本サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

FANATECのハンコンが故障した時のトラブルシューティング | MASK | ブログ |

FANATECに関する情報は増えてきて、取説も日本語のものも整備されてきたものの、ドイツ製ということで、取説やトラブルシューティングも見つけづらい人もいるかもしれません。

ということで、FANATEC製品のトラブルについて、今まで僕が遭遇したり、質問されて調べたことがある内容を列挙していこうと思います。

GT DD ExtremeのGT7公式ステアリングからアナログパドルのクラッチ出力が勝手に出て、勝手にニュートラル(N)になる

ベータ版のドライバの入れ方を記載しています。

何か参考になったな!と思ったらいいねいただければ嬉しいです。

GT DD PRO/CSL DDでステアリングボタンの反応が悪い時、FFBが抜ける時

クイックリリースのシャフトがしっかりはまっていない可能性が!

上がQR1、下がQR2のクイックリリースのホイールベース側です。(以前フォロワーさんからいただいた写真)左に見えるのがUSB-Cのオス側で、これが本体にしっかり刺さっていないと、ステアリングボタンの反応が悪かったり、FFBが抜ける事例があるようです。

下のページからPDFの取説も見ることができ、そこにQR2の差し込み方が書かれています。

QR2 Base-Side (Type-C)
QR2 Base-Side(タイプ-C)は、Gran Turismo DD ProまたはCSL DD Wheel BaseをQR2にアップグレードし、互換性のあるQR2対応ステアリングホイールを使用を可能にします。

対策の動画を見つけました。クランプを緩め、奥深くまで差し込み、再度クランプを締め付けてみてください。

FANATECの金属製QR1のクリックノイズを低減する方法

QR1を使用している時、高いトルクがかかった前後で「カチッ」「カキーン」という音が出る方は試してみてください。

グリスを塗ってみたら、改善するかもしれません。

<後日談>「FANATEC Formula V2ホイールから異音が聞こえたのでFANATECのサポートに連絡してみた話」のその後|MASK
2月にこんな記事を書きました。 簡単に言うと、自分のFANATECのFormula V2ステアリングに強いFFBがかかるとカチッという音がするというものでした。下のTwitterの動画で音が聴けます。 上の記事にも書いてあるんですが、 FANATECより、 グリースを塗ってみたら改善するかも。工場に送ってくれてもいいよ...

また、QR1とシャフトを付属のボルトで固定することも対策になると思います。

FANATEC QR1Liteの剛性感が良くない・遊びがある

上のGT DD PROのレビュー記事にも書きましたが、私がGT DD PROを使用したときは、ステアリング高いトルクで左右に振ると、遊びを感じました。シャフトとステアリングが、QR1の部分で微妙なズレが発生していました。

Gran Turismo DD Pro (8 Nm)
Gran Turismo® の公式レーシングホイール。 PlayStation®5のパフォーマンスとFANATEC® ダイレクトドライブ テクノロジーを組み合わせることで、最もスムーズでダイナミックなフォース フィードバック感覚を実現しています。パッケージには、ステアリングホイール、ホイールベース、ペダル、Boost ...

上のような強化プラスチック製のQR1 Liteは、ロック機構以外、クイックリリースを締め付ける機構はありません。金属製QR1のように追加でボルト締めできません。

自己責任でお願いしますが、QR1 Liteでは下の写真のように溝の部分にガムテープを貼ると、密着度が上がったのか、遊びはなくなりました。

CSL DDやGT DD PROの最大トルク8Nmで遊び尽くしたい方は、懐に余裕があるなら、今後も見越してQR2またはQR2 Liteに変えるか、金属製QR1に変えるのがいいと思います。

QR1 Wheel-Side
以前はClubSport Quick Release Adapterとして知られていたQR1 Wheel-Sideにより、交換可能なクイックリリースを備えた互換性のあるステアリングホイールをQR1を装備したホイールベースで使用できます。

ホイールベースのファームウェアの更新がうまくできなかった時、本体をリセットする方法

GT DD PROですが、いくらファームウェアの更新作業に挑戦しても、更新がうまくできず、更新時に青ボタンが点滅がずっと続くことがありました。ついに故障か!?と思いましたが、FANATECのサポートに連絡してファームウェアの入れ直しの方法を教えてもらって、治りました。

CSL DDはもちろん、その他のホイールベースでも手順は同様のはずです。

グランツーリスモ7でステアリングが暴れる

FANATECのFAQにありましたので掲載しておきます。ハンコンが暴れるのは故障ではなくて、セッティングの問題なのがほとんどです。

NDP(ナチュラルダンパー:減衰力)を多少上げてやるのが手っ取り早い解決方法のようです。

ステアリングの振動は、すべてのフォース フィードバック信号出力に固有の特性であり、内部抵抗が低く、より強力なホイール ベースを使用すると、より顕著になる可能性があります。これは、モーターの素早い応答とその慣性によって「オーバーシュート」が発生し、その後「オーバーシュート」が発生するためです。修正されました」と最終的にフィードバック ループが発生します。振動に寄与する可能性のある変数は多数あり、特定の車両とトラックの組み合わせや車両のセットアップでより顕著になる可能性があります。多くのゲームにはこれに対する補正が組み込まれていますが、グランツーリスモ 7 の場合、より振動しやすい珍しい車がいくつかあります (ただし、これはゲームの将来のアップデートで改善される可能性があります)。

Fanatec Tuning Menu を使用して発振を低減する方法では、応答性や詳細度などの望ましい特性も低下する可能性があるため、バランスを見つけるように努める必要があることに注意してください。ゲーム内のすべての車両に対して単一の値セットを見つけようとするのではなく、特に振動しやすい車両に対して独自のチューニング メニュー調整を適用することが必要になる場合があります。

発振に最も影響を与えるチューニング メニューの設定は、ナチュラル ダンパー (NDP)、ナチュラル フリクション (NFR)、およびナチュラル イナーシャ (NIN) です。NDP の値を高くすることが、発振を低減する主な方法です。NFR の値を高くすることも効果的ですが、NFR を高すぎる値で実行することはお勧めできません。応答性や詳細が低下するためです。NIN の値を高くすると、発振の開始を防ぐこともできますが、慣性が大きくなると、すでに左右に揺れ始めた後に発振が増加する可能性があるため、この値を高くしすぎることもお勧めできません。

1) ステアリング ホイールのチューニング メニュー ボタンを押し、FunkySwitch またはホイールの方向ジョイスティックを使用して、ナチュラル ダンパー (NDP) が見つかるまでチューニング メニュー設定を循環します。

2) FunkySwitch / 方向ジョイスティックを上に押して値を増やします。

3) テストして、最適な値を見つけます。

他のゲームでも問題が発生する場合は、Fanatec テクニカル サポートにお問い合わせください。彼らはさらに調査し、問題の解決を支援します。

https://fanatec.com/ja-jp/faq

Podium DD1/DD2を買ったけど、全然トルクが出ない

Podium Wheel Base DD1 QR2
Podium Wheel Base DD2
究極のフォースフィードバック体験であるPodium DD2のご紹介。画期的なテクノロジー、驚異的なパフォーマンス。非常に単純に、これまでで最も高度なダイレクトドライブソリューションです。

上の二つの製品には、下の写真のようなトルクキーが付属しています。それを使用しない場合は、最大トルクが8Nmに制限されます。ホイールベース裏面の所定の位置に差し込んでから使用してください。
あと、ハンコン起動後、ディスプレイに表示されるガイダンスの通り、ステアリングのボタンを押す必要もあります。

Podium Hubを使用している場合は、ハンコン起動後に警告メッセージが出るので、ステアリングホイ
ールを 90 度回して、ホイールベースディスプレイのバーが消えるまで待つ必要あり。

Podium Hub
Podium Hubは、Fanatec®モジュラーステアリングホイールシステムのプレミアムコアコンポーネントです。

コメント