↑GT DD Extremeですが、前回の動画や記事で、グランツーリスモで遊んでいると勝手に運転中にギアがNになってしまう問題が発生しました。その誤作動の時の動画(誤動作のところから再生)と、記事はこちら↓
そして、クラッチの信号が出ているんじゃないか?ということで動画と記事は終わっていたんですが、他の方も同様の症状に悩まされる方もいたようで、皆さんのコメントから、ステアリングの剛性が低いので、外周部に力をかけて変形した時にアナログパドルから変な信号が出ているのでは?とのコメントがありました。
FANATECコントロールパネルを開きながら、ステアリングの左側に垂直な力をかけていくと、以下の動画のようにパドルを触ってないのにクラッチの出力が数パーセント出てしまいます。
こんな状態で発売するなよ!と思ったので、どのスタッフにも意図がちゃんと伝わり対応してもらえるよう、下記のような内容を英語で書いて送っておきました。
※ちなみにサポートページへは日本語で入力しても日本人の担当者の方がいるので伝わるはず。
ゲームをプレイしているときに、リムに垂直方向の力が加わると、ステアリングホイールのアナログクラッチ パドルから 1~3%の出力信号が発せられることがあります。これは、グランツーリスモ7でギアポジションが突然ニュートラルになることを意味します。
同じ問題が X と YouTube にも投稿されています。今のところ、日本の GT DD Extreme レビュービデオ4つのうち3つでこれについて言及しています。
これは GT DD Extremeによくある問題に違いありません。そのため、ソフトウェアをアップデートしてアナログパドルのゼロ点調整機能を追加し、アナログパドルの最小点を高くするなどの早急な対応が必要です。
その後、日本語で回答が来まして、結論から言うと、実は公式HPではなく、フォーラムに新しいドライバー(ベータ版)が掲載されていました。結構昔に掲載されていまして、2月23日掲載のFanatec Driver456となります。 4/26にDriver457が掲載。
そのベータ版のドライバですが、何が改善されたのか、沢山書かれていますが、その中に
Steering Wheel Firmware Improvements(ステアリングのファームウェアの改善)
Improved clutch paddles calibration on the GT Extreme wheel.
(GT DD Extremeステアリングクラッチパドルのキャリブレーションの改善)
というものがあります。
他にもFormula V2.5(X)の振動モーターがめちゃくちゃ弱くなる現象を改善等、いろいろあります。
FANATECの最新ベータ版ドライバーの場所
まず、この↓FANATECのドライバのページへ行きます。
すると、右上には大きく「FANATECドライバー455」と書かれているダウンロード項目があります。まぁ、普通の人は、この大きく書かれた455をダウンロードしますよね。今回は455をダウンロードしません。
その右下に
「ベータドライバーこのフォーラムセクション では、最新のベータドライバーとフィードバックを見られます」
と言う表記が!
赤文字の「このフォーラムセクション」と書かれた部分をクリックしたらフォーラム(掲示板)が現れますので、最新の投稿をクリック。
その下の方にあるドライバをダウンロードして、実行すればドライバが更新されます。(ドライバは公式リリース前のベータ版ですので自己責任でお願いします。パドルは改善されても、他で何か起こる、とかもあるようです。その場合は、もとに戻したり、ステアリングは457、ホイールベースは455というように、部品ごとにバージョンを入れると言う方法もあります。)
この記事を書いた時点での最新のバージョンは
「2024.02.21-Fanatec_driver_456.zip」というファイルでした。→457がアップされたようです。
FANATECのドライバ(ベータ版)更新後は、今の所再発なし
ドライバを更新して、再現性をチェックしましたが、少し触ってみた限りは再発はしていません。
おそらく、このベータ版のファームウェアは、クラッチが反応するタイミングを以前より高めに設定しているんだと思います。
もし同様の症状で困っている方がいましたら、試してみて、結果を教えてください。(ドライバはベータ版なので自己責任でお願いします。)
最後にお願い
Clubsport DD+とPodium DD1の比較については、記事や動画を金曜の夜に完成させて、土曜の朝方に自動投稿予定ですので、もし良ければ見てみてください。
Xのいいねやフォロー、なかなか視聴者が増えないYouTubeの登録をしていただけると、今後も頑張って何かする気になれます。
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