2023年の7月頃よりファナテックのCSL DD↓と、好きなステアリングとペダルを組み合わせて購入すると、FANATEC CSL DDが本体3万円となり、かなり安く提供されるようになりました。(公式ページにてカートに上記の3点を入れると自動的に割引が適用されます)
この機会にFANATECユーザーとしてのおすすめをまとめてみたいと思います。
私はCSL DDのプレステ版(GT DD PRO)を所有しています。
今回のセール品のCSL DDは、プレステに対応していませんが、私が所有しているプレステ公式対応のGT DD PROと中身やシステムは全く同じですので、使用感のレビューについては下記のGT DD PROの記事も参考にしていただければと思います。
購入したくなった場合、公式サイトで日本語で書かれている通りに商品をカートに入れ、レジに向かい、クレジットカード情報を入力すれば購入できます。カード会社のセキュリティが発動し、決済ができない場合は、カード会社に連絡しセキュリティを緩和してもらうか、Paypalというサービスを試してください。不明点があればこちらをご確認ください。
FANATEC CSL DDのセール内容
以下のような組み合わせにすると、元々47900円のFANATEC CSL DD本体が3万円で購入できます。
CSL DDホイールベース+好みのステアリング+好みのペダル
CSL DDとは、下記のようなモーターの部分です。
※FANATECの製品の場合、このモーターの部分と、FANATEC製のステアリング、ペダルを購入すれば、PCのだいたいのレーシングシミュレーターのソフトで遊べるようになります。
さらに本来2万円の↓ブースターキットが、同時にカートに入れて購入すると1万3400円となります。
これは、CSL DDのフォースフィードバック(以下FFB)を5Nmから8Nmの約1.5倍引き上げるためのオプション品になります。一緒に買うと安くなるので、もし予算に余裕があれば一緒に買った方がいいとは思います。
ブースターキットが安くするためには、別々にカートに入れるのではなく、下記のバンドルとして登録したものをカートに入れないといけないようです。試してみてください。
以下に、FANATEC製品を使ってきた私の個人的なおすすめの組み合わせを書いていこうと思います。
参考にしてもらえれば幸いです。
とにかく安価に、FANATEC CSL DDで様々なレースを始めたい方
CSL DD + CSL Steering wheel P1 V2 + CSL Pedals
(58400円+送料1000円〜2000円)
ダイレクトドライブで、ペダルとステアリングがついて、6万円を切ってしまいます。
念の為、将来CSL DDから買い替えて10万円を超えてくるClubsport DD+/DDや、15万円を超えるようなFANATEC Podiumシリーズの強力なFFBを発生するホイールベースを買うかも!という方は、こちら↓も読んでみてください。
※このP1ステアリングだと、ホイールベースだけで10万円以上のClubsport DD+/DDや、約15万円からのPodiumシリーズの20Nm級のFFBは受け付けず、FFBがハンコンのソフト側で自動的にMax 8Nm に抑制される仕様となっています。もしClubsportやPodiumシリーズの高トルクハンコンを買うことになったら、その時はその時、とりあえず試しに安価に始めたい!という方は、これを買えばいいと思います。
メリットですが、ダイレクトドライブなのに結構安くPCのレーシングシミュレーターを始めることができます。そして、将来的にブースターキットで、FFBの強さを追加し、ブレーキペダルを購入し3ペダル化できる。一方、CSL DDのパワーを上げるオプションのブースターキット購入する時になれば、一緒に金属製クイックリリースのオプションの購入を強くお勧めします。それが13000円ぐらいします。
これはマクラーレンステアリング部の樹脂のクイックリリースの強度が気になるので、将来アップグレードすることを考えると、元々金属製クイックリリースがついているステアリングの方が作りがしっかりしていてコスパが良いのでは?と思ったりします。
↓ちょっと古くてリンク切れとかもありますが、この記事を参考にしてもらえればと思います。
上記の記事でも書いていますが、McLaren GT3 V2のクイックリリース(QR1 Lite)は樹脂製のため、クラック等のリスクあり。将来FFBを強くし、8Nmにするときは、オプションの金属製クイックリリース(QR1)またはQR2にアップグレードした方が良いです。
レースSIMでFFBやペダルをそれなりにこだわりたい方
先ほどのCSL DD+FFBブースターキットから始めておいたら、リーズナブルな価格で8Nmを発生させることができます。
FANATECのステアリング
ステアリングについては、クイックリリース部分が金属製になっている下記製品が個人的にお勧めです。
F1 Esports V2ステアリング、Formula V2.5 またはBMW GT2 V2ステアリング、 RSステアリング。
フォーミュラーカーや、GTカーから始めたい方は、下記2つあたりが候補になると思います。
過去にまとめた記事に、F1 Esports1V2とFormula V2.5の比較を書いています。どちらも良いステアリングで、それぞれの違いは、デザインとボタンの数です。機能や拡張性については大きく変わりないので、ぱっと見の好みと予算に合わせて選べばいいと思います。価格差1万5000円なので悩んでください。
GTカーやラリーや、ドリフト等もする可能性がある方は円形のステアリングがいいかとお思います。
とりあえず汎用性を持たせておきたい方は、このような円形のステアリングにされれば良いかと思います。グリップ部が、それぞれ違うので、デザインの好みで選べばいいと思います。
僕もBMWたまに使っています↓
FANATECのペダル
V2ペダルと呼ばれるペダルです。約4万円。
見た目のデザインはそこまで最新式には見えないかもしれませんが、2022年9月にアップグレードされ、非接触式のセンサーや、ロードセルが使用されています。
日本国内で使用している人はまだ少ないようですが、できる限り、海外のレビューもチェックしたりしていますが、海外のレビュワーやFANATECユーザーからの評価が高く、コントローラブルなペダルとしてコスパが良いと思います。
↓CSL Elite Pedals V2を間近で確認する機会があったため、レビューしました。
ロードセルセンサーがFANATECのフラッグシップのV3と同じ90kgを使用しているので、選択肢の一つとしてアリだと思います。
まとめた記事。
FANATECのペダルの見た目にもこだわりたい方
V3ペダルというペダルがあります。約47000円です。アルミニウムを切削加工し作られており、メカメカしさがあります。ペダルの位置も調整可能だったり、ワクワクする仕様かと思います。
オプションのゴムやダンパー等も販売されています。
実際に使用したこともありますが、ちょっとブレーキのフィーリングが軽く感じたので、そのフィーリングを変える3400円のゴムのオプションが欲しくなると思います。
そのため、先ほど紹介したV2ペダルと比較するとゴムのオプションまで含めていくと、V2に比べ1万円プラス。さらに下記のようなダンパーキット等のオプションをつけると2万円プラスとなります。コスパを求める方はV2が良さそうです。
見た目にこだわりたい方はV3を購入し、必要に応じてオプションのゴムを追加、それでもフィーリングを変えたい方はダンパーを追加となっていくと思います。
FANATEC CSL DDのブースターキットを購入した人は注意!
FANATECのケーブルは、CSL DD単体では通常の2口コンセント。
8Nm用のブースターキットはを購入した場合、下の写真のようなアース端子付きの3口です。
8Nm用のブースターキット購入者の方は、アース端子のあるコンセントがない方は、↓こういう製品の用意をされていた方が良いかと思います。
ご参考までに。。。
FANATECのステアリングは、私がここで紹介している以外にも沢山あります。
ステアリングの選定方法についてもまとめてみていますので、時間がある方はどうぞ
また、CSL DDの最大トルク8Nm級ではそこまで気にしなくてもいいかと思いますが、FANATECでは将来的にステアリングとホイールベース間の接合部であるクイックリリースが改良されるはずです。(いつになるのか全然わからない)そうなるとまた、値段が上がったりすると思うので、安い今のうちに買うか、アップグレードされたものを買うか悩んでみるのもいいでしょう。
↓こういうの。
何かの参考になれば、嬉しいです!
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