現実世界にありそうな背景を見つける

まず、写真のモードであるスケープスでは、背景の選択を迫られます。世界中の綺麗な背景が登録されていますが、日常生活や普段のドライブでは登場しないであろう、車がほとんど無く、美しすぎる背景が多いです。

そこにそのままま車を配置して、「△」ボタンを押し、写真を撮影すると、背景と車、全てがくっきりはっきり写ったゲームっぽい写真になってしまいます。

日常生活には登場しないであろうあまりにも殺風景で綺麗すぎる背景を使うと、非現実感が出てしまいます。なので普通にあり得そうな背景を選ぶ必要があります。ちょっとゴミゴミしているところの方が、現実感がありますよね。

こんなのとか。

GRヤリスで首都高の辰巳ダッシュを真似て撮りましたが、このままだとヤリスのヘッドライトに目がいってしまい、ゲームであることがバレてしまいます。どの時間でもここの駐車エリアがガラ空きということは無いと思うのでそれも、非現実感が出ているように思えます。

※現実世界のパーキングエリア内で危険な走行は絶対にしないでください。

駐車エリアに1,2台追加でそれっぽい車を配置すると良かったかもしれません。後日やってみたいと思います。

下の写真は、車好きがよく集まりそうな、大黒パーキングエリアです。GT7デフォルトの設定では車はここに一台も停まっていません。現実の世界でここがガラガラになることは少ないと思いますので、青いGR86に加え、赤いデミオと黒GRヤリスを配置し、リアル感を出しています。

車はだいたい3台ぐらいは配置できるようになっている背景が多いです。なのでオフ会のような雰囲気で、下のような感じでいろんなチューニングを施した車を並べたりしても、現実味が増すんじゃないでしょうか?

グランツーリスモフォトモードの基本的な機能について

フォーカスモードや、絞り、露出についてはご自身で検索してみてください。

私はフォーカスモードをシングルフォーカスにして、コントローラーの四角ボタンを長押しするとフォーカスする箇所を指定しています。

「絞り」も小さくすると、フォーカスされていないところがボケますので、試してみてください。

フィルムグレンを使いこなすとリアルさが増す

エフェクトの項目で「フィルムグレン」というものがあります。これは、撮影時のノイズで、画面上に粒々感が出ます。実際のカメラでも暗いところで、補正技術に任せて無理やり明るく撮ろうとするとISO感度を上げることになりますが、その時にこの粒々感がノイズとして出てきます。

このノイズを意図的につけるためにフィルムグレンを30程度に上げます。

そして、フィルムグレンモードをカラーにします。それによってこの粒々がそれぞれ色を持ち、実際にISO感度を上げてノイズが出てきたような感じになります。

自分が実際にリアルで撮影するときはこの、ノイズが出ないように光を多く取り込みISO感度を下げるようにするんですが、下手くそだったりどうしても光が足りないときはISO感度を上げざるを得ずこのノイズが出てきます。ということでフィルムグレンを使うことで、下手くそ感や光量が足らずにカメラの性能でノイズがでちゃいました感が出ます。

色収差(いろしゅうさ)も結構いい味が出る

カメラのレンズは独特な形状をしているため、レンズの端を通った光は、その光の色(波長)によって、カメラのセンサーへの侵入経路が変わってしまいます。その結果、(色)収差が大きく出ると画像の端っこがボケた感じになります。まぁ、とにかく、レンズの形のせいで、画面の端っこは中央より、くっきり写りにくいことがある、ということです。

なので、「色収差」を20程度にすると、画像の端がぼやけた感じになり、「完璧すぎない」写真になり、現実味が増すと思います。お好みで調整してください。

次の項目の表参道の写真の右の方の木のイルミネーションを見てみるとなんか伸びた感じになっていると思いますが、これは色収差を強めた影響です。

グランツーリスモでは、車は小さめに撮るとバレにくい

GT7はグラフィックをすごい作り込んでくれていますが、やはりグリルやライトを大きく撮影すると、バレやすいです。ということは被写体の車を大きく、そして写真の中心にしてしまうと、そこに目が行くので、避けるような構図にするのが手っ取り早く現実っぽい写真にできます。

下の写真は、表参道ですが、イルミネーションをメインに据えつつ、車も控えめに駐車して撮影しました。

リアルな写真は、背景と車が融合し違和感がない写真だと思いますので、背景にうまく車を溶け込ませることが大切なように感じます。

やはり、下の写真ぐらい真ん中に、そしてメインで撮るとゲーム感を出さないのは難易度が高くなります。暗っぽくしたり、車の輝度を下げるためにモードからボディの汚れを選択したりもしましたが、やはりゲームの画像感が出ますね。ヘッドライトとか、リアのフェンダーあたりの反射だとか。ナンバープレートがないせいもあるかもしれません。

一番初めの項目に登場した大黒PAの青いGR86ですが、拡大して撮るとこんな感じです。暗くしているからゲームバレしにくくはなっていますが、モニターによってはバレバレかも。

写真が下手な人の真似をして撮る!

SNSを見ていると、車を停めて、周りに車が来ないうちに急いでささっとスマホで撮りました!というような感じの写真があると思います。

カメラを水平に持たず、ちょっと傾いてしまった感じで撮りました。また、影が車の前に出てくる逆光になるように車を配置して、何も考えずに車配置した感を演出しています笑

背景も、普通の千葉の海です。

グランツーリスモでは、一台一台すごく緻密に車を描写してくれていますが、ヘッドライトを間近で見ると、ゲーム感が出てしまいます。また、このホイールについては少し平面的に見えてしまいやすいかもしれません。なので、極力ヘッドライトやホイールが大きく目立たないように撮影しました。

グランツーリスモフォトモードの限界

遠くに車を配置できない場合、その車をリアルに撮影するのはかなり難しいです。この写真の場合は車が手前にしか配置できず、後ろの黄色い重機に比べボディが結構反射してしまうので、いくら頑張っても違和感が出てしまいました。明らかに、GRヤリスだけが浮いています。

これはアルファードを若気の至り的なカスタムをして、海で撮影したものですが、やはり、ヘッドライトやグリルあたりの光が非現実的で、ゲームっぽさが出ていますね。それ以外はリアルに見えるんじゃないのかなと思います。

色温度をいじってみる

色温度を変化させると、写真を青みがからせたり黄色っぽくすることができます。いろいろと触ってみて、リアルな塩梅にしてください。

最後に

簡単にまとめると、おすすめの方法は以下の通り

  • 現実的な背景、シチュエーションにする
  • フィルムグレンを30程度に上げる
  • フィルムグレンモードをカラーにする
  • 色収差を20程度に上げる
  • 色温度を黄色っぽくしたり青っぽくしたりする(お好みで)

グランツーリスモ7は発売は2022年の3月で、もう1年半以上経過していますが、最近SpecⅡにアップグレードされ、車が追加され日々進化をしています。レースゲームって、それなりに走れるようになるのは時間はかかりませんが、それを極めようと思うと相当な時間がかかります。

たまには力を抜いて自分の愛車や、憧れの車の写真撮影でもしてみてはどうでしょうか。

ここで書いていることを、3分の動画にまとめてみました。結構端的に作成したつもりで貼りますが、FANATECのハンコン動画に比べて全然見られていません笑
グランツーリスモで愛車をリアルに撮ってみたいなと感じた方は予習した上でやるとチャチャっとできると思います。

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