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2023年、僕のレーシングシミュレータ散財の反省会| MASK | ブログ |

昨年の2022年の年末には、下のリンクのように1年間どれだけSIM関連用品に散財したのかまとめていました。昨年のアクセス数を見るとそれなりに年末年始の暇つぶしとして楽しんでくれた方々もいたようなので、今年もやってみようと思います。

さて2023年に私がレーシングシミュレータへの散財ですが、今年はGT DD PRO導入、3画面スタンドの導入、QR2導入、FANATECブラックフライーデーへの参加、ベゼルフリーキットの購入といったところでしょうか。おかげで、32インチ3画面のこんな雰囲気でプレイできるようにはなりました。(EA WRCはこの時点では3画面にきっちり対応しておらず、ダッシュボード付近がちょっと不自然)

2022年でレースSIMへの投資はひと段落したと思っていました。なので、この記事を書く時点では、今年はあまりお金を使ってないのでは?と思っていますが、集計してみるとどうなるのでしょうか。

また、私が購入したわけではありませんが、ありがたいことにMOZA Racingさんより何件かレビュー依頼があったため、部屋の中にMOZA製品が増えました。MOZA関連の記事はこちら↓

MOZA Racing
MOZA Racingさんより、製品を提供していただきレビューした記事がメインです。

1月、結局FANATEC GT DD PROが欲しくなり散財

コロナ禍も開け切らない2022年にまだ希少だったPS5が当選し、その後GT7を購入。パッドでちょっっと遊んでいたわけですが、やっぱりハンコンでプレイしてみたくなりました。どうせならと思い、GT DD PROの8Nmのフルセット(3ペダル)を購入。送料込130,495円

この記事を書いている時点では、2ペーダルがセットになって売られています。

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現してい...

長期出張・駐在等で2拠点での生活することもあったため、このセットにしました。1拠点のみなら今まで持っている製品を組み合わせてGT7もできたため、GT DD PRO(8Nm)の単品でも良いと思います。

その後、15Nmのトルクのプレステ対応であるClubsport DD+の情報が出てきました。Clubsport DD+は11月ごろにすでに海外で発売され、FANATEC公式は日本での発売は11月?の時点で「Soon(すぐ)」としていましたが、2023年の年末の今でも発売されていません。Podium DD1がプレイステーションに公式対応したPodium Racing Wheel F1という製品が数年前から海外では発売されていますが、これも結局日本では発売されていません。(この製品については、discontinuedと記載されており、もう再販は無さそうです)

Podium Racing Wheel F1®
The first ever direct drive system for PlayStation®4. Fanatec® Direct Drive has no equal. It is quite simply the most re...

もしClubsport DD+発売されるとしたら、ステアリングとClubsport DD+がセットになったGT DD Extremeのセット販売から始まるのでは?と下記記事で書きましたが、日本で発売されるか、いまいちわかりませんね。

2月、いいペダルを買っておこうと思い、散財

HeusinkveldのSim Pedals Sprintです。798.48Euroで、カードの引き落とし額は114,450円でした。3ペダルにペダルを固定するプレートを追加して購入しています。

ある程度ハイスペックなものが欲しかったこと、当時新興のペダルも発売されてはきていましたが、今までの評価が基本的に良く、値段もギリギリ手が出るものであり、無難だと判断して購入に至りました。コントロール性については特に文句もありません。また、ペダルの位置や角度の調整も細かくできるのはいいですね。

ペダルプレート付属のナット類については、MISUMI製のフレームの溝とは相性が悪いので、新たにナットを購入したほうがいいと思います。ナットの選定・発注が手間なので、現状付属のナットを使っていますが、かなり無理をした取り付け方になっているので緩みやすいです。(時間があれば、公開します)

個人的には、2つめのペダルプレートは不要で、1つ目のペダルのみの購入で良かったなと思っています。

Sprint Black • Heusinkveld advanced simracing products
Heusinkveld Sim Pedals Sprint are a perfect choice for both casual simracers as well as professional eSports drivers. A ...
Sprint Baseplate Anthracite • Heusinkveld Advanced Simracing Products
Optional mounting plate. When operating the Sim Pedals Sprint near their maximum force capability, they need a very stur...

4月、綺麗に3画面固定のためモニタスタンドをDIYして散財

1つは元々使っていたスタンドに固定、残りの2つは1つのベースから2本伸びたアームに固定していました。どうにか余った部材をかき集め、モニタアームをコクピットに固定していました。

本当に無理のある組み付け方で、モニタの位置の自由度が低く、時間が経てば上のように垂れてしまったり、精度良く上下左右を合わせられておらず見た目が悪いことも気になっていました。

モニタスタンドの導入を考えたとき、これ以上SIM関係を増設するとSIM環境がカオスになってしまう恐れがあり、躊躇していました。が、SIM用品は早いうちに投資すればするほどいっぱい回収できる何がwという神話があるので、頑張って設計&設置することにしました。

かかった費用ですが、当時MISUMI発注分が24916円(多少、コクピット用の金具も含め多めに発注したかも)。VESAのマウントが3個で5940円です。こう聞くと部材で30856円でリーズナブル??ですが、譲ってもらった金具はワンオフのプライスレスなものです。販売するとしたら1万円に近くなるかも。

防音のためSIMコクピットを浮かすため、バランスディスクを下に敷いているのですが、それを考慮すると、横幅をとても広げないといけません。丁度いいのがなかなか見つからなかったため、結局自作するに至ったわけです。その際、アームを伸ばすための金属プレートを譲っていただいたりと、結構オリジナリティ溢れるモニタになったと思います。

もともと設計が面倒そうで、「市販のものでもいいのでは?」と思って探していたのですが、32インチ3画面を設置しようとすると市販品の相場は5万円を超えてきそうです。まぁ、自作でこれだけかかるので当たり前ですよね。

いろいろと調整を重ねていくと、ここまで攻めることができました。

コストはおかげさまで3万円程度で収まりましたが、やっぱり場所を取るのが悩ましいですね。私も過去にVRを使っていたことがあります。その当時は、レース中にPCとVRの接続が切れ、リタイヤしてしまうこともあり、安定性について100%自信が持てなかったのと、単純に3画面にしてみたいというのがあり、VRから3画面に移行しました。

3画面は迫力が出るしVRと比べ安定性があります。一方でVRにすれば、結構コンパクトになりますし、機材によってはコストは3画面+モニタスタンドよりは安価になるでしょう。最近のVRは、私が使っていた数年前と比べると性能も向上していると思います。まだ1画面の人は3画面かVRかよく考えてください。(VRの性能が上がった分、PCスペックも多く求められるかもしれませんが)

7月レースSIM用の2chのスピーカーが無くて不便だったので散財

散財と言っても2430円なので、SIM界隈で言えばホッコリするような価格だと思います。

レーシングシミュレーターですが、一人で遊ぶ分には、ヘッドフォンつけて大音量でエンジンをぶん回した音を聞きながら走るととても気持ちいです。

たまに、走行している様子を動画撮影してアップしたいなと思った場合、外部に音を出す必要が出てくるわけで。ということで、音が出ればいいな程度で買いました。

2000円程度ととても安価なので、感想としては、「音は出る」と言った感想です。

・最大出力2.4Wということで、重低音が小さくて迫力が足りない
・ボリュームを上げ下げした際、音の大きさがリニアに変わらず、音量の調整がしづらい。

というのがあり、メインスピーカーとして使用したいのであれば、余り迫力が出ないのでこの製品はSIMにはお勧めできません。

9月、高いと感じつつ、お祝儀価格のFANATEC QR2に散財

GT DD PRO購入時も悩みましたが、これを買う時も悩みました。DD1/DD2用のQR2と、ステアリング側のQR2のセットです。合計32,788

QR2 Bundle (Type-M)

詳細は下記レビューのページをみていただければいいと思いますが、QR2に交換した結果、ニュルりとはまりガッチリ剛性感を感じることができました。軸からステアリングまでがっちりした結果、FFBの伝わり方もホイールベスから手までよりダイレクトに伝えることができるようになっているはずです。また、QR1では、高トルクがかかった際の対策として、QR1のステアリング側とホイールベース側が結合するようボルト締めしていましたが、それがなくなるのでステアリングの取り外し取り付けがとても簡単になりました。

悲しかったのはブラックフライデーで、ホイールベース側のQR2が4000円で投げ売られたことです。元は2万円超えた額で購入したのに。まぁ、皆さんにこうして早めにネタとして提供できたということで、そこは納得させていますが…。ここで散財してしまったので、保有しているステアリング分QR2を揃えるということはなく、一個を使い回しながらネタ提供しているという恥ずかしい状況です笑

QR2 Wheel-Side
QR2 Wheel-Side は、頑丈で耐久性のある全アルミ製の構造を備えています。ダイキャストアルミニウムでCNC加工され、ブラックアノダイズ仕上げが施されています。

GT DD PRO付属のグランツーリスモ公式ステアリングにQR2を取り付けた時の感想動画と記事です。こういうネタ提供として役立ってもらっています。

QR1を使われている方で現状に不満があり、どうにか変えたいと思っている方なら変えてみたらいいと思います。確かにQR2に変えるとその変化は体感できますが、現状問題ないと感じているなら、無理して変える必要はなくQR1をそのまま使い続けてもいいのかなと思います。

11月、FANATECブラックフライデーの激安品に釣られ散財

今回は自分の物欲を抑え、本当に安いものしか買っていません。

FANATECボタンキャップとステッカー 送料込1,146円

Button Caps and Sticker Set
完全にカスタマイズ可能なボタンキャップでFanatecステアリングホイールを強化します。

これは、届いたので記事にまとめています。

QR2、Base Side(USB-C) 送料込3,296円
本来なら1万円を超えますが、発売間もないのに目玉商品?として投げ売りされました。12月末にAvailableとなっていたので、発送されるかなと思っていたのですが年内は無理そうです。特に急ぎではないので気長に待ちたいと思います。これが届いたら、メインで使用しているステアリング分ぐらいはQR2を揃えると思います。これがFANATECの戦略でしょうか?

QR2 Base-Side (Type-C)
QR2 Base-Side(タイプ-C)は、Gran Turismo DD ProまたはCSL DD Wheel BaseをQR2にアップグレードし、互換性のあるQR2対応ステアリングホイールを使用を可能にします。

ゲーミング部屋の雰囲気を出したくて、LEDに散財

写真や動画を撮ると、非日常感を出したくてLEDを導入してみました。5mのテープが2本入っており、1本はモニタスタンドに這わせています。2,790円

残りの1本は1枚の板に貼り付けて撮影用の照明にしました。(こんなにチカチカさせずに、撮影時は白色の光として使用)

11月、結局、液晶モニターの枠が気になり、ベゼルフリーキットに散財

もう、どうせ買うことになるんだから、早く買っとけば良かったのに、なぜかダラダラと引き伸ばし、結局買いました。買ったタイミングは、ブラックフライデーあたりなわけですが、別に割引されているわけではありません。欲しくなったのと、ブラックフライデーでみんなSIM用品揃えたりしたことによって需要が出てきて品切れになる可能性があるなと思い、買いました。読みが当たったのか、その直後から長期的な品切れ状態に。在庫が一度復活したかどうかはわかりませんが、この記事を書いている年末においても、在庫がない状態です。10,836

やっぱり、ベゼルが消えるので、やっぱり、臨場感はアップしますね。32インチだと、付属のパーツではレンズの長さが足りずうまく固定できず、テープで強制的に貼り付けています。

ソフトが欲しくなりSteamで散財

EA SPORTS™ WRC 5,600円

ラリーがしたくなったので購入。ブラックフライデーまで待ちましたが、値下げはされなかったので購入。その後クリスマスセールで3000円台まで下がったみたい。ゲーム中に流れる音楽が雰囲気が良くて好きですね。その世界観にハマれます。

Automobilista 2 2,050円

ブラックフライデーセールで安く感じたので購入。この価格で結構いろいろな車が運転できます。設定もそこまで難しく感じませんし、FFBも評価が高いですね。

ForzaMotrsportを遊ぶためのGamp Pass 850円

試しに遊んでみた動画。

ソフトを買っても遊ぶ時間がないと、少し遊んで次のゲームをやったりと、没頭できないのが辛いところです。また、SSDの容量を圧迫してきます。私は現状1TB SSDを使用していますが、導入当時は十分だと思っても、こんな感じのソフトの買い方をしていると、ソフトの取捨選択(アンインストール)が必要になってきます。

ソフトを取っ替え引っ替えで遊ぶと、毎回設定を変更したり思い出したりする手間があり、効率的に遊べません。できれば、一つのいいソフトをうまく選定してやりこんで行く方向にしたほうが、SIMは楽しめれそうな気はしています。ちなみに、今回の3ソフト、どれも楽しかったです。

とは言いつつ、PCの特に3画面で遊ぶ人はPCゲームに特化したソフトを選定するのがいいかも。EA Sport WRCやForza Motorsportでは、3画面の設定に苦労しました。将来的にはアップデートで改善されるのかもしれませんが、コンソールゲーム(PSやXBOX)向けのソフトだと、思った通りの画角にするのは結構大変かもしれません。

ちなみにiRacingですが、新規の方対象の2023年のブラックフライデーセールが1/5までで、新規の方は50% OFFとなりますので、悩んでいる人用にここに書いておきます。(それを逃しても、新規は多分40%OFFとかだと思うので、焦る必要はありません)

まとめ:今年のSIM散財の総額は?

それでは、足していきましょう。

FANATEC GT DD PRO:130,495円
Heusinkveld Sim Sprint Pedalsとプレート:114,450円
3画面モニタスタンド:30,856円
2.4Wの失敗したUSBスピーカー:2,430円
お祝儀価格のFANATEC QR2(Type-M)とQR2セット:32,788
FANATECボタンキャップとステッカー:1,146円
QR2、Base Side(USB-C) 3,296円
LEDテープ:2,790円
ベゼルフリーキット:10,836円
EA SPORTS™ WRC:5600円
Automobilista 2:2,050円
ForzaMotrsportを遊ぶためのGamp Pass:850円

これらを足すと2023年の散財の総額は337,587円でした。高い・安いは個々人ごとに感覚は違うと思いますが、まあまあ行きましたね笑

グラボを我慢せずに買ってしまったら、40万円に。
来年はグラボのこともそろそろ考えどきかもしれません。。。そして、もしClubsport DD+ (またはExtreme)の発売となると、それだけで30万円散財かも。

自分のお財布や人生設計と相談しながら、考えてみたいと思います。

何の参考にもならないと思いますが、もし、何かの参考になったら、いいねいただけると嬉しいです!

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