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FANATEC GT DD PRO QR2取付レビューとクイックリリース購入戦略 | MASK | ブログ |

FANATECのクイックリリースですが、ステアリングやホイールベース購入時に選択を迫られます。QR1なのかQR2なのか、QR2も色々な種類があったり在庫切れだったりして悩んでしまう人がいるので、ここでざっくり書いておきます。

今回、GT DD PROにQR2を使用した方から、あることがきっかけで大変ご丁寧なレポートを送って頂きましたのでそちらも紹介します。

私にもQR2(Type-C)が届き、私もレビューしてみました↓

まず、FANATECのクイックリリースについてはこちらに結構しっかりまとめています。

下記のように初期ロットのQR2を購入し、自腹レビューもしましたが、これは、Podium DD1/DD2用のType-Mのクイックリリースでした。もしかしたらCSL DDやGT DD PROのQR2のレビューの方が需要があったかなと、後で思ったり。

FANATEC クイックリリースの在庫状況のお話

2023年11月中旬においては、以下の私が持っているステアリング側のQR2の標準のものが在庫がなく、予約販売中となっており、現状注文すると12月11日発送になっています。

QR2 Wheel-Side
QR2 Wheel-Side は、頑丈で耐久性のある全アルミ製の構造を備えています。ダイキャストアルミニウムでCNC加工され、ブラックアノダイズ仕上げが施されています。

また、CSL DDやGT DD PROに装着するQR2については今注文すると11月23日に発送される予定です。新製品ですし、単品ではブラックフライデーでもそんな大きく値下げしないような気がします。

セットだと値下げはありえますが。ブラックフライデーで、CSL DDやGT DD PROを購入した方からそれなりの注文が発生するでしょうから、”必要なら”早いうちに注文しといたほうが早く手に届くとは思います。

QR2 Base-Side (Type-C)
QR2 Base-Side(タイプ-C)は、Gran Turismo DD ProまたはCSL DD Wheel BaseをQR2にアップグレードし、互換性のあるQR2対応ステアリングホイールを使用を可能にします。

また金属製のQR1はというと、11月中旬時点では在庫があります。

QR1 Wheel-Side
以前はClubSport Quick Release Adapterとして知られていたQR1 Wheel-Sideにより、交換可能なクイックリリースを備えた互換性のあるステアリングホイールをQR1を装備したホイールベースで使用できます。

この状況でCSL DDやGT DD PROを購入する場合はどうすれば良いか?

ホイールベース側QR2の在庫が現在ないので、CSL DDやGT DD PROをすぐ手元に欲しいなら、QR2を選択せずに旧式のQR1を選択する必要があります。予約注文の製品が紛れ込むと、予約注文の製品もそろうまで発送されません。

それを避けるため、まずはCSL DDやGT DD PROをQR1付きまま注文して決済を完了させます。その後QR2をカートに入れてQR2のみで決済をしてください。

そうすると、QR1付きのCSL DDやGT DD PROはまず発送され、その後QR2の在庫が復活するとQR2が送られてきます。

この記事を書いた時点では、ホイールベース側をQR1とQR1 Liteを購入しその後QR2を購入しても、初めからQR2を選択しても総額は変わりませんので、すぐ欲しいなら、別々に購入するのが一番いいです。

FANATEC CSL DDやGT DD PROでもQR2にする必要はあるのか?

本ブログの読者の方が、GT DD PROにQR2を取り付けたので、ご丁寧に写真付きで報告をしてくださいました。僕がお話を伺う限りでは、金属製QR1とQR2ではお値段分の違いはあるようですので、お金に余裕がある方は長く楽しむために早いうちにQR2を導入されたらいいと思います。

ただ、リーズナブルに始めたい方は、無理する必要はないと思います。実際に触っていて、もし違和感を感じた場合は、付属のボルトを使用したり、ボールにグリスを塗ったりしてみてください。またテーピングで隙間を埋めてもいいかもしれません。

それでも収まらないのであればそれはQR1の限界ですので、QR2の導入を考えればいいかと思います。これは僕の個人的な考えです。フォロワーさんからのご意見は以降カギカッコ『』で書かせていただいています。

最近どんどんユーロ円も上がってきているようですし、いつ値上げされるかわかりません。欲しい時に早めに発注しておいたほうが早く手元に来るし、幸せになれると思います。

まず、取付ですが、CSL DDやGT DD PROはType-CのUSBでの接続になり、抜いて刺すだけで交換は簡単だったそうです。詳細は下記公式ページの「ダウンロード」→Quick Guideを見ていただければいいのですが、

QR2 Base-Side (Type-C)
QR2 Base-Side(タイプ-C)は、Gran Turismo DD ProまたはCSL DD Wheel BaseをQR2にアップグレードし、互換性のあるQR2対応ステアリングホイールを使用を可能にします。

まずはボルトを緩め、

旧型のQR1を引き抜き、新型の取り付け金具をまず挿入します。

GT DD PRO(CSL DD)の軸は以下のように溝があるようで、この溝に沿って新型のQR2を挿せばOK。

左の写真のように、スムーズにハマるようです。(何かハマった時にわかりやすい音が出るわけでもなく、ハマるとのこと)。その後、取付金具の位置に気をつけて締め付けてください。

締め付けトルクは8Nmです。トルクレンチのボルトから10cmのところを持った場合、約8kgの力をかけてやれば8Nmかかります。

使用時の感想としては、「ガッチリ感もあり、QR1で発生していたカチーンという音も無くなり快適。安くないので、それ位の体感は必要ですねー。」とのことです。

下の図のように左側の2番が旧型の金具、右側の3万が新型の取付用の金具ですが、新しくなったことによって違いを感じるか聞いてみたところ、

『一本止めよりも、気分的に⁉︎より頑丈になった「気」がしています。 また、8Nmの締め付けは、簡易なトルクレンチなので正確かは分かりませんが、かなり強めに感じています。あと、QR2に変更して、QR1でプレイ中にトルクが掛かった時にたまにカチーン音はなくなり、プレイに集中出来る様になりました。ちなみに8Nmで使用しています。』とのことでした。

『QR2にして良かった事は、DDProの8Nmでもガッツリ剛性感が出た事ですかね。 悪かった事は、コクピットの剛性の無さが露呈した事』

だそうです。

僕も、DD1をQR1からQR2にしたことで、Formula V2ステアリングのグリップ部の剛性感が気になるようになりました。

SIMは終わりがないですね。

QR2 WS x2 + BS Bundle (Type-C)

以下の強化プラスチック製のQR2 Liteは、Formula V2.5ステアリングやBMWステアリング等のほとんどのClubsportグレードのステアリングに対し互換性があるとは書かれていませんのでご注意ください。

QR2 Lite WS x2 + BS Bundle (Type-C)

購入を検討されている場合は上記の公式ページの「互換性」の中に欲しいステアリングがあるか要チェックです。(下記スクショは、11月時点での内容ですので、購入の際は最新版をご確認ください)

Clubsportグレードのステアリングは、以下のFormula Esport V2ステアリングのみ対応しているようです。

ClubSport Steering Wheel F1® Esports V2
世界中のF1®Esportsプロで使用されているClubSport Steering F1®Esports V2は、オリジナルのF1®Esportsホイールを改良したもので、磁気シフター、カスタマイズ可能なRGB LED、改訂された電子機器、交換可能なクイックリリースを備えています。

何かの参考になれば、いいねいただければ嬉しいです!

私にもQR2(Type-C)が届き、私もレビューしてみました↓

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