私のSIMは、このブログや下のTwitterで公開しているように、写真に写っているもので状態で80万円強かかってしまっているようです。
もともとはコロナ禍で恐る恐る再開してみた遊びですが、今やこんなことに。
下のツイートでの写真にプラスして、自腹でハンコンやステアリング、ソフトを購入しているので、もしかしたらこれまで100万円近くを散財しているのかもしれません…。
そんな僕が今さらグランツーリスモ7で遊んでみた感想を書きたいと思います。
ちなみに、2024年の3月にもGT DD Extremeがそろそろ到着しそうと言うことで、到着前にGT DD PROを再度触ってみて、感想を書いてみました。
- グランツーリスモを楽しむためにGT DD PROを購入していた。
- PS5ではFANATEC GT DD PROの電源ボタンを青色に光らせてから使用する
- FANTEC GT DD PROはPSボタンを押さないと認識されない。
- ファナテックのAdvanced Paddle Moduleを追加したステアリングだと、ペダルが無くてもアナログパドルでアクセルとブレーキ操作ができる
- グランツーリスモはFOVの設定や、画面位置の調整幅は少なめ ができない
- FFBの設定パラメータは少ない。
- 挙動について:PCのSIM(アセコルやiRacing等)と比べてFFBの情報が少ない
- グランツーリスモをGT DD PROで遊ぶには、基本的にはFANATECのペダルが必要。
- グランツーリスモでは自分の愛車が収録されている人も多いでしょう。これは嬉しい。
- こんな車種がいっぱいあって、それぞれチューニングができて、いっぱい売れているソフトは他に限られる。
- 日本発の誇るべきレースゲーム。若者~おっさんに至るまでこれで車の挙動を知ったはず。
グランツーリスモを楽しむためにGT DD PROを購入していた。
まだ品薄だった頃、出来心で応募したプレステ5が当選してしまい、どうせならということで購入してしまいました。ついでにグランツーリスモも購入してしまいました。そうなると、ハンコンで遊んでみたくなるわけで。合わなかったら手放せばそんなにマイナスにはならないだろうということで、FANATECのダイレクトドライブの↓こんなハンコンを購入してしまっていたわけです。
PS5ではFANATEC GT DD PROの電源ボタンを青色に光らせてから使用する
GT DD PROは4つのモードがあり、電源ボタンを押すとモードを変更できます。その際、電源ボタンを押すごとに光る色が変化します。PC用のモードだったり、プレステのモードだったり、XBoxのモードだったり。この写真のように青色にすればPS5対応になります。

このハンコンです。
FANTEC GT DD PROはPSボタンを押さないと認識されない。
USBでGT DD PROとPS5を接続してもまったく認識されず、壊れているのかな?と思いました。保証もまだ切れてないし、連絡しないといけないのかな?と一瞬頭をよぎりましたが、PSボタンを押せば認識しました。GT DD PRO純正ステアリングなら「PS」と書いているので、簡単です。
それ以外のFANATEC製ステアリングを使用している方は、大体の場合がステアリングの真ん中のボタンがPSボタンに割り当てられているので、そこを押してやれば認識します。
FANATECのFormula V2ステアリングだと、下の画像の通りステアリングの一番真ん中のボタンです。


例えばBMW V2ステアリングだと真ん中の黄色のボタンがPSボタンになります。

ファナテックのAdvanced Paddle Moduleを追加したステアリングだと、ペダルが無くてもアナログパドルでアクセルとブレーキ操作ができる
上の写真で紹介したグランツーリスモの「FANATEC Podium」コントローラーの設定画面では、下の写真のパドルの一番したの金色のアナログパドルが割り当てられていないように見えます。しかし、実際は、右のアナログパドルがアクセル、左のアナログパドルがブレーキに元々割り当てられています。(アナログパドルとは、下の画像で言う金色のパドルのこと)
さすがにペダルを操作するのに比べると使いづらいですが、これだと足が不自由な方や、ペダルを用意するのが面倒くさい方にとっても楽しめるのではないでしょうか。
後日検証して、記事にしました↓

ちなみに、この6パドルのセットですが、アナログパドルをどう使うかは別として、、操作感が気持ちいいので長く遊ぶ方にとっては満足感が高いかと思います。

グランツーリスモはFOVの設定や、画面位置の調整幅は少なめ ができない
PCシミュレーターとグランツーリスモの違いで気になったのは、グランツーリスモでは、ソフト側で画角の微調整ができないということです。
一方、
(2023年6月19日修正!)グランツーリスモは車外の後ろからの視点、ボンネットからの視点、車内等からの視点は用意されていますが、その視野の微調整の幅がPCのシミュレーターに比べると狭いです。
そのため、もしできる限り視野を実車に近くしたければ、PS5側でできる限り微調整をした後に、モニタの位置も変更して違和感のない位置に合わせたりする必要もあります。
ソフト側での調整方法は、出走を開始し、ポーズ画面にした後に(出走前だとなぜかできなかった)「ディスプレイセッティング」→「コクピットビュー」の設定とすれば、調整ができました。(ほかにも方法があったら教えてください)



ちなみに私のFANATEC GT DD PROの設置位置はこんな感じでモニタに結構攻めていますが、車種BRZでできる限り高さを下げてもまだリアルなステアリングとソフト内のステアリングの位置が完全にぴったり合わず、もう少し下げたくはなります。
画面はAOCの32インチです。

FANATEC BMW GT2 V2を設置するとこんな感じです。
画角をもう少し低くできたら画面のステアリングとハンコンのステアリングの位置がぴったり合うのですが…。


FFBの設定パラメータは少ない。
GT DD PROをグランツーリスモで遊んだ場合は、GT DD PRO本体で変更できるのは下記の3つのパラメータのみ。
・Sensitivity:ハンコン回した角度に対して、どれぐらいゲーム内の車のタイヤが傾くかの割合を設定できる。
・FFB Strength:FFBの強さ
・Damping:減衰力
の3種類のみ。レースゲームとしてはこれぐらいの方が万人にとってはイイのかもしれません。
ちなみに、FANATECの良さは、ステアリングのボタンだけで上の3つのパラメータを走行中に変更できます。液晶画面のすぐ左にある小さな黒いボタンを押したらFFBを変更できるモードになります。
グランツーリスモ内から出力されるFFBの強さはMAXにしておいて、ステアリング本体の強さをこちらの方法で設定すると、調整しやすいと思います。(ちなみに、下の投稿はPCゲームでの動画なので、たくさんのパラメータが出てきます)
多すぎるとテキトーにいじってわけわからなくなるので。ちなみにPCのレースゲームだと、FANATECは11ものパラメーターを変更することができます。
挙動について:PCのSIM(アセコルやiRacing等)と比べてFFBの情報が少ない
後輪の滑り出しのFFB表現がリニアではなく、ON OFF感があります。実際の車でめちゃくちゃ滑りながらドリフト経験はありませんが、それなりのハイパワーな愛車(ヒミツ)を持っている感覚からすると、こんな滑り方するのかなー?という違和感は感じます。PCシミュレーターのiRacingやアセットコルサと比べても滑り出しのON OFF感が強いです。とりあえず、すぐ感じたのはこの一点です。路面の情報も少ないように感じます。
グランツーリスモをGT DD PROで遊ぶには、基本的にはFANATECのペダルが必要。
僕は10万円もするペダルに散財してしまっています。Heusinkveld社のSim Pedal Sprintです。これは、実車の感覚とは少し違うものの、ペダルの踏み込み具合をとても調整しやすいペダルとして、マニアの中である程度の地位が確立されています。iRacingでレースやタイムを考えながら走る際には、そんなペダルを普段使っているわけで、グランツーリスモのためにペダルを取り換えるのが大変。どうも、Sim Pedal SprintをPS5に繋げる裏技もあるようですが。

グランツーリスモでは自分の愛車が収録されている人も多いでしょう。これは嬉しい。
グランツーリスモでは自分の愛車と全く同じものが収録されています。もう、エクステリアのチューニングのシミュレーターとしてだけでもソフトとPS5買う価値あるんじゃないかと思います。車高落としたらどうなるか、ホイール変えたらどうなるか、GTウィングつけたらどうなるのか。そして、それを首都高とかで走らせて綺麗なリプレイを見るわけです。僕の愛車ですが、実用性とコストの観点から車高は落としてないし、ホイール買うと、1セットのホイールの置き場所困るし、ということで愛車がドノーマルなので、こういうことができるのはとても幸せです。

こんな車種がいっぱいあって、それぞれチューニングができて、いっぱい売れているソフトは他に限られる。
先ほど述べたように、こんなソフト少ないです。割引されたり、中古も出回ったりと、もうそんな高くもないです。

日本発の誇るべきレースゲーム。若者~おっさんに至るまでこれで車の挙動を知ったはず。
多くのおっさんたちが、このゲームをして車好きになったり、自動車の挙動と言うものをゲーム内のライセンス試験で知ったはずです。僕もその一人。
ということで、PCシミュレータに片足を突っ込んだおじさんは、多少挙動のこととかいろいろ言いたくなっちゃうかもしれないけど、なんだかんだ言ってグランツーリスモ、楽しいですよ!ってお話でした。
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