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2021年ブラックフライデーでFANATECのCSL Steering Wheel P1 V2ステアリングを購入した話とちょっとしたレビュー | MASK | ブログ

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2022年11月9日に再販されましたので、記事を更新しました。

CSL Steering Wheel P1 V2
CSL Steering Wheel P1 V2は、パフォーマンスに妥協せず最低価格でフル機能を備えるホイールです。 まさにCSL DDの理想的なスターターホイールです。

2021年11月26日、ブラックフライデーでした。
ちょっと買おうか迷ってたものがありました。CSL Steering Wheel P1 V2ステアリング。
俗に言うP1ステアリングです。
ファナテック のステアリングなのに99.95ドルという激安価格。発表時はドル/ユーロのみの発表でしたが、結局日本円で14900円。(送料数百円別で結局15648円でした。)

更新!2021年のFANATECブラックフライデーの内容と、2020年のブラックフライデーの記録|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 2022年7月更新! FANATECからプレステ(PS4/PS5)対応のCSL DD Proが発売されたので要点だけまとめた | MASK | ブログ 2021年11月25日、ブラックフライデー前日の早朝にCSL DDのプレステ4/5...

直前まで悩んでました。
いくらお得に買えると言っても、後々のこと考えたら元々金属クイックリリースシステムがついていて、今使用しているFormula V2ステアリングに使っているAdvanced Paddle Moduleとかを装着できる↓BMW GT2 V2ステアリングや、Clubsport Steering Wheel RSステアリングという手もあるのでは?と。

Formulaステアリング

FANATEC Formula V2.5ステアリングについて | MASK | ブログ
FANATECから新製品の予約発売が開始されました。(46900円) 今まで発売されていたCLUBSPORTSTEERING WHEEL FORMULA V2の色違いです。 9月20日から普通のオーダーとなるということは、皆さんの手元に届くのは9月22日とかかと思われます。

Advanced Paddle Module

FANATEC Podium Advanced Paddle ModuleをFormula V2ステアリングに装着したのでレビューしてみた|MASK
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。 ↓このFANATECPodium Advanced Paddle Moduleですが、マニアックな商品なのか??日本語の記事が少ないので、レビューや装着方法を記載しました 。 まず初めに、これはFANATEC製のハンドルコントローラー...

12月26日16時頃発売開始!日本発売本数は20本?

事実かどうかわかりませんが、ブラックフライデーが始まってからすぐ見た方曰く、その時の残りの本数は20本だったとのこと。

カートに入れて、悩む

ここまで来て、「いるのかなー?」状態。

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ブラックフライデーが始まって、カートに入れてみて「15000円かー」と悩んでいると、
「残り1桁!!」とツイッターで呟く方が。

で、さらに「残り3本!」と笑

「もう買ってみよう!気に入ったら使えばいいし、合わなかったら新品より少しだけ安く手放したら誰か引き取ってくれるだろう!ということで、ぽちりました。
16:50頃に購入。

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ということで、20本?のこのステアリングは約50分ぐらいで売り切れたんだと思います。

ちなみに、この50分間ですが、あまりサイトが重い・遅いとかいう感じではありませんでした。
人気商品っぽいプレステ用のDD Proの発売もあったので、サーバーを強化していたのかもしれません。

到着は意外と早かった

11月26日(金)夕方に注文し、到着したのは11月30日(火)。
大量の発注が入り、発送がなかなかされないのかもと思ってましたが、思いの外早く来ました。

12月8日出荷予定だったのですが。営業日の月曜11月29日に出荷してくれたのでしょう。

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箱はこんな感じ。

寸法は今までのP1ステアリングと同じ。

CSL Elite Steering Wheel WRC
世界ラリー選手権公式ライセンスを取得した CSL Elite Steering Wheel WRC は、最も要求の厳しいラリーステージを極めるのに最適です。
CSL Steering Wheel BMW
BMW による公式ライセンス品、パフォーマンスの妥協なしに最低価格でフル機能を備えたホイールです。 CSL DDの理想的なスターターホイールです。


ぱっと見このモデルの特徴は、グリップ部分が樹脂であるということと、カーボン調のパネルが使われています。この表面の材質は何なんでしょうか?強化プラスチック???

CSL Steering Wheel P1 V2
CSL Steering Wheel P1 V2は、パフォーマンスに妥協せず最低価格でフル機能を備えるホイールです。 まさにCSL DDの理想的なスターターホイールです。

ボタンはこんな感じでしっかりカチカチしています。

調べたいけど、もうこのブラックフライデーエディションのP1ステアリングのWebページは消えてしまっています。プラスチックなのかカーボンなのかいまいちわかりません。知ってる人、教えてください。

裏は強化プラスチック製のクイックリリースシステムです。

パドルの操作感は必要十分です。

CSL Steering Wheel P1 V2
CSL Steering Wheel P1 V2は、パフォーマンスに妥協せず最低価格でフル機能を備えるホイールです。 まさにCSL DDの理想的なスターターホイールです。

しかし、オプションのAdvanced Paddleの磁力を使ったカチカチ感を一度経験してしまうと、やはりAdvanced Paddleにはかないません。

Formula V2 ステアリングとの大きさ比較。

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写真はフォーミュラステアリングの方が太く見えますが、見た目のグリップの太さはほとんど同じです。握るとP1ステアリングの方が少し太くて、力が入りやすく感じました。

CSL Steering Wheel P1 V2
CSL Steering Wheel P1 V2は、パフォーマンスに妥協せず最低価格でフル機能を備えるホイールです。 まさにCSL DDの理想的なスターターホイールです。

Fanatec Podium DD1ホイールベースとの相性は?

装着は特に問題なくすんなりと行えます。
ただし、P1ステアリングをPodium DDに装着すると「Low torque」モードに勝手に切り替わります。
(Max何Nmかは不明)

そのLow トルクモードの感触ですが、今までHighトルクモードで、重くなりすぎない程度に調整して使用していた身でも、「あれ、FFB結構弱くなったな!」と体験できるぐらいFFBは弱めになります。
これは、Podium DD1という馬鹿力ハンコンの高トルクモードを使ってきたからであって、今まで普通のハンコンを使っている人からすると、しっかりとしたトルクに感じるかもしれません。
とりあえず、DD1,2系を使ってきた人からすると、「あれ?やっぱり低トルクになってるな」と感じられます。

なので、DD1,2とかで円形ハンドルを買われる方にオススメを聞かれたら、初めからBMWやRSステアリング、ユニバーサルハブの高い方とかを購入したほうがいいでしょう。

丸型ハンドルは切り込みやすい

今まで外径がP1よりも小さいフォーミュラハンドルでレースを戦ってきましたが、このステアリング、外径が大きいからなのか、トルクが抑えられているからなのか、Formula V2ステアリングに比べて、ステアリングを深く切りやすくなっています。
あまり力をかけなくても車が曲がるので、結構楽でストレスがかかりません。

一方、高いFFBのトルクだと、車の挙動が乱れた時ステアリングは車がまっすぐ行く方向に戻るようにできているため、高いFFBだとその動作がより早く行われるので車が安定します。なので低トルクすぎると、車の安定感が落ちてしまうので、その辺は考えないといけません。

ただ、今回触った感じの印象だと、高トルクのフォーミュラステアリングよりも楽に運転できた気がします。Formulaステアリングと違って持ち替えもできますし。

DD Proを購入した人は不要

DD Proを購入した人でわざわざこのP1ステアリングを買う人はいないと思います。というのも、付属でボタンがたくさんついたグランツーリスモステアリング(勝手に命名)がついていますので。
もし追加で本格的なステアリングが欲しいなら、裏側に初めから金属クイックリリースがついたステアリングから、ご自身の環境やフィーリングに合わせて選んでみてください。

FANATECからプレステ(PS4/PS5)対応のCSL DD:「GT DD Pro」の要点をまとめた | MASK | ブログ
2021年11月25日、ブラックフライデー前日の早朝にCSL DDのプレステ4/5対応バージョン発売がアナウンスされました。 また、2022年3月9日には、CSL DD PROのホイールベース単体の発売が開始。

実験を思いついた

このP1ステアリングでPodium DD1のHighトルクモードを使用する方法が一つあります。
金属製クイックリリースシステムを装着することです。
(P1ステアリング、WRCステアリングに金属製クイックリリースを装着してもDD1/DD2の高トルクモードは使用不可です。GT3 V2マクラーレンステアリングなら可能のようです。)
ただ、↓この金属製クイックリリースシステム、持っていません。単体では。

QR1 Wheel-Side (ClubSport Quick Release Adapter)
以前はClubSport Quick Release Adapterとして知られていたQR1 Wheel-Sideにより、交換可能なクイックリリースを備えた互換性のあるステアリングホイールをQR1を装備したホイールベースで使用できます。

で、どこにあるかというと、このFormula V2ステアリングについているじゃないですか。
ということで、分解して取り付けようとしてみました。

が、ボルトを緩めるだけではFormula V2ステアリングのクイックリリースは外れる気配がなく断念。

と言う感じです。

でも、おそらくここから力をかけて引き抜くと分解できたんだと思います。

↓参考(組み付ける時の動画)

結局P1ステアリングは誰におすすめ?

もしあなたがPodium DD1/2のユーザーであれば、P1ステアリングを購入する際に一番悩まないといけない点は、元々のプラスチックのクイックリリースだとFFBが制限され、Low torqueモードになる点です。そして、他のプラスチック製クイックリリース製品(WRC、マクラーレン、CSL BMW、CSL ユニバーサルハブ)と違い、金属製クイックリリースを導入したとしても、ハイトルクモードに対応しません。
Low TorqueモードにならないCSL DD/GT DD Proユーザーであっても、プラスチック製クイックリリースのままで最強の8Nmを毎日かけているとプラスチック製QRのクラックや、ガタからくるピン折れのリスクがあります。
元々は6NmのCSL Elite向けにデザインされた商品ではないか?と思いますので(当時8NmのCSWもあったけど)、金属製クイックリリースを導入するまでは、上記リスクを無くすためMax 6Nm程度以下に設定しFFBをかけすぎない方がいいかと思います。

そのため、P1ステアリングは下記のような方に向いているのかと思います。

・通常のCSL DD & GT DD Pro(5Nm/8Nm)のオーナーで、今のトルクに満足されている方。
・CSL Elite/CSWホイールベース保有の方。

・Podium DD1/DD2を買う予定が無い方
↑CSL DDだと5Nmでも8Nmでも金属クイックリリースの有無に関係なく、トルクを絞ることはないそうです。↓こちら参照。

FANATECのCSL DD/GT DD PROを購入した人は何をすべきか|MASK | ブログ
FANATEC CSL DDやGT DD PROを購入したものの、到着して開けてみたらすぐにゲームできない!というパターンがあるので書いておきます。
CSL Steering Wheel P1 V2
CSL Steering Wheel P1 V2は、パフォーマンスに妥協せず最低価格でフル機能を備えるホイールです。 まさにCSL DDの理想的なスターターホイールです。

今回はブラックフライデーと言うことで送料込みで16000円弱で新品を入手できましたが、通常販売価格は素のP1ステアリングが出たとしても、WRCステアリングが25800円、BMWステアリングが18900円ということを考えると、送料込みで18000円ぐらいかと思います。そこに金属クイックリリース12900円を追加すると30900円。

もうちょっと頑張って37900円を出すと、質感が高く、Advanced Paddle Module等を装着できるBMW GT2 V2ステアリングや、Clubsport Steering Wheel RSステアリングを購入できます。

さらに、44500円と結構なお値段しますが、Clubsport Universal Hub V2(画像はXBoxバージョン)を購入し、丸形ステアリングとフォーミュラ型ステアリングを購入。
さらにAdvanced Paddle Moduleを追加し、総額では費用を抑えて高性能ステアリング2本分のセットを手にするという方法も。

ClubSport Universal Hub V2
すべての6 x 70mmまたは3x 50 mmのパターンのホイールリムは、このHubに取り付けることが出来、FANATEC®ホイールベースで使用します。

ちなみに上の、Universal Hub V2ですが、フォーミュラ系のステアリングと比較すると回転する系のボタンが1つしか無いのがデメリット。右下のXBoxマークのボタンが回転とか押し込みとか方向とかを受け付けます。

で、今回購入したP1ステアリングどうするの?

今のところ様子見ですが、私はDD1なので、金属製クイックリリースを購入するか、このP1ステアリングを手放して、BMW GT2 V2ステアリング辺りを購入するか考え中です。が、もうちょっと使ってみます。

結局BMWステアリングを購入し、P1ステアリングは手放してしまいました。
DD1で使用することを考えると、やはり初めから少し頑張ってBMW、RS、Podium Hubを購入するのが正解かと…(;^_^A

おわり

コメント

  1. RS7 より:

    コメ失礼します。
    私もDD1ですが、既にF1タイプは持っているので他の追加ステアリングを検討しており、最近リニューアルされたBMW GT2 V2をと考えている所です。

    ただ、旧BMW GT2はFFBがマクラーレンと比べ鈍くなるとか、薄い等の良くない評判も聞いてたので、新BMW GT2 V2でその辺りが完全に払拭されて良くなってるよ評判も特に聞かないのでどうなのか…良くなっていれば買いだと思いますし。

    それかマクラーレンに行くべきか悩んでいる所です。ただ、ご存知BMW GT2 V2は金属QRが付いてあの金額なのでマクラーレンよりコスパは良いんですよね。

  2. MASKMASK より:

    コメントありがとうございます!

    新BMW GT2は軽くなっているので、FFBについては改善されているのでは?と思っていますが、
    軽くなったと言っても、Formulaステアリングより約400グラム重いようですね。

    あと、「薄い」については盲点でした。
    RS(旧ポルシェ)ステアリングとしっかり比較して考えた方がいいかもしれませんね!