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Fanatec「Podium DD」登場 ― 新世代Podiumの実力とは
2025年10月、Fanatecが新しいダイレクトドライブホイールベース**「Podium DD」を発表しました。
スペックは定格25Nm/最大33Nmとハイエンドな感じの数値。以下の写真のようにアルミ削り出しとすることで高級感を演出しています。

Podium DDの外観は「Clubsport DD+」に近いが、仕上げがちょっと上質
見た目はClubsport DD+にシャフトエクステンションを付けたような外観に近い印象です。

全体のフォルムは僕所有(上記リンク参照)のClubsport DD+に似ていて既視感がありますが、先ほども書いたようにアルミの質感やダイヤモンドカット加工をすることで高級感は一段上なのだろうと思います(実物見てないのでわかりませんが)

ただ、シム環境を正しいFOV(視野角)でセットすれば、ホイールベース本体は液晶画面の陰に隠れて見えません。なので外観はあまり気にせずに、性能だとか互換性とかで選んでください。

左から、シフター1、シフター2、ペダル、ハンドブレーキと書かれていますね。その下にはPCと接続するためのUSBケーブル。
左下に、このPodium DDから初採用となるCANの文字が見えます。→Clubsport DD/DD+ですでに採用されていました。(CAN:あそこから接続ケーブルを伸ばして、たとえば、ペダルに接続して、ペダルからハンドブレーキに接続できる方式。直接、ホイールベースからハンドブレーキに接続する必要がなくなってケーブルの取り回し的に利点が生まれるのか?と思ってる。)
右下は電源ケーブルの端子ですね。

ダイレクトドライブのデザインはどのメーカーも似てきた

2020年頃までは、Podium DD1/DD2やCSWなど、モデルごとのデザイン差が楽しめる時代でした。しかし今では、モーター+制御ユニット構造が定番化し、各社とも似た形状に落ち着いています。
Podium DD1はまだ購入可能。セールとかあれば、セット販売とかで安く売ってくる気が。

当時は「ダイレクトドライブ=富豪の象徴」と思っていた人も多いかと思いますが、CSL DDの登場によって一気に普及。いまではダイレクトドライブは大人のビギナー、小金持ち小僧やハイエンドユーザーの標準装備です。


「熱最適化」とは言うが、特別な構造ではない
Fanatecは「Optimized Thermal Management(熱最適化)」を掲げていますが、大型フィン付きアルミボディという構造は他社でも一般的です。
実際、このクラスのモーターは熱容量が大きく、発熱余裕も十分。
特段Fanatecだけが優れているというわけでは無いような気もしますが、以下の写真で見る限りはアルミのケースに、放熱フィンなんかも装着されていて、気を使っているようには見えますね。
とはいえ、実際に触れてみなければ放熱効率は判断できません。


「FullForce」技術の対応範囲がカギ
以前のPodium DD1・DD2と比較すると、アップグレードされている点としては、Fanatec独自の「FullForce」技術。
モーターの周波数制御を細かくチューニングし、力の変化と微細な振動を一体的に再現することで、よりリアルなFFBを感じられるでしょう。これは私が持っているClubsport DD+でも感じ取れるわけですが、とても細かい、面白い振動を伝えてきます。
ただし、対応タイトルの広さが肝心です。現状ではiRacing、Assetto Corsa Evo、グランツーリスモで使用可能ですが、今後どこまでSIMソフトが対応していくのか気になるところです。
↑少し昔の記事です。ファームウェアアップデートにより、そのままでもここまで対応しなくても、いい感じでFullForceを体感できるかも。今度確認して、内容を追記・編集しておきます。
一度この感覚を味わうと「もう戻れなくなる」と思いますが、他社も類似技術を持っているため、最終的な差はソフトのチューニング次第(Fanatecの技術者がポリフォニーやiRacing、アセコル運営会社とどこまで仲良くなって協力して、どこまで頑張るか)でしょう。
飽和する市場で問われる“選ぶ理由”
今のダイレクトドライブ市場は、製品があふれ、すでに飽和状態にあるのではないのか?と、1ユーザーは思うわけです。
その中で重要なのは、
- ソフトウェア制御の方向性
- 各SIMソフト・ゲーム機との互換性
- 保証・サポート体制
- そしてブランドへの愛着や所有欲
といった、スペックを超えたブランドに対する価値やイメージだと思います。
Fanatecの「Podium DD」は、単なるトルク強化ではなく、どんな体験を提供するかというところに期待して、購入するなら購入すれば良いかと思います。
僕の予想ですが、2026年1月15日にFanatec公式で予約販売が開始されるのでは?と思っています。正規代理店のZENKAIRACINGさんも予約販売するかもしれませんし、Fanatec側の入荷情報が確実なものでなければ、確実に供給できるとわかった時点で予約販売を開始する可能性があります。とりあえず気になる方はチェックしてみてください。
↓詳細・予約情報(Fanatec公式)

こちらでも販売されるようになるかも(ZENKAIRACING)

Podium Pedalについて書いた記事はこちら



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