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レーシングシミュレーターの3画面用のモニタ台を設計した話 | MASK | ブログ

SIMの世界に入り込み、いろいろやっていると、レーシングシミュレーターをより楽しむために、3画面やVRに行きつくことになると思います。
個人的な思いは、以下のTwittterに140文字以下で書きましたが、それぞれ良さがあります。

VRの方が、圧倒的にリアル。
コンパクトに設置できる。
導入コストは3画面より低め。
いまいち安定性に欠けることもありますので、機材トラブルでレースをリタイアすることもあります。

一方、3画面は汎用性が有り便利。写真や動画で撮ると迫力があります。
不具合のリスクが少ないと思います。一方、VRで見られた左右後ろは画面が無いので、首を曲げて後ろを見ても、そこは見えません。3画面は設置が大変です。
私は3画面を選択しましたが、スペースが無い方にとっては、VRは多少の不便を我慢すればスゴイ武器になると思います。(iRacingでレーティングを大事にしている人は安定性を確保する必要があると思いますが・・・)

さてさて、その3画面ですが、私は昨年32インチを3枚導入。コクピットに余ったアルミフレームの部材を固定して、そこにモニタアームを設置してどうにか3画面を配置することができました。

しかし、その荷重がすべてコクピットにかかり、コクピットが揺れるとモニタもゆらゆら。モニタアームの性質上、ぴたっと思ったところに画面を固定するのが大変難しく、ガムテープでモニタ同士を貼り付けても、なかなかいい感じにはなりにくかったです。モニタアームをけちったせいもあるのですが。

そこで、引っ越しを機に、しっかりと3画面を固定する台を制作しようと決めたのでした。

コクピットのフレームが黒なので、それに合わせて台のフレームも黒としました。金具も黒で良かったのですが、多少高くなるのと、黒いのをリストから選んで選定するのが億劫でしたので、もし気になる用なら適当に100均の缶スプレーで黒く塗ろうと思います。

本当に作成するか、市販品を買うか、迷いました。
今回3画面のモニタ台を作成したのは、
・ディスクふにゃふにゃシステムを許容するようなモニタ台を市販品から選ぶとなると5万円を超える。
・ネタ
・本職?の人がDIYで設計して、忙しくて使ってない金具を譲っていただく機会があった
ということで、休日の合間を縫って設計をしていったわけです。

実は、事前にこんなものをお譲りしてもらっていましたので。(12月に送っていただいていましたが、事情を話して、製作は春ごろになるとお伝えしています。)

今回使用したのは某MISUMIのアルミフレームです。これはこのブログの記入時点では、個人事業主や企業からしか発注できないようになっていますので、一般の方は知り合いのそのような方に頼むか、起業して個人事業主になるか等の方法で発注するしかありませんのでご注意ください。

※MISUMIのソフトの注意点:設計ソフトがGeForceのグラボが推奨されあるらしく、RADEONだとうまく起動しませんでした。今はどうかわかりませんが、発注時にはエクセルも必要です。

今回の3画面台の設計のコンセプトは、ディスクふにゃふにゃシステムを置けて、黒くて、それなりにしっかりしてて、市販品を買うよりは安い。そんな、台を目指しました。
ディスクふにゃふにゃシステムが気になる方はこちら↓

はじめはとってもラフなスケッチをTwiiterに上げました。

ありがたいことに、SIM関係の方がTwitterにフォローしてくださっているので、いろんな意見を頂き、設計の弱点をつぶして、最適化すことができました。Twitterで上げて得られたご意見等。
・高さをけちって、短くしたら後で買い足すことになる
・底面の足の長さを、同じような大きさのモニタ台の作成者に教えてもらった
・剛性を確保するための議論をしました

コメントをもとに製作したやつ。初め地面に接する部分を1000mmにしていましたが、実際にSIMと見比べると、かなり長かったので、実際に制作された人の意見を伺い、550㎜にしました。

組み立てた感想ですが、550mmでも、ぶつかったぐらいじゃ、全然倒れる感じはしませんが、もうちょっと長い方が精神安定上いいかも。参考までに途中経過。

モニタはどうやって固定するのか?

これも、MISUMIの金具使ってマウントを使わずに固定しようか等軽く考えましたが、こういうのは先人の教えに従うのが一番と言うことで、既に製作されて問題ないと言っている方の方法を拝借。

1個2000円ぐらいしますが、前例があるのは安心できますし、ギャンブルで安いの買って失敗したらお金も時間ももったいないので、確実な物を選定しました。水平器も付いてあって、しっかりした製品だなと言う印象。

これの使い方については、後日作成する組み立て時のブログを参照ください。

あと、お譲り品のワンオフの金具ですが、「これどうやって設計するの?」とかには答えられませんが、このTweetのコメント欄で、有識者の方が代替できる市販品を教えてくれています。気になる方は、たどってみていってください。

とりあえず、ここまで!

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