本サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

FANATECのシフターSQ V1.5を購入したので、リーズナブル?に取り付けてレビューしてみた | MASK | ブログ

最近、Twitterではちょっとだけ愛車について話してはいますが、ちょっとだけスポーティーなMTの愛車を手に入れました。が、いまいちうまく回転数合わせができなかったり、ヒールアンドトゥができなかったり。
ぼーっとシフト操作してたら、次何速に入れるべきかわからなくなって、怖いからちょっと高めのギヤに入れてみたりと、へたくそ。
それを克服したくて、シフター欲しいなーとは思っていましたが、今回購入したFANATEC製はお値段もまぁまぁしますし、在庫もなかったことから、放置気味になっていました。

2022年6月、円安傾向は止まらず、下のグラフのようにユーロ円は高いまま。このままだとFANATECが日本円での値上げを決めかねない!?ということで、必要なFANATEC製品は早めに買おうかどうか迷っていたところ、2022年6月、日本にシフターの在庫が復活し、まんまとやられ、購入してしまいました。

注文したらいつも通り、注文して2日ぐらいで届きました。(国内出荷用のファナテックの倉庫は日本国内にあるので)

買ったのはこいつ↓

ClubSport Shifter SQ V 1.5
ClubSport Shifterは完全に金属でできており、これは、組み込みの品質、耐久性、信頼性をします。

FANATECのシフター SQ V1.5開封の儀

緩衝材に包まれてるのを引き出していきます。

Twitterで、引き出す動画を投稿すると、「いやらしい」と言われました。が、私には何がいやらしいのかわかりません笑

アルミ製のシフトノブが2種類同封されています。

話は飛びますが、このV1.5のシフター自体は2015年ごろにリリースされており、その後モデルチェンジはされていなさそうです。

FANATEC シフターSQ V1.5の外観

正面から見たらこんな感じ。ほぼアルミでできていますので、質感はしっかりしています。

左右の下部(左下の写真)にはHパターンとシーケンシャルシフターに変更するためのレバーがあります。これをシーケンシャル側に切り替えると、本当にガッチリと前後にしか動かなくなり、気持ちよいシーケンシャルシフトができます。

背面には(右上の写真)、PCとの接続するためのケーブルのソケットがあります。

シフターSQ V1.5を単体またはFANATEC以外のハンコンで使う場合

ファナテックのハンコンを持ってないけど、TGTやG29等のハンコンを使用しつつ、このシフターを使いたい場合は、別途下記のUSBアダプター↓を購入し、PCにUSB接続する必要があります。

ClubSport USB Adapter
Fanatecデバイス(専用のUSB接続なし)をUSB経由でPCに接続します。注:このアダプターは、Fanatecホイールベースまたはペダルセットに直接接続するデバイスには必要ありません。

FANATECのシフターSQ V1.5のシフトノブは交換可能か?

2種類のシフトノブが付属していますが、自分の車のものはつけられるか?と思う方も多いはず?

写真のは、元々は取り付けられていない付属のシフトノブです。ジップロックみたいな袋に入っているのは、付属のケーブルやボルト・ナット類です。封ができるので、こういうものに詰め替えています。

FANATECのシフターのねじの規格はM12x1.5です。
一方、日本車の規格は大体がM8~12×1.25。
なので、日本車についてるシフトノブをそのままつけるのは難しそうです。
が、カー用品店で売っているようなシフトノブは、ピッチ関係なく、取り付けられる商品もありますので、交換は可能です。

例えば下記の製品なんかは、ねじの径が8, ,10, 12mmに対応。ねじ切りされていない樹脂の筒に対して、はめ込んでいくため、直径さえ合っていればねじの規格を気にする必要はありません。交換の方法を知りたい方は、SIMの人の情報より、普通に自分の車でシフトノブ交換をしている方のブログやSNSを見れば、交換方法がすぐわかるかもしれません。

選択肢として、FANATECからも、オプション品として下記のようなシフトノブが購入可能です。

ClubSport Shifter Carbon Knobs Kit
ClubSportシフターカーボンノブキットには、ClubSportシフターSQ用の2つのマットカーボンギアノブが含まれています。

FANATECのシフターSQ V1.5の取り付けについて

悩ましいのがとりつけです。結構、大きく重いです。またシフトアップダウンする際に、シフターに力が加わりますので、がっちり取り付けなければなりません。

↓これを使えば、上の写真みたいにアルミフレーム等に挟んだりはできるんでしょうが、せっかくアルミフレームがあるんだから、こんな金額出さなくてもリーズナブルに固定できるのでは???と思い、少しだけ悩んでみました。

ClubSport Shifter Table Clamp
クランプシステムにより、ClubSport ShifterのTスロットレールに接続すると、無限の高さ調整が可能になります。

下記FANATECのシフターのページの「ドリルテンプレート」を見れば、ねじ穴の位置や径がわかります。ものを購入前に頭を悩ませたものの…いいアイデアが思い浮かばない。

ClubSport Shifter SQ V 1.5
ClubSport Shifterは完全に金属でできており、これは、組み込みの品質、耐久性、信頼性をします。

FANATECのシフターSQ V1.5の取り付け(私の場合)

上のドリルテンプレートをみて考えたのですが、コクピットを作った後に余ったL字金具が2つありました。ただ、2つのL字金具だけではあまりしっかり取り付けられません。ただ、実はあるっちゃあるんですがね…コクピットにすでに取り付けている金具が。

ということで、コクピットに取り付けている金具を取り外します。Podium DD1を支える土台に取り付けているこの太いL字金具です。これを左右両方の計2個とりつけているのですが、その片側を取り付けます。

私のコクピット用の金具、M6用の穴が空いていて、ガバガバです。なぜなら、一方シフター用のねじの径はM5なので、5mmです。6mm用の穴(多分直径6.5mmとか)に5mmのねじを入れるわけですが、結構動きます。

※シフターの側面には下記のようなスライドできるナットを挿入できる計8本の溝があります。底面のネジを一本外すと、写真の中で私が手に持っているプラスチックの部品を外すことができ、ナットをスライドしていれることができます。


ちなみに私は日本車ユーザーなので、シフト技術向上のためにシフターは左に設置することにしました。写真のようにシフターの前後、右の3点で止めると、前後左右の力からしっかり固定できました。

スライドしてしまうネジ穴にうまくボルトを合わせこむのが結構大変ですが、どうにか力技で完成しました!

ガチャガチャさわってみましたが、今のところズレません。

これを前後の2点だけにすると、1,2速でシフトしているときや、3速→2速でシフトするとき等に、左側に力が加わるので、シフターが徐々に左側に傾きます。(実際傾きました)

ガチャガチャさわってみましたが、今のところズレません。

ファナテックのシフターSQ V1.5の操作感

シフトチェンジをすると、実車のコキッコキっ。というよりは、「ゴクッ・ゴクッ」という音が。

押し込んで、左上がリバース。押し込んで右上が7速です。

仕事から帰って、PCを付ける気力が無い時も、PCの電源を消したままが「チャンガチャン・ゴクッ」と触ったりしています。↓こんな感じに。

私は騒音防止のため、下のリンク先のように、バランスディスクの上にコクピットを載せています(別名ディスクふにゃふにゃシステムとよく呼ばれている)が、バランスディスクの上のコクピット全体が揺れます。
「バランスディスク?なぜバランスディスクの上?」という方はこちら↓

FANATECのシフターSQ V1.5のPCやプレステとの接続・互換性について

Fanatecのハンコンに直接接続する方法かUSB接続する方法があります。

シフターは、ファナテックのハンコンに付属のケーブル(RJ11)で直接接続できますので、

私はFANATEC Podium DD1の裏側に接続しています。

※プレステでシフターを使用する場合は、↑このプレステに対応したファナテックのハンコンとの直接接続が必須になります。

シフターには電源ケーブルは無く、ハンコン本体またはPCに接続するだけでOKです。

※PCの接続は以降紹介する、別売りのアイテムが必要。

iRacingにはあまり、クラッチが必要な古典的なMT車が少ない問題

私のメインのシミュレータであるiRacingでの古典的なマニュアル車のラインナップを調べてみました↓
結構少ないです。

アセットコルサ(アセコル)は結構豊富かも。

ファナテックのシフターの設置についてTwitterに質問したら、いっぱいアイデアを教えてもらいました

シムの先輩方の方々がいろいろなアドバイスをしてくださいました!!!

下記Tweetの返信を参考にしてみてください!

FANATECシフターをショート化してみました。

おわり

iRacing、DIY レースSIMコクピット、ハンコン等の紹介
2020年、アラサーの僕はiRacingが気になり、一気に約30万円を投入してFANATEC製ハンコン、PC、自作でSIMコクピットを設置しました。その後いろいろ散財し、少なくとも100万円以上はSIM機材に投入していると思います。このような散財の過程を現在に至るまでメモやレビューとして残しています。

コメント