本サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

レースSIM:iRacingのためにRyzen5900XとRTX3070Tiを購入したお話 | MASK | ブログ

2020年8月、Ryzen 3500とRTX2070superを搭載した自作PCをiRacingのために導入しました。今回は、大幅?グレードアップということで、下記のRyzen5900XとRTX3070Tiに更新した際の記事となっています。

レースSIM沼の人は、なぜお金をかけてでもPCをアップグレードしたくなるのか?

2022年、3画面フルHDを導入しました。3画面だと、簡単に言うと演算は1画面フルHDの3倍となります。(多分、3倍にはならないんだろうけど)
ということは、同じ画面の綺麗さ、FPSをキープするとしたらCPUとグラボのパワーは総合的に3倍必要になると言えます。(専門家じゃないので、細かいことは言えませんが。。。)

2020年に制作した自作PCの構成は、2070superとRyzen3500でした。詳細はこちら↓

レースゲーム(iRacing)のために初心者がPCを組む③|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 この記事は、レースSIMのために初心者がPCを組む②の続きです。 (レースSIM:レーシングシミュレーター) SSDについての説明を受け、次はメモリ。その前に、下記がPCの構成と購入価格。 Windows 10            ...

この組み合わせでも全然遊べるんですが、ちょっとグラフィックのレベルを上げると、建物や人間等のオブジェクトが多いホームストレートで、さらに、混走状態になっていたりすると、FPSが40とかになることがあり、それがストレスになっていました。


2022年、PC制作から2年が経過。円安傾向が激しいため、良い機会と思い、更新することに決めました。

iRacingのために、RTX3070Tiに決めた経緯は?

私は、グラフィックの向上=グラボの交換だと思って、価格とパフォーマンスの票を眺めながらRTX3070Tiをチョイス。メーカーのリフレッシュ品で7万3000円ぐらいでした。Amazonで3070Tiと調べると、いろんなメーカーから製品が出ています。中身の3070Tiのチップ(CPUみたいなやつ)をNVIDIAが製造。それに、基盤や冷却機能やLEDライト等を各メーカーが付加して販売しているため、多数のメーカーが様々な見た目の同じ3070Tiチップを搭載したグラボが並んでいます。安くなっていたのは偶然ですが、2年前に2070Superを購入したブランドのZOTIACで、下記の物を購入しました。
ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti Trinity OC 

他にもいろいろなグレードのグラボはあります。
RTX3050から3070Tiにかけ、グレードが上がるに連れ、約1万円ずつ価格が高く設定されている傾向がありました。そして、3070Tiから3080までは3万円ぐらい上昇。ということから、3070Tiがコスパとしてちょうどいいたりなのかなと感覚的に、3070Tiを選択したわけです。

到着しました。後で良く見たら書いてましたが、箱無しとのこと。初期不良1週間対応。

メーカーリフレッシュ品ということで、新品のような見た目で到着するかと思いましたが、多少奥の方にホコリがあったりと、外装パーツはそのままのようです。なんか、ただの中古品みたい笑


まぁ、動けばいいんです。でも、なんか僕の2070superより汚い。
どんな使われ方してたんでしょうね( ゚Д゚) メーカー、もうちょっと綺麗にして出さないんですかね?ということで、装着。ちなみにあるネットショップより購入しています。

Ryzen3500のまま、ベンチマークしてみた

ベンチマークするのには何がいいだろう、と考えたところ、私の購入済みのAsset Corsaにベンチマークがあったわけです。下記のように初期設定をしてベンチマークを回して、3070Tiと2070Superの結果と比べてみました。

が、わずかしか違いがありません。3070Tiにいたっては、CPUの使用率をみると約90%になっています。


2070Super
Avg=126, MIN=65, MAX= 168FPS, CPU81%

3070Ti

Avg=141, MIN=65, MAX= 176FPS, CPU88%

CPUのスペックが低いと、グラボの性能を引き出せない。そんな話は知識として知ってはいましたが、もしかしてこれが影響しているのか?と思い、3070Tiに最適なCPUを調べていくと、Ryzen3500は全然ダメで、お値段5万円級のCPUが列挙されています。

高価なCPU:Ryzen5900Xを買うことに

私はRyzen3500を14000円ぐらいで購入してたのもあって、CPUって安くてリーズナブルに買えるものだとばかり思っていたのに、3070TiにふさわしいCPUって、こんなに高いんだ…と焦りました。

いいグラボを買うには、いいCPUも買わないといけない…そこまでCPUがグラフィックの性能を左右するなんて…。

が、円安傾向の継続や、CPUによってせっかく導入した3070Tiの性能が引き出せなかったら、それこそ無駄遣いだと思い…Ryzen 5900Xを買うことにしたのでした…。その額5万円越え…。

これで、2~3年遊んで、また、それなりの価格で中古に売り出して…また4070Tiぐらいを買って…と僕は繰り返していくのでしょうか??

私のとても信頼するフォロワーさんは、5900Xより、5800x3d推しとのこと!(何を間違ったか…5900Xを買ってしまった)
購入の際は比較してみてください。

Ryzen 5900Xの取り付け

元あったRyzen3500を取り外し、高級な5900Xを恐る恐る取り付け、恐る恐るCPUグリースを塗布。塗布の方法はCPUに対し、X印としました。

熱伝導率抜群でリーズナブル、Amazonベストセラーで評価が高い、という理由で選定したCPUグリスです。

さて、さて、まぁ、簡単に動くだろうと、すべてを元通りにして、電源ON…。
動きません…。液晶は何も表示されず、起動後数秒して繰り返すを繰り返します。

どなたかのメシウマなネタになるかと思い、そして、何かいいアイデアを教えてくださる方がいるかと思い、夕方の6:30頃Twitterにこんな投稿。

すると、いろいろな方から助言を頂けました

・CMOSクリアはしたのか?
・メモリの差し込み状況は?
・ピン折れ?

簡単に試せそうなものはすべて実施。

ダメだ…。そんなところにDMが。
まずRyzen3500に戻してみてほしいとのことなので、戻してみる。
すると、つかない!!あとあと、いろいろとトラブルシューティングをしていただいて、これはただ単にHDMIケーブルをマザボに刺しこんでいたせいだということが判明しました。(汗
CPUにグラフィック機能が内蔵されていないモデルは、グラボ経由で出力しかできず、マザボからグラフィックを出力できないようです。これ、2年前も同じところで、壁にぶつかっていた記憶が

さてさて、とりあえずRyzen3500でPCが起動するまでに復旧はできました。
そして、こんなことを教えてもらいました。
マザボのBIOSのバージョンが、古くて、最新CPUに対応していないかも。と。

PCを起動して、「DEL」ボタンを押して、BIOSを起動し、そのバージョンを確認します。
原因は、まさしくこれで、BIOSの最新版をマザボの会社のHPからダウンロードし、マザボにインストールする必要があります。

ここまでわかれば、あとは、わざわざ大切な時間を使ってDMで教えてくださっている方の時間を取るわけにはいきません。お礼を言い、一人でやってみることに!

FAT32/16/12の様式のUSBメモリが必要とのこと。
こういう時に限って無いんですよね…USBメモリ。愛車のミュージックサーバー用にUSBメモリ使ってることを思い出し、車から拝借。が、なんか変な形式です。そして、Windowsのフォーマットソフトや、社外のフォーマットソフトをいろいろ試しても、フォーマットできません。ごはんとか食べながらですが、これで1時間ぐらい、格闘していました。

もう、早く、CPUを導入したい!もう時間は22時を過ぎた頃だったかと思います。

深夜でも家電を売っているお店と言えば、ヤンキー御用達のドン・キホーテ!
自転車で向かいます。ちょっと肌寒い中、到着。
たった、10MBちょっとのアップデートをするためなので、一番容量が少なく一番安いヤツで構わないんです。でも、一番安い700円ぐらいのUSBが売り切れで、1700円ぐらいのUSBしかありません。いや、そんなのは全くいりません。すごく悩みました。
「明日、電気屋さんに買いに行こうか?1000円けちるために、渋滞の中車で往復もろもろ30分-1時間弱ぐらいかける価値があるのだろうか?かといって、こんな高いUSBを買わされるのはなんか嫌だな。」と。
自転車だし、ちょっと運動だと思って、4㎞先の隣のドン・キホーテに行ってみようか…まぁ、4kmだったらありか…行ってみよう!とあるかどうかもわからない700円のUSBのために、深夜の寒空のサイクリングすることを決めたのでした。
が、寒いし、4kmもサイクリングもしたくないし、と思っていると、コンビニが!
最近、コンビニにもちょっとしたもの、売るようになったよな!と思い、入店。
聞いたことの無い会社のUSBメモリが税込み1100円で売っています

600円安くなります。

セブンイレブンが選定した商品だ、まぁ、それなりの品質はあるんだろう。これから4kmサイクリングをすれば、あと400円安いUSBメモリがあるかもしれない…でも、もう帰りたい。寒いし。というケチケチ本能と、楽したい本能がせめぎあいました。
よく考えたら隣のドン・キホーテまで往復8㎞だし、もう早く帰って、CPU載せたいよな…と思い、お買い上げ。

今、ブログを書きながら調べていますが、Amazonで、投票1200以上&☆4.5を超える結構評判の良い商品でした笑
そして、1100円も、コンビニ価格としては許容範囲内の価格です。セブンイレブン、ちゃんと商品選定をしてるんですね。

キオクシア株式会社は、日本・東京都の港区に拠点を置き、主にNAND型フラッシュメモリを製造する半導体メーカーである。純粋持株会社キオクシアホールディングス株式会社の完全子会社である。 半導体メーカー売上高ランキングでは、2017年の市場シェア世界第8位であった。

Wikipedia

ということで、無事23:30ごろ帰宅。
それから、USBメモリにダウンロードしたBIOSのアップデートを入れ、先人の知恵をググりながら、インストール。

そして、ついにRyzen 5900Xが動いたわけです。

アセコルベンチマークの結果です。

Ryzen5900XとRTX3070TiのiRacingでのパフォーマンス

個人的にはあまり妥協せずにグラフィックを設定し、30台のAIとともに、ポルシェ911GT3でフィリップアイランドを走った時の動画です。ホームストレートでは、100前後。U字カーブで先頭が詰まったときでも、80FPSをちょっと切るぐらいです。 1台だけの練習走行では210-250FPS出ます。

この時の設定は以下の通り。

実は3070Tiが壊れました

安物買いの銭失いに危うくなるところでした。メーカーの整備品ということで購入しましたが、1週間使用できたものの全く画面が表示されないようになりました。PCのON OFFを繰り返すと、ごくまれにBIOS画面まで行ったりもしました。
一方、2070superを取り付けると、普通に動作します。症状を記載して、ネットショップに問い合わせたところ、本来の返品期間の1週間は過ぎていますが、返品処理してもらうことになりました。

再び良いタイミングで購入予定です。

正常に動いている時のベンチマークの結果を撮り忘れてしまいました。

今は2070superを取り付けているので、そのベンチマーク結果を載せておきます。
<参考>※Ryzen5900XとRYX2070Superでのパフォーマンスです。
Avg=112, MIN=51, MAX= 129FPS, CPU35%

Ryzen 3500と2070Superでのベンチ結果はAvg=126, MIN=65, MAX= 168FPS, CPU81%

でした。Loading timeは10秒と、3500の時の17秒に比べ、かなり早くなっていますが、FPSは変化してないというか落ちています。前回のベンチ以降、常駐ソフトを増やした影響?何があったんでしょう。

まとめ

多少のグラフィックの妥協は必要ですが、Ryzen3500と2070Superの組み合わせでも、十分楽しめます。中古でそれらを導入すれば、かなりリーズナブルにまあまあの性能で始められるのではないかなと思います。

一方、費用は掛かりますが、性能が良いグラボ・CPUを導入すると、あまりグラフィックの設定に悩まされずに、iRacingを楽しむことできます。

また、今回、新品でないグラボは怖い。ということを学びました。
どこがメーカー整備したとしても、結局その時に性能が出ているかどうかしかチェックしておらず、ハンダが割れたりして基盤がすぐに壊れてしまうかもしれませんし、何が起こるかわかりません。
(上で、中古のRyzen3500と2070Superを勧めておきながら…)安心して使うには、やっぱりしっかりと保証がついた新品を買うに限るな・・・と思いました。

お財布と相談して、楽しいSIM&iRacingライフを送ってください。

コメント