FANATECの15Nm、Podium DD1/DD2を超えるスルーレート(FFBの立ち上がりの速さ:6.2Nm/ms)を発生するプレステ・XBOX・PC対応の最新ダイレクトドライブ、Clubsport DD+ですが、海外ではやっと手にする人が出てきたようです。
さらに、2024/2/10 0:00頃、GT DD Extremeの発売が日本でも開始されました。
↑日本のGT DD Extremeのページ(Clubsport DD+単品での発売は結構先のような気がしたので、僕はセットで購入してみましたが、もしかしたら少ししたら単品でも出すかもしれません。そこは分かりません。)
届いたので、レビューしています。もしよければご覧ください。
- 海外のSNS、RedditではClubsport DD+の到着報告が!
- FANATEC Gran Turismo DD Extremeの日本での発売が開始
- FANATEC Gran Turismo DD Extremeの内容
- 日本でFANATEC Clubsport DD+(CSDD+)単品は発売されるのか?
- Clubsport DD+(CSDD+)単品はどこから購入できるか?
- GT DD Extremeは過激なハンコン。しっかり固定を
- GT DD Extremeに付属するプレステ公式ステアリングの価値は?
- XBOXにも対応させるにはXBOX対応ステアリングが必要
- FANATECの決済方法について
- FANATEC GT DD Extreme予約注文の時の注意点
- FANATECのGran Turismo DD Extremeまとめ
海外のSNS、RedditではClubsport DD+の到着報告が!
この記事を書いているのが2/9ですが、海外SNSを見ると、とうとう海外でFANATEC Clubsport DD+が発送・到着しているようです。
FANATEC Gran Turismo DD Extremeの日本での発売が開始
2024/2/9-10日本国内外でGran Turismo DD Extremeの発売が開始されました。
もともと、株主向けの報告書をもとに、2024年の1月から3月中に専用のステアリングとセットにしたGT DD Extremeが発売されるだろうと記事にしており、どうにか発売されたようです。
一番気になるのは価格です。
アメリカ・カナダ:$1299.95≒194000円
ヨーロッパ:$1299.95=209000円
オーストラリア:$2139.9(オーストラリアドル1A$=97円ほど)=208000円
ということで、以前掲載した下記サイトでは、
日本で発売したら189000円くらいになるのでは?!
と書きましたが…
実は僕は、人柱として値段にビビりつつ購入してみました…。
合計209,396円。
現在所有している、Podium DD1とGT DD PROとこのセットに付属しているステアリングを売却したら、ほぼ0円でClubsport DD+に入れ替えられるんじゃないか?理論で購入しています。(もう頭おかしいかも)
まだ触ってないので、Clubsport DD+がどれだけ性能向上したか分かりませんが、それにしてもお高いです。このプレステ関連の商品は値上がりすることはあっても、値下がりすることはないと思って購入はしましたが…グッとくる値段。
もう十分家にFANATECのステアリングは転がっているので、できればClubsport DD+を単品で購入したかったところですが、おそらくGT DD PROの時同様、単品の発売は結構先になると思うので、ステアリングを手放して、いくらか資金を回収すること前提で購入しました。
FANATEC Gran Turismo DD Extremeの内容
ホイールベース(モーターの部分)はFANATEC Clubsport DD+
GT DD Extremeのホイールベースは日本ではまだ単品で発売されないプレステ・XBOX対応の15NmのダイレクトドライブであるClubsport DD+です。
FANATECの公式ブログでは、昨年の段階で、このClubsport DD+について、「Japan Coming Soon」(日本はもうすぐ)とアナウンスはされており、なかなか発売されていない状況でしたが、まずはステアリング付きのGT DD Extremeを発売し、売り上げを積み、時が経ってから、Clubsport DD+の単品を発売するという算段なのかもしれません。
Clubsport DD+については、今まで下記のような記事を書いてきましたので、興味があればどうぞ。
GT DD Extremeのステアリングはグランツーリスモ®用にデザイン
持ち手の材質は”vegan leather” :「ビーガンレザー」ということで、本物の動物の革ではなく、人工のものです。
直径は300mmです。300mmという直径は、下記のマクラーレンステアリングや、P1ステアリング各種(V2/WRC/BMWステアリング)と同じ直径になります。ちなみに、GT DD PROのセットに付属しているグランツーリスモ公式ステアリングは280mmであり、今回のGT DD Extremeのステアリングの方が少し大きくなります。素材も金属や人工の革を使用しているので重くはなっているでしょう。
残念ながら、公式ページを探す限り、重さは見つかりませんでした。
参考までに過去に作った各ステアリングの径や重さを比べたページ↓
FANATEC GT DD Extremeのステアリングの操作系
4つの5方向スティックについては、GT DD PROのものがプラスチック丸出しなのに比べ、メッキっぽい質感になっています。また、そのスティックの周りにはRGB LEDリングがあり、光らせることができます。色も変えられます。
また、中央には回転数に連動して光る横長のLEDライトがあります。
FlagLEDと書かれていますが、左右にある「三」の形をしたものがゲーム中にFlag(旗)が出た時に光るようになっています。
また中央には大型の2.7インチのディスプレイが付属しています。
これは、FANATECの中でも最高級グレードのPodiumシリーズの以下のポルシェステアリングに使用されていたものと同じか、サイズが近いものとなります。
海外のサイトやYoutubeを見ると、このディスプレイには、さまざまな情報を表示することができるようです。
総じて、GT DD PROのステアリングに比べて質感が向上しており、グランツーリスモをより心地よくプレイできる道具になると思われます。以下のものがGT DD PROのセットを購入した場合に付属するステアリングです。光るのは、中央の液晶ディスプレイのみですし、4つのカラフルなリングは、プラスチックのリングになります。グリップ部分はゴムです。
GT DD PRO向けのものは上部の部分の剛性が不足していますが、今回のステアリングはどうなのでしょうか。気になるところです。(GT DD PROのステアリングの剛性がわかる動画↓)
海外のYoutuberの動画を見ると、↓このGT DD PROのグランツーリスモ公式ステアリングのように”しなって”しまうみたいで、機能は多いものの構造はCSLグレード寄りのようです。
僕のチャンネルですが、↑チャンネル登録者数がめちゃくちゃ少ない弱小チャンネルなので、お情けで登録してもらえたら嬉しいです。
GT DD Extremeのステアリングは4枚のパドルシフト付き
メインの大型のパドルについては厚さ3 mm、黒色陽極酸化アルミニウムとなっています。最大トルク8NmのGT DD PROは、プラスチックですので、DD Extremeではアルミとなり、質感が向上しています。 さらに、マグネティックシフターであるため、操作時の感触も気持ち良くなると思います。FANATECのステアリングはClubsport系以上のステアリングは、現状全て(たぶん)マグネティックシフターとなっており、僕は操作感が良く気に入っています。
また、下に見える小さなパドルは、4つの切り替え可能なモードを備えた左右計2つのアナログクラッチ パドルが装備されています。(GT DD PROには付いてない)
アナログパドルがあると、レーススタート時に繊細なクラッチ操作を実際のレーシングカーのように手元で操作が可能になります。
また、ブレーキやスロットルとしても使用できるモードがあり、スペース等の関係でペダルを準備できない方、足の不自由な方もこのセットを購入しておけば、ステアリングを買い足す必要がなくなるようになると思います。
GT DD Extreme付属ステアリング以外だと、現在は、マクラーレンステアリングや、Advanced Paddle Moduleにアナログパドルが付属しており、それでアクセル&ブレーキとして使用することができます。(下記記事参照)
あまり購入する人はいないでしょうが、この超高級ステアリングBMWM4GT3ステアリングにもアナログパドルが付属しています。
ちなみに、GT DD PROのセットのステアリングの裏側はこんな感じ。パドルはプラスチック製で、GT DD PROはマグネティックシフターではなく、バネの力だけがかかっています。パドルシフターの機能としては問題ありませんが、マグネティックシフターの方が気持ち良いのは確かです。
GT DD Extremeのステアリングの標準のクイックリリースはQR2 Lite
公式ページによると、「グランツーリスモ® DD エクストリームのステアリング ホイールは、QR2 Liteの開発と並行して開発された」とのこと。「QR2 Liteだけでも、ClubSport DD+の15Nmを受け止めることができる」というニュアンスの記載がありました。
通常QR2 Liteを使うと、Podium DD1(20Nm)/DD2(25Nm)/Clubsport DD+(15Nm)/DD(12Nm)で使用しても最大8Nmというトルク制限がかかります。今回のGT DD Extreme専用ステアリングのみQR2 Liteを使用してもCLubsport DD+の最大15Nmまでのハイトルクモードが使えるようになっています。
下の方で、このステアリング単品の価格を算出していますが、48000円程度になります。
「それなら、標準型の金属製QR2が付くぐらいのグレードにして欲しかったな」と思っている人も多いかも。
僕は標準の金属製QR2を持っているので、DD Extremeが到着したら(時間があれば)金属製QR2に交換した時の印象も書いてみようと思います。
QR2についてまとめたページ↓
GT DD Extremeに旧型のQR1のステアリングは使えるのか?
答えとしては(将来的に)「使えます」
公式ページの「互換性」の欄にこの記述があります。
旧QR1ステアリングホイール(交換可能なクイックリリースがないもの)には、QR1 Base-Side (Type-F) が必要です。
ただし、2/10の時点ではFANATECのQR2のページにこの部品(QR2 Type-F)の販売は開始されていません。Clubsport DD+がすでに発送されている海外においてもまだ売られていないようです。
下のグレードのGT DD PRO(Max8Nm)でもある程度高級ハンコンですが、GT DD Extremeを購入するコダワリや財力がある方は、QR2に移行される方がほとんどのような気がします。
GT DD PROで、金属製のQR1とQR2を使い比べた時、剛性感の違いは体感できたものの、数万円かけてまでも変える必要があるかと言われると、「QR1でも何も不満を感じてないなら変える必要は無い。不満があれば、予算や今後のSIMのアップグレード予定を総合して変えればいい。」と個人的に思っています。
QR1で15NmのDD Extreme(Clubsport DD+)を使用すると、私のDD1の時と同じく「カキン」という音が発生しやすいと思います。そのため、個人的にはこのQR2Type-Fのパーツを買うのではなく、ステアリング用のQR2購入の費用にあてた方がいい気がします。(あまりにも大量のステアリングがある方は…悩むと思いますが)
FANATEC GT DD Extremeのペダルは別売り
ペダルは別売りなので、別で購入が必要です。プレステで遊ぶなら、FANATEC製のペダルが必要になります。
CSLペダル悪いわけではありませんが、このクラスを買われ方なら2022年にモデルチェンジされ、ブレーキのコントロールがしやすいV2ペダルまたは、切削加工が美しいV3ペダルのどちらかが個人的にはお勧めです。
コスパならV2ペダル、見た目もよくしたいならV3ペダルといったところ。
この下の方にも書きましたが、ペダルも同時に購入する方は、別々に分けて購入するのをお勧めします。詳細は、何個か下の項目「FANATEC GT DD Extreme予約注文の時の注意点」を確認してください。
日本でFANATEC Clubsport DD+(CSDD+)単品は発売されるのか?
すでに、記載したように僕は現在のDD1とGT DD PROの二台体制を、最新のClubsport DD+の1台に集約したいなと考えていました。
そして、日本の売り方は毎回他国とは違い、DD Extreme発売後時期が空いてからClubsport DD+を発売する可能性があるとなんとなく思っていたため、単品の発売を待たず今回DD Extremeを購入しました。
もしかしたら、数日後で単品が出てくるかもしれませんし、3ヶ月後、6ヶ月後になるかもしれません。分かりません。
最近の物価上昇傾向から、待ってても、新品の値段が下がることは無いし、在庫も少ないのでは?と考え、購入しました。ただ、これは僕の考えなので、高価なものですし購入は自己責任でお願いします。
Clubsport DD+(CSDD+)単品はどこから購入できるか?
日本はプレステ&グランツーリスモのファンが多く、それなりに競争率が高いような気がしています。割り当て数も他国に比べてどうなんでしょう。今回のGT DD Extreme発売のように、Clubsport DD+は急に公式サイトの以下のホイールベースのページに並ぶと思うので、気になっている方は定期的にチェックされたらいいかと思います。
GT DD Extremeは過激なハンコン。しっかり固定を
Extremeの日本語訳は「過激」。
私は最大トルク20Nmを発生するPodium DD1や、MOZAのR16を提供してもらったりと(実はそのR16が故障したのでR21を提供していただくことに!)、15Nm以上のトルクを発生するハンコンを常に触れる環境にあるわけですが、15Nmのトルクは本当に強力です。
新設計ということもあり、トルクの発生する速度もダイレクトドライブハンコンの中でも上位クラスになっています。
そのため、ハンコンはしっかり固定しておかないと大暴れします。
コタツや勉強机に固定するだけだと、Clubsport DD+の良さを感じることは絶対にできません。以下のようにFANATECからClubsport DD+にも対応する専用のクランプも発売されはいます。
コクピット購入までの繋ぎとして、机に固定して発生トルクを5Nm以下に制限して…とかならアリかと思いますが。(5Nmでも結構凶暴です)
正しい姿勢で運転しないと、手首が痛くなったりブレーキをしっかり踏み込めなかったりしますので、調整の自由度が高いコクピットを購入しておいた方がいいかと思います。
フレームですが、DRAPOJIは4cmのフレーム、STRASSEは3cmのフレームになります。ガッチリ感はDRAPOJIになるでしょう。
凝り性な方は私のように自作やオーダーメイドという手も。
GT DD Extremeに付属するプレステ公式ステアリングの価値は?
日本ではClubsport DD+を単品で売ってないので、単純に引き算ができません。そのため、ヨーロッパの価格をもとにステアリングの価値を算出してみたいと思います。
GT DD Extremeの価格はヨーロッパでは1299.95ユーロで日本円換算で約209300円(1ユーロ=161円)と、日本での発売価格とほぼ同じです。
ヨーロッパ公式サイトでのClubsport DD+単品の価格はというと、999.95ユーロとなり、約161000円。
ということは、209300-161000=48200円。
この価格というのは、以下のBMW GT2V2またはRSステアリング(38500円)にQR2 Lite(9500円)を追加した価格に近いです。
プレステ公式ステアリングはLEDやディスプレイが付いたり、パドルが4つになったりはして、BMW GT2V2やRSステアリングより機能は多いです。一方、プラスチック率はプレステ公式ステアリングの方が多そうな気はします。多分ハンコンに20万円以上出す層は、このステアリングにClubsportグレード以上の剛性感を望んでいると思いますが…実際はどうなのでしょう。
手元に来たら、BMWGT2V2とプレステ公式ステアリングもいろいろと比較してみたいと思います。
さてさて、メルカリ・ヤフオクで48000円で売れるでしょうか?(21万円のGT DD Extremeを買わないと手に入らないステアリングなので、意外と単品で欲しい人もいるかもしれない)
XBOXにも対応させるにはXBOX対応ステアリングが必要
CSL DDやGT DD PRO,DD1,DD2, Clubsport DD含め、FANATECのホイールベースはXBOXでも遊ぶことができます。ただし、XBOX認証用チップが入ったステアリングが必要になります。
注意しないといけないのが、今回のGT DD Extreme付属のグランツーリスモの公式ステアリングはそのチップが内蔵されていません。XBOXで遊びたい場合は別に用意する必要があります。
プレステを遊ぶ必要がなく、XBOXだけ対応できればいいというのであれば、DD Extremeにする必要はありません。CSL DDが一番リーズナブル。安くなったDD1が狙い目?かも。Clubsport DDは、ちょっと触ってみないと分かりません。
ステアリングの商品ページで、右上に緑色で「XBOX」と書かれてたら対応します。
円形で剛性もあり汎用性がある(ステアリング部分をいろんな物に交換できる)のは、↓これですが・・・高いですよね。
安いのは25800円(それに加え、現状、オプションでQR2またはQR2Lite選ばないとClubsport DD+につかない。そしてこのWRCステアリングにおいては、QR2を装着しても最大8Nmにトルクが制限されるので注意。)
一番高いやつはこれです。
FANATECの決済方法について
あと、決済方法が昔はVISAやMasterが使えたのに、ブラックフライデーでいろいろあった(注文を大量に受け付けてうまく捌ききれず、消費者から非難される問題があった)からなのか、
VISAやMasterカードが「直接」使えなくなっています。(カード会社に怒られた?)
American Expressカードは直接使用可能。
VISAやMasterやJCBカードを使用するにはPayPalを使用する必要が出ていますので、購入した際の状況をまとめておきました。(PayPal決済って大丈夫なんですか?という質問もきましたし。)PayPal決済について不安な方は見てみてください。
↑この記事の内容を簡単に書くと、
以下のPayPalという決済サービスの右上の「新規登録」のページで、メールアドレスやクレジットカード情報等を登録。
DD Extreme購入時に決済方法:PayPalを選んで、登録時のメールアドレスを入力すると、PayPalを介しての決済画面に進むという流れです。
FANATEC GT DD Extreme予約注文の時の注意点
今、注文してクレジットカードで決済したとして、グランツーリスモDD Extremeが到着するのは3月中旬です。
例えばペダルやシフターも一緒に注文すると、FANATECの変な商品管理システムの特性上、その発送はGT DD Extremeと同時になるので、別々に注文(GT DD Extremeを発注した後に、改めてペダル等を別に購入)しておいた方が幸せになれるかもしれません。
GT DD Extreme発送時期にそのペダルやシフターの在庫がなくなると、全て揃うまで発送されなくなると言う変なシステムなので、GT DD Extremeに関しては、この商品単体で購入し、決済後他のものを注文しといた方がいいと思います。
FANATECのGran Turismo DD Extremeまとめ
僕は最近QR2(Type-C)が届いたため、コクピットにはGT DD PROを装着して遊んでいるわけですが、一昔前のハンコンに比べたら十分パワフルですし、ダイレクトドライブですし、PCのレースゲームで遊んでも、素晴らしいと感じています。グランツーリスモにおいては、公式戦にも使われ、最適化が進んでいるでしょう。そもそもGT DD PROも高級ハンコンです。でも価格はGT DD Extremeの半額程度。
確かに、GT DD Extreme(Clubsport DD+)は最新になってトルクも強く、細かいFFBも発生できるようになったかとは思いますが、価格も価格ですので…まだ若い方や、家族がいる方等、いろいろなことにお金を使いたい方はGT DD PRO(できたら8Nm)を購入したり、GT DD Extremeを購入した私のような変態ハンコン野郎のみなさまが中古で手放したGT DD PROをゲットするという手もあると思います。
GT DD Extreme付属のホイールベースであるClubsport DD+は、「グランツーリスモ専用だけ」という使い方ではもったいないぐらい高い性能を持っていると思います。また、プレステを遊ぶ可能性が全く無い方にとっては、プレステライセンス料が上乗せされた割高な商品となります。
そのため、DD Extremeを購入されると良い方としては、
- プレステのグランツーリスモだけでなく、プレステとPCのシミュレーター両方をFANATECの最新機器でストレスなく交互に遊びたい方。(ついでにXBOXでも遊べる:Xbox対応ステアリングを追加購入するとXBOXにも使えるので、Forza Motorsport等もXboxでプレイ可能)
- 汎用性の高い、様々なゲーム機・PCで遊べる最新機器を買っておきたい方。将来の買い替えや、ゲーム機ごとのハンコン交換の手間を減らしたい方。
- PCでしか使用しないが、Clubsport DDの12Nmで不満を感じたら買い替えの手間が発生するので、念の為15NmのCubsport DD+を買っておきたい方(他の超高級ハンコンと比べさえしなければ、大体の方は12Nmで満足するはずですが…)
- グランツーリスモを、GT DD PRO付属品より高品質なステアリングで優雅にプレイしたい。ついでにホイールベース(モーターの部分)もレベルの高いものにしたい方。(※DD Extreme付属品のステアリングはプラスチックが多めな気がするので、プレステ公式対応最強ハンコンにしたい場合は、このページ内の「XBOXにも対応させるにはXBOX対応ステアリングが必要」で紹介したようなUniversal Hub V2 for Xboxを使ったようなステアリングのセットを追加で購入するとXboxにも使え、剛性も高く2024年最強だと思います。)
ダイレクトドライブハンコンは、各社の競争もあり、ここ数年で性能向上の限界が近づいているような気がします。
様々なゲーム機やPCで使用可能、最大トルク15Nmかつ、FANATECの最新技術によって高スルーレート(ざっくり言うとFFBの発生速度が速く、細かいFFBも表現可能)のハンコンを持っておいたら、将来より良いハンコンを買い替えたい欲は無くなり、長く使える人がほとんどなんだろうなと思います。
また、届いた時にその使用感とかGT DD PROやDD1との違い等書けたらと思います。
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