本サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。

FANATECのプレステ&Xbox対応のClubsport DD+の予約販売が始まった! | MASK | ブログ |

Twitter(X)を見ていると、10/22の23:30、FANATECが上記のような画像の投稿をしていました。

「Clubsport DD+の予約が始まったと!」
そして、すぐにFANATECのホイールベースの公式サイトに行き、予約を実施!

と思ったところ、まだ商品は現れておらず。

ほんと、何でなんでしょう?発売されるのでしょうか。

FANATECの公式のブログ記事には10/25に下記のように追記されています。日本もすぐに発売される予定とのことですが、ほんといつになるんでしょう。そして本当に発売されるのでしょうか。

ClubSport DD+ is now available for pre-order except for Japan due to licensing reasons. This region will follow soon.

「アップデート:ClubSport DD+ は、ライセンス上の理由により、日本を除き予約注文が可能です。日本もすぐに続きます。」

FANATECの公式のブログ記事

下記のように、EUやアメリカ、オーストラリアのサイトでは予約は開始されています。(ヨーロッパやアメリカのサイトで予約しても買えませんのでご注意ください)

ClubSport DD+
Our most advanced ClubSport Wheel Base ever. The ClubSport DD+ offers 15 Nm torque and is officially licensed for PlayStation®5.

日本のサイトでも下記ホイールベースのページを継続して確認しておいたら、そのうち現れるとは思います。

レーシングホイール/DD ホイールベース
Racing Wheels are bundled products that combine selected Steering Wheels and Wheel Bases. The wheel base is the heart of our ecosystem, combining…

元々、プレステ対応の15NmのFANATEC ClubsportDD+は今年2023年中にリリース予定と、FANATECの社員が発言していました。

15NmのFANATEC Clubsport DD+は133600円(←Clubsport DDが129000円まで値上げされたので、DD+はもっと高くなりそう)、下の8NmのGT DD PROは現在89999円。おそらく、内部に使用されている部品は共通ですが、ソフトウェアでClubsport DDはトルクが12Nmに抑えられ、Clubsport DD+は高い出力が出るように制限を解除していると考えられます。

FANATEC Clubsport DD+の日本発売時の価格の予想について↓

Youtubeにまとめてみましたので、興味ある方はこちらもご覧ください。(登録してもらえるととても嬉しいです)

FANATEC Clubsport DD+のトルクの持続性について

ひと足先に、EUのClubsport DD+の公式サイトから取ってきた図です。

縦軸がトルクで、横が時間です。Clubsport DDはずっと12Nmかけ続けておいても、1時間はずっと12Nmを保ち続けるし、Clubsport DD+は15Nmが1時間以上継続することが示されています。

白い点は、おそらく他社製品の12Nmまたは15Nm以上出す製品をテストした結果です。このグラフを読む限りでは他社15Nm級のダイレクトドライブについては、初めこそ15Nmに到達しますが、その後どんどん出力が落ちていく製品があるとのこと。また、15Nmに到達後すぐに12Nm程度に落ち、その後ダラダラとトルクが下がり、30分後に止まってしまうもの等が記載されています。

FANATEC Clubsport DD+の応答性(スルーレート)について

こちらも、EUのClubsport DD+の公式サイトから取ってきた図です。

「15Nmのトルクを出力せよ」とコンピューターから指令が来た場合、どのようにトルクを発生させるかの図です。縦軸がトルクで、横軸が時間です。単位が[ms]なので1/1000秒単位となっています。

他社のブランドのダイレクトドライブより早くトルクが立ち上がり、目標である15Nmに向けてトルクが収束していくことが早いことを主張している図になります。白い点線は例えば、トルクの立ち上がりが1ms程度おそかったり、指令より大きなトルクが発生し、15Nmまでの収まりが遅いということを表しているようです。

クラス最高のスルーレート性能と強力なプロセッサーの組み合わせにより、あらゆるモーターの反応が信じられないほど高速かつダイナミックになり、同時に完全な安定性を保ちます。この動作は、従来のフォース フィードバック信号だけでなく、(サポートされているゲームの) 強化された FullForce 信号にも役立ちます。

EUのClubsport DD+の公式サイト

FANATEC Clubsport DD+のプレステとの互換性について

海外の公式ページを確認すると、プレイステーションとの互換性について下記のように書かれていました。

  • FANATEC Clubsport DD+はすべての PlayStation®4 コンソールおよび PlayStation®5 コンソールと互換性があります。
  • FANATEC Clubsport DD+は、すべての主要なレーシング ゲームの PC と互換性があります。
  • その他のプラットフォーム: 他のプラットフォームとの互換性は、使用されるステアリング ホイールによって異なります。詳しくはご使用予定のステアリングの商品ページをご確認ください。

その他の記載は、12NmのFANATEC Clubsport DDと同じ

12NmのClubsportDDは2023年10月13日に予約販売を開始され、その際にまとめたページが下のものになります。

今回、15NmのFANATEC Clubsport DD+が発売され、トルクの持続性と応答性については、トレンドグラフがDD+のものが追加されています。またプレイステーションへの対応についても追加されています。一方、機能の説明についてはClubsportDDと同じと言っても良さそうです。

最後に

GT DD PROの8Nmでも、一昔前のハンコン界隈を考えると十分なトルクですが、お金に余裕がある方は、15Nmを買ってしまえば、PCのシミュレーターに転向した時でもより長く使えそうですね。

HPが更新されれば、下記の日本向けのホイールベースのページに掲載され、そこから購入することができるはずです。

レーシングホイール/DD ホイールベース
Racing Wheels are bundled products that combine selected Steering Wheels and Wheel Bases. The wheel base is the heart of our ecosystem, combining…

もし何かの参考になれば、いいねいただければ嬉しいです。

Youtubeも登録していただけたら、とても嬉しいです^ ^

MASK SIM Racing
2020年、僕はiRacingが気になり、まず約30万円を投入してFANATEC製ハンコン、自作PC、自作SIMコクピットを設置しました。その後僕はいろいろ散財し、今まで少なくとも100万円以上はSIM機材に投入していると思います。このような散財の過程を現在に至るまで、ブログでメモやレビューとして残してきました。202...

コメント

  1. ぱーやん より:

    公式ブログに
    ”ClubSport DD+は、ライセンスの関係上、日本を除き予約受付中です。この地域は近日中に対応予定です。”
    とこっそり追記されましたよ

    どうして日本だけいつもライセンス承認が遅いんでしょうね…