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渋谷でSIMUCUBE Active Pedalを触れてきたのでちょっとしたレビューを書きます | MASK | ブログ

SNS上でやり取りがありましたZENKAIRACINGさんから、SIMUCUBE Active Pedalをよかったら見にきてくださいというお声がけをいただいていました。

ちょうど伺えるタイミングで、渋谷でイベントをしているということお邪魔させてもらいました。ご丁寧にご対応して頂いた皆様、ありがとうございました。

ZENKAIRACINGのみなさんの貴重な時間をいただきご案内していただきました。そのお礼程度にはなるように書きますが、でも誇張しすぎないように書きます。

Lenovoが主催したF1に関するイベント

レノボ・ジャパンが2023年9月15日からの3連休で、レーシングシミュレーターを使用したタイムアタックイベント「Lenovo All Players Challenge」を開催しました。場所はZeroBase 渋谷。そこにシミュレーターを供給・運営をされていた会社がZenkai Racingさんでした。

この109という、建物の目の前の好立地な場所で3フロアを貸し切りです。

1階 モーションSIMと足の不自由な方用のSIM体験スペース。
地下1階  R9, CRP, FSR、SIM CUBE, R21, Cubecontrols のステアリング。
2階 F1 23のタイムアタック大会会場です。

上の写真が入ってすぐの1Fのフロアです。私が滞在していた時間帯だと、飛び入りでも少し並べば参加可能でした。そして、いいタイムを出した方にはTシャツをプレゼントとかで、ゲットしている人も。みんなから拍手をもらっていました。僕もどうせならしっかり練習して、Tシャツを狙いに行けばよかったです。(難易度がどれぐらいか分かりませんが・・・ある程度、優しめのタイムなのではないかと推測)

2階には、タイムアッタク用のたくさんのSIMが置かれており、ペダルとホイールベースはAsetec、ステアリングはSimucubeでした。この辺のメーカーまではしっかり勉強できてないので、ガチシム勢の皆さんは画像で判断できるはずなので、写真とできる限りの商品名程度のみ残しておきます。

ペダルは、ガチシム勢よりベルトドライブハンコンや、一般のお客さんも多いだろうということで、ソフト目な設定にしていたとのこと。

2Fには、予約制のF1 23のガチタイムアタックイベントが開催され、予約した1日200人+若干の当日枠x3日間の枠で運営していたようです。まずこれだけ多数のSIMを会場に設置し、1日約200人さばいていたそうです。

Cube ControlsのF-Coreというグレードです。ZENKAIRACINGさんのサイトだと10万円程度です。

「ブログ見てます。」業界の方に言われるとプレッシャーw

ZENKAIRACINGのメンバーの方々に紹介していただいたところ、「ブログ見てます」と言ってくださった方も。

とても嬉しいことですが、ガチの専門家の方に言われるの結構プレッシャーです。

もしかしたら「変なこと書くなよ」というプレッシャーなのかもしれません笑

思うがままにレビューを書いてきましたが、今後、しっかり勉強していかないといけないなと、ほんの少しだけ感じました。

Simucube Active Pedalを体験させてもらいました

僕はF1 23ガチ勢ではないので、戦略的にあえてアタックはせず、「Active Pedalとはどんなものなのか」、ということをメインにActibe Pedalの設定を変えていただきながら乗せてもらいました。

1周ごとにアクティブペダルの設定を変えてもらいました。今回乗らせてもらったモーションSIM。

ステアリングはこんな感じです。Cube ControlsのF-PROというグレードです。ZENKAIRACINGさんのサイトを確認すると18万円程度です。

ペダルは、ブレーキとアクセルはSimucube製、クラッチはHeusinkveld製のものを繋いでいます。

1周目は65kg程度で走らせてもらいました。

設定は上のカーブの通りです。横軸がペダル位置、縦軸がペダルの強さになります。踏み始めは軽く踏んでいくに従いどんどんペダルが踏めますが、中盤以降ペダルを強く踏む必要が出てくるような設定です。特にペダルの機構のから来る雑味も感じず、使用してみてもその通りの感覚でした。

その後120kgの踏力とさせてもらいました。右の縦軸が120kgとなっていることがわかると思います。

確かに最後の方は、硬くなっているのはわかるし、シートに背中を押し付けながら足で踏み込まないとしっかり止まらなくなるわけです。このイベントではF1 23でイベントの最中にちょっと経験させて頂いただけなので、画面にペダル出力の表示が出せません。なので自分が何%まで踏めたかまではわからないので、感じられたことのみ書いています。

縦軸の右上を見てもらうとわかる通り、最大が150kgです。私の知る限り150kgのロードセルが使用されているペダルは他に思いつきません。

イベントの関係上、F1 23という、レーシングシミュレーターと言うよりはゲーム寄りのソフトウェア(だと思っている)が使用されていたので、本格的なシミュレーターに比べて多様な出力を経験できないのが悔やまれます。また、タイミングがあれば本格的なブレーキ出力が出てくるシミュレーターで体験してみたいと思います。

ほんの3周程度のドライビングだったのでそれだけで断定的なことは書けないけど、足元でゴソゴソとモーターが動いているような不自然さは感じられませんでした。多分、このイベントに参加した方々は、まさかブレーキペダルがアクティブペダルという、ブレーキだけで数十万円して、内部でモーターが重さを制御しているものだとは気づかないと思います。

踏み込む時の硬さを、ペダル位置手前から奥の方まで細かく調整できるのは凄いと思います。またダンピングやフリクションといったパラメータもありました。事前に何種類か設定するとワンクリックでF1用のセッティングからGT用のセッティングとかに変えられるわけで、ペダルを分解して中のゴム(エラストマー)を変える必要がありません。

こういう特性があるので、研究開発用としても利用が見込まれているとのことですが、個人の方の購入の方が多い印象とのこと。ブレーキペダルだけで数十万円するわけですが、お金に余裕がある富裕層気味な方なら買えてしまいます。

僕は10分程度しか乗ってないので、設置がどれだけ大変なのか・意外と楽なのか、調整がどれだけ大変なのか、故障リスクとか、発熱とか、取り扱いだとかについては全然わかりません。あと作動音とかは、周りがうるさいので分かりません。まだ、発売されて間もないので、その辺の情報が日本語でいっぱい出てくるのはもう少し時間が必要かもしれません。本気で買いたい方は、海外のレビュワーの動画を見たり、思い切って買ってしまうか、実機があるショップさんと相談するしかないでしょう!

地下ではこっそりアセットコルサのF1が

アセットコルサで鈴鹿を走れるSIMも用意されていました。ステアリングはCSX3というモデルでZENKAIRACINGさんのサイトを見ると約26万円でした。画面が34インチワイドぐらいでしょうか?これだけのものだと、左右もカバーできて臨場感が増します。ペダルはCube Controls SP01、ホイールベースはMOZA R21でした。

このライティング、僕もちょっと、アパートの一室感を消すために真似したくなりました。

そして、こっそりと裏側の画面の取り付け方だとか、スピーカーの取り付け方だとかを観察。

最後にSNSで拡散したら無料配布してくれるというMechanics wearというアメリカのメーカーのグローブをゲット。

ということで、何かの参考になればいいねいただけると嬉しいです。

参考までに。グローブですが購入しようと思ったら、3000円弱するものでした。

おわり

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