今回は、MOZA Racingより発売された新製品Truck Steering Wheelのレビューです。
MOZA Racingさんからトラックシミュレーター専用の大変マニアックなステアリングのレビュー依頼がありました!製品サンプルを無償で送って頂きレビューをしています。
今回は動画を作って欲しいと言われたので、このYoutube動画に言いたいことのほとんどを詰め込んでいますので、もしよかったらご視聴ください。さらにこの記事では、動画の内容の一部を文書化しつつ、この動画を作成後に気づいたこと等は、この記事に追記していこうと思います。
以下のページ内のリンクからMOZA Racingの公式サイトにて購入していただけるとその数%の収入が入るようになっていますので、もしご購入の際は、購入先の選択肢に入れていただけると嬉しいです。
MOZA Racing公式から購入すると、ステアリングに関しては1年のメーカー保証、中国からの発送・故障時は日本の国内拠点からの補償修理となります。
またもや、高価なステアリングを送っていただきました。直径400mmの超大型ステアリングで、MOZAの全てのホイールベースに対応可能とのこと。
今回送っていただいたトラック・ステアリング・ホイール:TSWは299ドル相当。日本円で販売価格46900円とのことです。TSWステアリングと書きたくなりますが、すでにTSWのSの部分がステアリングなので、これからTSWと書くようにします。
個人的には、レースやスポーツカーが好きなので、トラックシミュレーターは手を出してきていない分野です。正直に言うと、初めお話を聞いた時「かなりマニアックなステアリングで攻めてるな」と思っていました。
僕からしたらマニアックな領域の話なので、トラックシミュレーターの何がいいのだろう?と調べてみました。以下はSteamのレビューの抜粋です。コメントを読んでいくとトラックシミュレーターに多くのファンがいることが想像できます。
ヨーロッパでオフィスを構えて、ヨーロッパじゅうでトラックを乗り回すゲームです。観光名所(吊り橋、都市、建築、トンネル、港、自然の景色など)を見ながら運転できます。多分お金を稼いで、最高のトラック会社を作り、ヨーロッパ全土を運転しつくすのが多分目標です。
距離は短くなっているので現実ほど時間はかからないです。
デフォルトでは、イギリス、フランスの西側、ドイツ、ポーランドの一部、スイスなどですが、DLCををすべて入れると西はスペイン、東はトルコ、ロシア、北はフィンランド、ノルウェー、南はイタリアの先端まで!
私は入れてませんが、トラックのカスタマイズDLCもあるようです。お金がたまると、人を雇って、お金を稼いでもらうことができますが、自分も運転をしつづけないといけないので、あくまでトラック運転シムであることをお忘れなく。
最初に始める都市は、イギリスがおすすめです。日本と同じ左側通行なのでね。
https://store.steampowered.com/app/227300/Euro_Truck_Simulator_2/?l=japanese#app_reviews_hash
私は右側通行のヨーロッパ本土でやりこみましたが、右側通行に慣れすぎたせいで現実に支障が出ています。(免許は持ってないので大丈夫です)イギリスで久しぶりにやるとつい右を走ってしまいます。
自分の好きな音楽をかけながら、トラックの重厚な音とともにドライブするとトラック内は癒やしの空間になります。無心でいられるため気づいたら寝てしまい、いつの間にかトラックが横転していました。トラックの運転手に私は向いていなかったみたいです。
https://store.steampowered.com/app/227300/Euro_Truck_Simulator_2/?l=japanese#app_reviews_hash
どうも、すごいコアなファンがいるようです。
トラックシミュレーターファンや、ファーミングシミュレーター向けのような様々なボタンがついた大型ステアリングが欲しい方からすると、今回のTSWはドンピシャな商品なのかもしれません。
この大型のステアリングがどれだけの需要があるのか、興味がある人がいるのか私にはイメージができませんが、世界規模で見ると、それなり数が出たり、MOZAのホイールベースの購入の動機づけにするという戦略なのだろうと想像しています。
- MOZAのトラック専用ステアリングTSWの開封
- MOZAのトラック専用ステアリングTSW表面の質感
- グリップ部分はマイクロファイバーレザー(人工の革)
- MOZAのトラック専用ステアリングTSWは、MOZAの全ホイールベースに対応。他社のホイールベースでも使用できる。
- MOZAのトラック専用ステアリングTSWは、他社のホイールベースでも使用できる
- MOZAのトラック専用ステアリングTSWは超大径400mmのステアリング
- MOZAのトラック専用ステアリングTSWのボタン
- ステアリングの設定はPit Houseから
- 注意!MOZAのトラック専用ステアリングTSWにパドルシフターは付いてない
- トラック専用クランプも用意されている
- トラックマウントに他のステアリングも使ってみた
- MOZAのTSWは、ファーミングシミュレーターでも使える
- ウィンカー、ワイパーのスイッチオプションは5月発売予定
- MOZAのトラック専用ステアリングTSWまとめ
MOZAのトラック専用ステアリングTSWの開封
↓下記リンクをクリックすると、開封レビューの部分から動画が始まります。
外箱の段ボールから取り出すと、このような箱が出てきます。結構大きく、約46cmx46cmx15cmです。
裏面はこんな感じ。
「Ecosystem」の「m」の下辺りにちょっとした窪みがありますが、それは僕のミスでちょっと付けてしまった窪みです。念の為、受け取り時には、このパッケージは綺麗だったことを書いておきます。
開封していくと、何やらステッカーが!!これを使うと、結構激しい色使いになりそうですw
ステッカーを広げるとこんな感じになります。
もちろん取説も入っています。
さてさて本体ですが、第一印象として大きい!そして綺麗なステアリングです。
このイメージを保つため、はっきり言ってステッカーは貼らなくても済むなら貼りたくないな…と思っています。(真剣にステッカーのデザインを考えた方がいたら申し訳ないですが…)
ただステッカーをよく見ると、元々印字されているもの以外に様々なバージョンの模様、文字が用意されているので、ボタン配置を変えたい場合はステッカーでわかりやすく模様を変更すると言う手もあると思います。
「ステッカーを貼ってみて欲しい!派手なバージョンを見たい!」と熱望された場合は、考えます。気になる方は「ステッカー希望!」とXまたはこのブログにコメントをください。数件あれば、ステッカーを貼ろうと思います。
ステッカーで話が逸れて?しまいましたが、TSWは直径が400mmのステアリングです。
外観の特徴を説明するためにMOZAの事前資料を要約すると、「トラックシミュレーター用の世界初のステアリング。モダンでありながらクラシカルな外観とクロムアクセントを組み合わせた。」とのことです。
The world’s first steering wheel tailor-made for truck simulators, featuring the popular four-spoke design it combines a modern yet classic appearance with chrome accents and utilizes the common 400mm diameter found in real truck steering wheels.
事前に連携された資料から
MOZAのトラック専用ステアリングTSW表面の質感
中央のスイッチ周りやスポークの部分はプラスチックのマットでザラザラとした質感です。
スイッチについては、一番左から押しボタンが3つ、その次に縦に回転するスイッチ。その下がグリグリ動く十字キー、中央部に4つスイッチがあります。それが左右対称についています。各スイッチの模様や文字はしっかり白に印字されており、変更することはできません。図形や文字を変えたい方は、シールを使いましょう。
左縦に回転するスイッチは金属製となっており、それ以外のスイッチは、プラスチックです。
グリップ部分はマイクロファイバーレザー(人工の革)
グリップ部分の素材はR5バンドルについていたステアリングの質感に近いです。RSV2ステアリングに比べると少しだけキメ細かいです。グリップ部分はシボ加工されていますが、FSRステアリングのシボ加工と比べると少しシボの深さが浅いように見えます。と、こんなにマニアックに解説したところで、参考にはならないですね。動画を後日アップします。
この革の耐久性がどうかについては断言ができませんが、見た目の印象では、糸で編み込まれていて、全体的にしっかりした印象があります。
MOZAのトラック専用ステアリングTSWは、MOZAの全ホイールベースに対応。他社のホイールベースでも使用できる。
↓ここのリンクをクリックすると、TSWの互換性の説明に関する動画を再生することができます。
TSWは全てのMOZAのホイールベースに対応しています。
MOZAのホイールベースは多数あり、その中でもV1やV2のように複数のバージョンがあるホイールベースもあります。
軸中心にある端子による有線接続しか受け付けないホイールベースがあったり、Bluetoothによる無線接続しか受け付けないホイールベースもあります。
最近発売された新型のR16、R21のように無線と有線の両方を搭載しているホイールベースもあります。
TSWは有線でも無線でも対応しているステアリングなので、ホイールベースを選ぶことはありません。
ちなみに、MOZAの担当者さんに質問したところ、MOZAの設計思想として、新型のR16やR21とTSWの組み合わせのような、ホイールベースもステアリングも、有線と無線の両方の機能を持っている場合、それぞれ有線接続が優先され、断線した場合は無線接続に切り替わるとのことです。
MOZAのトラック専用ステアリングTSWは、他社のホイールベースでも使用できる
↓このリンクをクリックすると、TSWをFANATECのGT DD PROに接続した際の説明部分のから動画を視聴することができます。
以下の写真は、ステアリングの裏側ですが、クイックリリースの下にRJケーブルを挿すソケットがあると思います。
MOZA社製のUniversal Hubと適切な接合方法を用いれば他社のホイールベースでも使用することができます。
大径のステアリングですが、4mm厚のアルミ製のフレームを使用しているとのことなので、剛性に対する不満はそこまで出ないのでは?と思います。
MOZAのトラック専用ステアリングTSWは超大径400mmのステアリング
TSWはトラックシミュレーターや、ファームシミュレーターのトラクターを想定して制作されています。それを、通常のレースカーで使ってみると、直径が大きいのでモーメントの関係でFFBが薄く、そして鈍く感じると思います。そこだけは注意して下さい。トラック、トラクター好きの人にとってはドンピシャなステリングでしょうが、万能ではありません。
GTカーやフォーミュラーカーレース用のステアリングとしては不適
まず、注意事項としてTSWはとても大きなステアリングになるので、通常のGTカーやフォーミュラのレースで使用することは考えない方がいいです。
左がTSW、右がRSV2です。RSV2は330mmです。元々、私はフォーミュラー用のステアリングを使用していたので、RSV2ですら大きいと感じていました。なので、TSWは本当に本当に大きいです。
レースで使えるとしたら、パリダカのトラックとかなら、もしかしたらこれぐらいのステアリングを使っている車種もあるかもしれません。詳しい方、教えてください。
実車のスポーツカーと呼ばれる純正ステアリングの直径は35cm程度のものが多いことを考えると、やはり40cmは結構大きく、トラック専用だと思います。
ステアリング径が大きいと、一昔前まではかなりトルクが高いと言われていたR9等やR12程度のトルク9Nmや12Nmでも、FFBはもっさりと感じます。(モーメントと呼ばれる考え方)
ちなみにかなりステアリングのラインアップが多いFANATECでも、発売されている最大のステアリングの直径は35cmですので、やっぱりTSWの400mmはかなり大きいです。
iRacingで走ってみた時の動画はこちらから↓
MOZAで普通にレースがしたい方はまずはES/CS/RS/GSステアリングから
何度も言いますが、普通(市販車やGTやフォーミュラ)のレースをしたい方にこのTSWは向きません。以下の動画をクリックすると、TSW(400mm)、RSV2(330mm)、KS(300mm)、FSR(280mm)の各ステアリングを順番に新型R21に取り付ける部分から再生できます。直径400mmのTSWがかなり大きいことがわかると思います。
MOZAが気になっていて、通常はGTカーやフォーミュラーカーのレースをして、トラックシミュレーターも遊んでみたい、まず初めはどのステアリングを購入しようかな?と言うような方は、これ以外の径が小さめなステアリングを買った方がいいでしょう。
この後で書きますが、CS、RSステアリングなら、ステアリング部分の交換が可能です。
Amazonで検索してみると、ステアリングのフレーム直径が38cmのステアリング部分ならいくらか見つかりました。
CSステアリングやRSステアリングのようにステアリング交換可能なハブをお持ちの方は、そのようなステアリングだけを交換すると言う手もあるかとは思います。
ステアリングのフレーム部分をお持ちの方は、ステアリングを交換することで大怪ステアリングにすることも可能なので、トラックステアリングに5万円はちょっと…。と言う方は、工夫してみてもいいかもしれません。
トラック専用ステアリングTSWは多くの剛性テストを実施済み
径が大きいと、変形した際の変形量も大きくなります。事前に連携された資料では、ボタンとフレームは百万回の剛性テストをやったとのこと。「本当か?!」と思って計算しましたが、1秒に1回テストしたとして、100万秒=11.6日なので、できないわけではなさそうです。
共有された情報を見ると、こんな図が。ボタンをポチポチ押しています。本当に試験したみたいです。
All buttons and the wheel frame have undergone up to a million rigorous test cycles aimed at delivering a high-quality user experience.
すべてのボタンとホイール フレームは、高品質のユーザー エクスペリエンスを提供することを目的として、最大 100 万回の厳しいテスト サイクルを経ています。
事前に連携された資料
全体に質感も高く、フレームもアルミですので、シミュレーターで普通に遊ぶ分には剛性に関して全く問題はありません。
もちろん、ガッチガチに剛性があって重厚感があって固いというわけではなくて、上部のアーチの部分なんかは、構造上、体重をかけたら多少は歪みます。半分より下はについて下の写真のように中央からアームが伸びているのでかなりガッチリしています。
↓ステアリングに力を加えてみた時の動画
https://youtu.be/dgOXlg9Ak0M?t=652
MOZAのトラック専用ステアリングTSWのボタン
今回は、このステアリングを頂いたのでEURO Truck SImulator 2のDemoをインストールして初めて遊んでみました。
EURO Truck SImulator 2は、日本語対応しており、写真のような設定画面で頑張って一つ一つ、ステアリングのボタン配置を設定していきます。設定方法を現在煮詰めているので、近々詳細に公開予定です。
ウィンカーも設定しましたし、ワイパーボタンを押したらワイパーが動くようにできました。
ちなみにステアリングのボタンには元々、イラストが描かれており、LEDで光るようになっています。そのイラストを変更できるようなデザインにはなっていません。イラストを変更したい場合はステッカーを上から貼る必要があります。
ステアリングの設定はPit Houseから
設定を軽く紹介します。以下の図はMOZAの制御ソフトのPit Houseのものです。
右側の画面には、Stick Modeは、左右に親指用のスティックがあるのでそのモード設定が可能。また、ボタンや中央の回転数LEDの明るさを調整できます。
以下の図は回転数LEDの色や発光速度についての設定画面です。
また以下のように、レース時に出るFLAG(旗)に対応し、LEDが発光するモードの設定画面です。
また各ボタンのLEDライトの色は、このPi tHouse内でTSWのボタン上にカーソルを合わせると、カラーパレットが出てきます。左上のレインボーのパレットを選ぶと、下の図のように好きな色に設定できます。
以下の動画をクリックして頂けると、Pit Houseに関する部分から視聴することができます。
注意!MOZAのトラック専用ステアリングTSWにパドルシフターは付いてない
パドルシフターはついていないので、必要な方はシフターを使用したり、完全オートマにするか、各ボタンにシフトのアップダウンを割り当てるという方法があるかと思います。
以下から、EURO TRUCK SIMULATOR 2で実際に操作した部分からの視聴ができます。
トラック専用クランプも用意されている
トラックステアリング、興味ありますか?!と連絡があったので、「送ってもらえる物は送ってもらってレビューしてやる!」という精神でやってたわけですが、一緒に金具の箱も届いてこれは何だろう?と混乱しました。トラック専用のクランプで、角度を広い範囲で調整できます。高さも調整可能です。49ドルです。
僕はある程度のおじさんなので、普通免許で大きめのトラックを乗れます。で、昔ほんの数時間だけ運転したことも。以下はいすゞのトラックのFOWARDという車種なんですが、普通のレースSIMと違い、ステアリングが寝てますよね。昔、5tトラック?に乗った時を思い出してみると、パワステがしっかり効いていていますし、タイヤも分厚いですし、FFBはそんなに大きくない印象でした。今の所R21のみで遊んでみましたが、3Nmだとか5Nmにトルクを落としてR3だとかR5を模擬して、どう感じるか、確認しないといけないですね。
トラックやバスは、運転席が車の一番前にあり、前輪は運転者の真下か運転者より後方にあります。ハンドルを「縦」にするとハンドルの軸が車体より突き出してしまい、前輪までの接続も難しくなります。ハンドルを「横」にすれば、軸は運転者の足元から床下へ簡単に繋げるので、こんな感じに寝ているのだとか。
レースSIM向けにコクピットを作成した場合、通常ステアリングの面が真正面に来るわけで、実際のトラックとは角度が少し違います。このクランプを使用すると、このようにステアリングを寝かせられるようになるわけです。
クランプは手元にあるので、後日、実際に取り付けてレビューします。剛性を確認するのと、特に、角度が簡単に少し前に紹介したトラックのような角度になるかやってみますね。
より構造をわかりやすくするために取説をスクショしました。MOZAのホイールベースなら、全て取り付け可能なはずです。(もし購入する際は公式サイトで互換性をチェックしてください)
トラックマウントの説明部分はこちらから
トラックマウントに他のステアリングも使ってみた
新型のR21との組み合わせではありますが、他のステアリングも取り付けて撮影してみました。
以下はR5バンドル付属のESステアリングです。ステアリング径は、TSWに比べると小さくはなりますが、これでも問題なく使えると思います。トラックマウント(先ほど紹介したクランプ)はR5でも使えます。
RS V2ステアリングです。問題なく使えます。
MOZAのTSWは、ファーミングシミュレーターでも使える
以下の動画ではファーミングシミュレーター22のトラクターやSUVを操作している部分から視聴することができます。ファーミングシミュレーターでは多数の農機具を操作することができます。農機具ってほとんど乗ったことがないのですが、クレーンがあったり、アームがあったりで、いろいろな入力デバイスが必要になります。TSWは押しボタンも多かったり、ぐりぐりステイックや回転するボタン等が左右にそれぞれ2つずつあるので、農機具へのボタン配置をする際にも、便利かもしれません。
ウィンカー、ワイパーのスイッチオプションは5月発売予定
写真を見ると、実車派の方々には気になるかもしれません。「Multi-function Stalk」という名前とのこと。5月発売予定で、資料に価格は書かれていませんでした。
ワイパー、ライト、クルーズコントロールに関して合計26個の信号を出すことができます。全てのもMOZAのホイールベースで使用可能とのこと。特にTSWに合わせて作られているとのことです。
PCとUSB接続して使用すると伺いました。MOZA以外のホイールベースでも使用できるかどうか、まだ手にしていないので、もし手元に来れば検証してみたいと思います。
始め、トラックホイールのみ送られてきての感想として、「ボタンが多めの大きなステアリングだな」と思いましたが、それだけではなく、このようなマニアックなオプションも準備していたようです。
右側はワイパーで、間欠機能までついています。
左側はライトとクルーズコントロール。
横から見た図です。軸が結構長いのでどのような方法で取り付けられているのか、現在不明です。(ホイールベースの軸+TSWだとここまで長くならないはず。)今後解明していきたいと思います。
軸が、この真ん中の穴に入ればどのホイールベースでも使えるようになりそうです。
MOZAのトラック専用ステアリングTSWまとめ
・400mmの大型のステアリング。トラック等の大径ステアリングの雰囲気を味わいたい方に向けた超マニアックな商品です。トラックシミュレーターをできる限りリアルに遊びたい人にとってはとても気になるであろう商品。一方、GTカーやフォーミュラーカーでのレースで、FFBを細かく&強く感じるための用途には不適なので注意。トラック以外の用途を考えている方にとっては、扱いづらいものになりますので、一般的なステアリングを購入した方がいいでしょう。
・フレームはアルミを用いているので、基本的に剛性感はあります。大型のホイールなので、さすがに上部のアームがない部分は大きな力をかけると常識の範囲内で多少歪みますが、普通は問題に感じないはずです。
・Universal HubとAdaptorを使用することで、PCにステアリングをUSB接続することができます。それによって、ステアリングのLEDが光、ボタンの入力を認識します。FANATEC等他社製のホイールベースでも使用可能な設計になっています。(他社製品に取り付ける場合は、いろいろな工夫が必要)
・他のレース用のステアリングのように、パドルシフターが付いていないので、注意。オートマで運転するか、ギアチェンジをしたい方は、ボタンに割り当てたり、シフターを購入する必要はあります。
・トラックマニアのために、角度調整用の金具のトラックマウントが用意され、ウィンカー&ワイパー等がついた「Multi-function Stalk」も5月発売予定です。
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反響がありましたら、よりこのステアリングについて研究していこうと思います。
もし、トラックマニアな方がいらしたら、購入してみてはどうでしょうか。
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